暇で暇で仕方ないし夏やし最高に怖い話集めようや
ワイはこれやな
子どもの頃の話。
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。 母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と 応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。 階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて帰ってきた。
「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。 奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。 僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。 こっちを見ている白い人間の顔だった。
これ以上長いのは読むのダルいしポイーで
見たことないのが見たいやで~
なんや‥‥
みんな怖い話きらいか‥‥
好きやで
すきやで
もっとハラデイ
しゃーない!
ワイがもっと貼ったろ!
ハラデイ
先輩が病院で夜勤中、ナースコールが鳴ったのですぐに出たら
「わたしの心臓うごいてますか?」
と言われた。
驚いて電話横の心電図モニターを見たら止まってた。
その後部屋に確認に行かなくちゃならないんだけどマジ怖かったって言ってた。
喪女板で似たようなの見たゾ
たしか自分の呼び方がちがくて逆さの四つん這いで口をもぐもぐさせてるんだけど声はマッマってやつ
ちょっと
>>10が怖すぎますね‥‥
>>10
あったあったこれやわ
まさか自分の身に起こるとは思わなかった事10
609 :彼氏いない歴774年:2011/09/01(木) 22:25:15.43 ID:/aoQhL1h
幽霊を見た?こと。
予備校から帰ると、一階は真っ暗なのに二階に電気ついてる部屋がある。
母は家族全員帰ってくるまで、リビングの電気は付けて(何年か前だから節電の意識はあまりなかった、すまぬ)二階で洗濯物畳んだりするので、あれと思い階段の辺りからお母さんと呼ぶと、「だあれえ」と返ってきたので、ちょww娘にだあれってあんたwwと思いながら喪子と答えると、「喪子おいでえ」と母が呼ぶ。
私は家では名前ではなく『ちびでぶちゃん』という愛称で呼ばれていたので、?と思っている間にも母はずっと「おいでおいで」と言い続ける。
しょうがねえなwwと階段を登ろうとすると母が部屋から出てきて… と思ったらなんか顔だけ上下逆になってる?
めちゃめちゃでかい四つん這いになったの女の人がすごいにこにこしながらこっちにくる。
びっくりして速攻で家を出て玄関の鍵を閉めて、除き穴から見ると、その高さに女の人が口をもぐもぐしながら顔を真横にしてにこにこしてた。
怖くて自転車でお祖母ちゃんの家に行って、お父さんが迎えにくるまで帰れなかった。
いなかった家族は私を置いてくら寿司行ってた。
>>18
こええええええええええ
やっぱ化けもんの描写が丁寧なのは想像しやすくてチビるわ
坂の上から全裸の御堂筋くんみたいなガキンチョが満面の笑顔で駆け降りてきて家の窓とか叩きまくる話は怖かった
>>11
のやつや有名やけど
漏れにはちょっと変な趣味があった。 その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、 酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、 ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、 坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、 なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ
ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、 ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、 声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。 もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、 ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。 「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。 さらにガクガク震えながら息を潜めていると、 数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。 もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。
>>17
ヒェッ
大学生の時、バイクで日帰り旅みたいなのをしていた時にあった事。
山道をバイクで下っている途中、小さな休憩所があったので立ち寄った。
周りにはたまたま誰もいなかったが、売店には人がいたのでコーヒー買って飲んでたら、30mぐらい先の、ちょっと山の中に入った辺り(徒歩でも充分入れる場所)に、何か動いている小さい影が目に入った。
何だろうと思ったが、結構疲れていて動くのがおっくうだったので、持っていた双眼鏡で見てみた。
そこには金髪のバービー人形?みたいな人形が立っていて、手と首をめちゃくちゃに振り回しながら暴れていた。
棒のような足だけはしっかりと地面に立っていたのが不気味だった。当然すぐに双眼鏡を覗くのを止め、帰り支度を急いだ。
バイクで立ち去る前にちょっと止まって見てみたが、例のバービー人形?は確かにそこにあった。しかし人形は地面に倒れていて、動く気配など当然なかった。
未だにあれは何だったのか、訳が分からない。
ただ、近寄らなくてよかったとは思っている。
>>12
が不気味だけど荒ぶる人形を想像して草
有能イッチ
娘が赤ちゃんだった時、私の祖母が亡くなった。
通夜・葬儀を通して4ヶ月だった娘はぎゃんぎゃん泣いて未だに実家の近所では
「お葬式ですごく泣いてた子」
と呼ばれてる。
幼稚園に上がった頃だったかに帰省したとき、
「おばあちゃんにご挨拶しようね」
と、仏壇の前に座らせた。
ちっちゃな手を合わせて、神妙な様子の娘に私も母も妹も、なんだか和んでニコニコしながら
「おばあちゃん、なんて言ってる? 大きくなったね、って?」
って訊いたら娘が一言、
「出て来られない、って言ってる」
これも有名やな
数年前、ふとある村の事を思い出した。一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、頭がやたら大きい人間?が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、その日行った場所は間違っていなかった。
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なのでこの家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーー」
みんなはってやー
623 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/17(月) 21:24:07 ID:DNbrznEu
「道を教えてください」
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、またふらふらと路地の奥へと消えていった。
810 本当にあった怖い名無し New! 2011/08/17(水) 00:01:36.54 ID:4ELqM2dW0
温泉地に旅行に行ったときのこと。
浴槽に入った瞬間グニャリとした感触を足に感じた。
驚いて足下を見ると、浴槽の床全体に裸の人間がぎっしり詰まっている。
思わず絶叫をあげてしまい、慌てて風呂から飛び出した。
落ち着いてもう一度見直したときにはもうなにもなかった。
裸の人達の体位は仰向けにうつ伏せ、横向きとバラバラで、まるでパズルのようにぴったりと隙間なく浴槽に詰まっていた。
あれ?
みてる人おらんのか?
おるで
>>28
サンキュー
スローペースですまんな
>>29
えてんやでワイこそ貼らんですまんな
>>30
ええで!趣旨変更や!
みんなでこの長い夜を震えながら乗り越えようや!
96 本当にあった怖い名無し 2011/08/02(火) 03:14:26.77 ID:LHNw1xeA0
レンタルビデオ店のAVコーナーに入ったときのことなんだが、、いろいろと作品を物色していると、ふと、棚と棚の間の隙間に目がいった。
わずかな隙間に目が2つ、
|◎|
|◎|
こういう感じでこっちを見ていた
初めはびっくりしたが、観察してみると、俺の動きに合わせて目線を動かしている
ちょっとフェイントかけてみたら、それにもまんまとひっかかる
なんとなく怖いという感じがなくなって、友達に見せようと写メを撮ろうとしたら、
「お前、それはだめだよ」
と耳元で声が聞こえた
瞬時に我に返り、怖くなってAV コーナーを出て、店の出口に向かったのたが、出口の防犯警報にひっかかった
もちろん何も盗んだりはしてなかったが、何度通っても警報が鳴る
店員が俺を確認して、何もないことがわかったのに警報は鳴り続けた
結局そのまま店を出たのだが、かばんをかごに乗せ、チャリンコにまたがったその時、両肩にポン、と手がかかった。後ろを振り向いてもだれもいなかった。
その後もそのビデオ屋を利用してるが、一度だけ同じ目を棚の隙間に見た。
その時は奇妙なことはなかった。目を見たのはそれが最後だ。
しかし、後日俺の友人から、そのビデオ屋で幽霊の目を見た、と興奮気味に聞かされた
あれは幻覚とかじゃなかったんだ、と改めて怖くなった
もうながいのでもええわ!
128 本当にあった怖い名無し sage 2011/07/19(火) 02:21:13.63 ID:GZuqHh6Q0
やっと声がしなくなった…
ちょっと恐怖体験報告に付き合ってくれ。ついさっきの話だ。
ベッドに横になって本読んでたんだよ、俺。
そしたらなんか子供の声すんのよ、外から。小学生くらいの甲高い声がアハハ、アハハって。
なんだようっせーなーって思って時計見たらもう日付変わってるのな。
…子どもが外で遊んでるわけない。俺が硬直している間も、壁一枚隔てた向こうで子供の声がしてるわけよ。楽しそうに。3人~5人?位の子供が走り廻っては、ときどき窓の下辺りで立ち止まって
「ハハ、アハハ」「ハハハ」「やっちゃう?やっちゃう?」「ハハハハ」
って繰り返してんの。
俺も必死で落ち着こうとしてさ、きっと何処かの馬鹿親達が深夜にガキを外に出して遊ばせてるに違いない、非常識な!って思い込もうとしてたんだけど
「〇〇××!」
俺の名前呼びやがった。
129 本当にあった怖い名無し sage 2011/07/19(火) 02:22:54.17 ID:GZuqHh6Q0
ありえないんだよ。親元離れて一人暮らしでこっちには知り合いもいないし、そもそも表に表札すら出してないのに。その辺のガキが俺の名前なんて知ってる筈がない。
そうして声も出せずにじっとしてたら余計なことに気付いちまった。さっきからあっちこっち移動してるのに、足音が全然してねえ。声どころか、ハー、ハー、って息遣いまで聞こえてんのに足音だけ全然してねえの。
もう勘弁してくれって感じで必死で息を殺して、声がしなくなるまでずっと耐えてた。今はもうなんにも聞こえないし、何かが動いている気配もない。
得体の知れないものに名前を呼ばれるって、気持ち悪いどころの話じゃねーな。全身から変な汗でた。
俺の体験は以上です。付き合ってくれてありがとう。もう今日は眠れそうにないから朝までずっと巡回してるわ。
>>34
こわE
有名どころバンバンいくで
私がまだ4~5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。 まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
或る日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、湯船の中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、湯船の横から階段状になりドアが付いているんですね(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行った。 ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。 ワクワクして覗きました。・・・・・向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、ツマらない。いったん顔をあげました。 何を思ったかもう一度鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました
おわースゴい。夢中になって覗いていました。
ドアの向こうの気配、それとも何かが知らせてくれたのか 突然、私は目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように乱舞していました。・・・・・・
私は息を呑みそこを離れ、コワくて母親にさえ話すことが出来ませんでした。
昨年の夏、野郎3人で「出る」と言われている山奥の廃墟に行きました。
現場に着いたのは、午前12時過ぎだったと思います。当時、雨が降ってたのでジト~っとしたイヤな雰囲気だったのですが、廃墟自体はそんなに大きくなく、奇妙な体験もなく、何となく尻切れトンボな状態で探索は終わりました。
ただ気になったのは、俺の右となりにいた友達が、探索中にずっとガムを「クチャクチャクチャクチャ」噛んでて、それが不快だった事です。
鼻息も荒かったように感じられました。いざ帰ろうとした時、俺はその友達に「お前さぁ、普段から食事するときもマナー悪いよな。さっきもガムをさぁ、クチャクチャうるせーんだよな」と苦笑混じりに注意したのですが、友達はビックリした顔つきでこう言いました。
「・・・ガムなんて噛んでないけど」
その時、後方の廃墟から、あの食べ物を咀嚼する様な音が聞こえてきたのです。
「クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ」
俺らは速攻車に戻り、逃げ帰りました。その廃墟は、あくまでも噂なのですが、狂った父親が一家全員を惨殺し、その死肉を燻製(くんせい)にして1年ほど暮らしていた家だそうです。
>>37
これ初めて見た
みんな読めてるか?
一旦ペースおとした方がええやろか
ワイはこのままでええと思うで あとイッチ今さげなっとらんか?
>>39
サンキュー
このまま続けるで!多分大丈夫や!
あんまり怖くないけどワイも貼ったろ!
俺が昔住んでた家は、線路がすぐ近くにある場所だった。 なので、電車が通り過ぎる音がうるさくてしょうがない。 その日は、昼間ずっと遊んでいて疲れてたので夜の10時くらいには寝てしまっていた。
うつらうつらしてると電車の通り過ぎる音がした。
「ガタンゴトン。ガタンゴトン。」
ああ電車が通ったんだなと、いつもの様に、特に意識もせずにいた。 10年以上この線路沿いの家に住んでると、騒音にも慣れてくるものだ。
「ガタンゴトン。ガガゴゴトントン。ガタンゴトン。」
普段は聞き慣れているのだが、この時はなんか変だなと思った。
目が完全に覚めた俺は、この電車の音がやけに長い事に気がついた。 とっくに聞こえなくなってもよいはずの音。だんだん怖くなってきた。
すると、音は人の声の様になって、
「グオォ!!ウオォ!!グアァ!!ウアァ!!」
と叫び声のように変わっていったのだ。
部屋の窓のすぐ向こう側から聞こえてくるので、逃げるように部屋から出た。 それからしばらくは、電車が通り過ぎる度、怖くてしょうがなかった。
寝る時は、なるべく耳栓をしていた。しかしあの時の男の叫び声は、今も頭から離れないでいる。
>>41
充分怖いやんけ!
妖怪を扱ったテレビ番組で出演者が語った話。都市伝くさいが。
ある男が酒をのんで熟睡している。ふと顔に何かかかるので寝ぼけながら払いのけた。しばらくするとまた顔に、かかる・・・・。払いのける。
数回繰り返しているうちに、
・・・・髪の毛だ。・・・・・・・・・・・・・・・長い。
醒めつつある頭で、昨夜を思い出すが女と一緒に寝た記憶はない。それとも酒の勢いで?
暗がりの中、相変わらず顔にかかる髪の毛を握って、つっと引っ張ってみる。
手の感触から髪の毛の主は「・・・・自分の横に寝ていない」。
「髪の毛が、天井から垂れ下がってる・・・・・?」
男は暖簾のような髪の毛を払い、起き上がって部屋の電気をつけた。・・・・・・・異常にながい髪の毛が天井から垂れ下がっていた。髪の毛をたどっていくと、ちょうど水面から鼻下あたりまで顔を出すように
天井から、まっすぐ凝視した女の顔がさかさまに出ていた。瞬きもなく・・・。
何なのかわからず男はみつめていた。ふと髪の毛を引っ張ってみる。確かな手ごたえが返ってきた。
わけわからないまま、部屋をでて隣の友人を呼びにいく途中でひざが震え出した。
が、二人して返ってくるとそこにはもう何もなかったのである・・・。
こんな話でした。
これはキモいで~
オススメや
生後数ヶ月の赤ちゃんを1人で養う母親。赤ちゃんが眠りについたので赤ちゃんを 家において買い物に出かけた際に交通 事故で死んでしまった。
身元不明のため連絡が取れず 無縁仏とされてしまい、赤ちゃんは部屋に1人取り残されてしまったが、身寄りがいないため 誰にも気づかれずそのままにされてしまった。
数週間後、家賃が滞納されているので大家さんが部屋を訪ねるが返事が無く、他の住人に 聞いてみると、ここ最近姿を見ないということなので、「こりゃ夜逃げされたな。」と考え合鍵を使って部屋に入ってみると部屋の中はしめきっていて薄暗い。
明かりをつけようとしたが、電気も止められているらしく明かりがつかず、薄暗い部屋の中を見まわしてみると、部屋の中は、生活感そのままの感じで家具とかがのこっていて、部屋の真ん中にキューピー人形が置き去りに されていたのを、「よほど慌てて逃げたんだな」と拾い上げると黒いキューピー人形はバラバラと 崩れ去り、無数のゴキブリが散り散りに逃げて行き、手の中に残ったのは赤ちゃんの骨であった。
多分幼稚園の頃だと思う、NHK教育TVでなんか人形とおじさんが出てくる番組を見ていた。
おじさんが「どう?わかったかな?」と言ったのでTVの前で「わかんない」とつぶやいた。
するとおじさんが「そうか、わかんないか・・・」と言ってこっちを見つめたまま動かなくなった、
30秒くらい目を合わせた後怖くなって台所にいる母親のところにいった、怖くて説明できずにエプロンにしがみついて震えていたのを覚えている。
勉強もできず、人とのコミュニケーションも下手。こんな僕は、誰にも必要とされていないんだろう。家では父のサンドバッグ。暴力はエスカレートしていく。とても悲しかった。
「逃げられると思ったのか」
家出をしても、すぐに見つかった。いつもの倍殴られた。とろい僕が悪いんだ。妊娠している母は、姉と楽しそうに話しながら夕食を作っていた。
こんな辛い生活も、今日で最後だ。意識が徐々に薄くなっていく。こうすることを、望んでいたんだろう。みんなが、僕が…ああ、死んでやるさ。お望みどおりな!
数ヵ月後
「元気な男の子です!」
おじさんっぽい声がそう言った。僕は悲しくもないのに、大声で泣いている。ゆっくり目を開けると、男と女が僕を見つめていた。
どこか懐かしい人達。
男は優しい声で言った。
「逃げられると思ったのか」
>>53
ケニーかな?
>>53
ヒエッ
友人と怪談話してて、その友人が知人から
「日暮里駅の改札出て右手にいくとある階段を登るときに23段目あたりで振り返って見たら面白いものが見える」
って聞いたって話がでて、その後罰ゲームで夜の2時前に俺一人で原付で日暮里駅に行ってきました(この前の土曜日)
その階段に着いたら左手にはコンビニとかあるし全然怖くないわけ。
なんだつまんねーのって思いながらスタスタと23段目まで登ろうとしたら10段目あたりで背中からすごい寒気を感じてきて鳥肌が一気にきた。
我慢しながら23段目まで登って、振り返ろうとしたんだけどなんかわからんけどすげー怖くて振り返られない。
罰ゲームの証拠の写真とるためにデジカメの電源入れてから、満を持して振り返った。
そしたら下から5段目くらいのあたりに黒い塊があって、ん?と思っている間にどんどんその黒いのが鮮明になってきて、よく見ると黒髪の女の子が体育座りで階段に座ってて、俺の方を振り返った、と思ったら立ち上がって俺の方へ階段を登ってきた。
俺は全く身動きができずにいて、俺の手前2mくらいまで女の子は来たんだ
けど顔だけがすごいぼやけてよくわからんけど、口だけが笑みを浮かべた感じで何かを言っているような気がする。
俺は幽霊なんて信じてないし、これが幽霊かと感動すら感じているものの、やっぱり恐怖で身動きができなかった。
そのとき、背後から「帰れ、帰れ」って声がして階段の上を振り返るとおばさんがいて「帰らんといけんよ」って言われて、そのとき背後の女の子がふわっと消えたような気がして、俺は「うぉぉー」って軽く叫びながらおばさんのとこまで走って登って、おばさんのとこで振り返るとやっぱり女の子はいなかった。
おばさんに「あれは何ですか?」って聞くと「知らんでええからはよ帰り」って言われて、無人の階段をデジカメに撮って友人のところに帰った。
で、友人にこの話をしたけど全く信じてもらえなくて、かなり哀しい。
この世に幽霊なる存在を全否定してきたけど、今回ので一気に肯定派になりました。
来週あたり友人に一人で行かせる予定ですが、誰か日暮里の階段に関する情報を知っていますか?
こっから伊集院シリーズいくで
夏休みにプールに忍び込んで遊んでいた伊集院の友人達が失踪した化学教師を見つけて話しかけるが様子がおかしい。教師はいつも着ていた白衣姿でブツブツ何か言っていた。
新学期になりプールの件を自分たちから謝りに行くがてっきり復帰してるのかと思った化学教師はまだ失踪したままだった。
他の先生に怒られていると一人が窓の外を見て「白衣が…」と言う
その視線を追って見ると窓の外の木の枝に白衣を着た化学教師の白骨化した死体がぶら下がっていた。
化学教師は陰湿な性格の嫌われ者でノイローゼになり屋上から飛び降り自殺をいていたらしい…
とある夫婦が、安い値段で一軒家を買った。
駅から近く、なかなか広いのでなにひとつ不満はなかった。
しかしひとつだけ不思議な点があった。
それはなぜかいつも廊下に赤いクレヨンが転がっているのだ。
妻が何度拾っても。最初はさほど変に思わず片付けていたが、次の日も、その次の日も転がっている。しかも廊下の決まった場所に。夫婦に子どもはいない。
さすがに気味が悪くなった夫婦はこの家を売った不動産屋に相談した。すると不動産屋は重い表情で家の間取り図を取り出してきた。間取り図をよく見るとあきらかにおかしいところがあった。
部屋がひとつ多いのだ。しかもいつもクレヨンが転がっている廊下に。
夫婦はどういうことかと問い詰めた。すると不動産屋は重い口を開いた。
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/19(日) 07:48:23.70 ID:1PHjvHc00
不動産屋の話はこうだ。
ーあの家には以前男の子と両親の3人家族が住んでいた。男の子は両親にひどい虐待を受けていてろくに食事も与えられず部屋に閉じ込められていた。やがて男の子は餓死し、両親はすぐに引っ越していった。
その後家はきれいに片付けられ新しい住人が引っ越してきたが『あの部屋に入ると気分が悪くなる』と言ってまたすぐに出て行ってしまった。
次にやってきた住人も同じように。しかたなく不動産屋はその部屋を壁でふさぐようにリフォームした。そしてやってきた新しい住人があなたたちなのだ、と。
「じゃあクレヨンもその部屋が原因なのかも」
夫婦は不動産屋とともに真相を解明すべく閉ざされた壁を壊すことにした。壁を掘っていくとたしかに空間があった。
その部屋は廃墟のような異様な雰囲気が漂っている。
夫婦は中に入り周りを見渡した。
その瞬間ふたりは言葉を失った。
壁一面に赤いクレヨンで文字が書かれていたのだ。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
>>58
今のところです1番こわい
人に話すと、笑ってしまう人も多いんですが。姉の友人の体験らしいんですが、自分はすげー気味悪かったので。
姉の友人のMさん(男)が大学に入学し、上京して独り暮らしを始めたときの話です。
引越しもうまくいき、大学生活も慣れてきたある日のこと、Mさんがバイトを終え家に着くと、電話が鳴ったらしいんです。
Mさん「はい、もしもし?」
電話の相手『・・・・・・』
Mさん(なんだよ、、無言電話かよ)
Mさんはウンザリして、受話器を置きました。が、なんど受話器を置いても、しつこく電話がかかってくるそうです。
次の日からも毎日、家に着くと必ず無言電話がかかってきて来るようになったとか。
流行のストーカーか?なんて考えたらしいですが、心当たりもないし、人違いの可能性もある。警察に相談するのもなんだし・・・。
そしてある日、Mさんは相手が誰なのか確かめようと思ったそうです。
長いから分けたで
トゥルルルル!ガチャ!
Mさん「はい、もしもし?」
電話の相手『・・・・・・』
Mさん「またあんたか。なぁ人違いじゃないのか?」
電話の相手『・;・・・・』
Mさん「俺はMって者だけど」
電話の相手『・・・・・・』
Mさん「なんとかいったらどうなんだよ!!」
電話の相手『・・・フゴッ!』
Mさん「!!!!」
Mさんは仰天したらしいです。
相手が突然ブタッ鼻を鳴らしたんです。人が豚の鳴き声を真似するときにやる、アレです。
それから、今まで何にもしゃべらなかった相手が、突然ブタッ鼻を鳴らし始めました。どうやら喋る事は絶対しないようなので、Mさんは一つ提案をしました。
Mさん「よし、じゃあ俺がこれから質問をしていくから、それに対してYESなら一回。NOなら二回鳴け。いいな?」
電話の相手『・・・フゴッ!(YES)』
Mさん「お前は男か?」
電話の相手『・・・フゴッ!フゴッ!(NO)』
Mさん「女か・・・。まだ若いのか?」
豚女『・・・フゴッ!(YES)』
Mさん「いままでずっと電話をかけてきたのはお前だな?」
豚女『・・・フゴッ!(YES)』
こんなふうにしてMさんは、この豚女の正体を暴く為、少しずつ情報を聞き出していきました。
Mさん「・・・ふう・・・じゃこれで最後の質問だ。いいな?」
豚女『・・・フゴッ!(YES)』
Mさん「おまえさあ・・・なんか俺に恨みでもあんの??」
豚女『フゴォォォォォォォォォォォッッッッツ!!!!!!』
ガチャン・・・・・・
はっきりと、一回だったそうです。
ある所にレイミという少女がいた。
彼女の両親は共働きだったので、あまり一緒にいることができなかった。そこで両親はレイミが寂しくないように、また番犬となるように大きな犬を飼うことにした。
レイミは犬にアーノルドという名前をつけ、とても仲良しになった。
アーノルドはタフで優しい犬だった。この前はしつこいセールスを吠えて追っ払ってくれたし、彼女が寂しがっている時は優しく手をなめてくれた。彼女はアーノルドがいれば安心だった。
ある日の両親が外出していない夜、レイミは水のしたたる音で目が覚めた。
起き上がってキッチンまで行き、水道の蛇口をギュッと閉めた。暗くて怖かったのでベッドに戻ると、彼女は手を下に垂らした。
そうするといつもベッドの下にいるアーノルドがぺろぺろとなめてくれるからだ。その時も手をなめてくれたので、安心してまた眠りについた。
翌朝、レイミが目覚めるとアーノルドがいなかった。
しかもまた水が滴る音が聞こえてくる。おかしいなと思いながら音が聞こえるキッチンへ向かった
そこにはアーノルドの首が置いてあり、赤い液体がぴちょん、ぴちょんと滴っていた。
そして床には赤い文字で、こう書かれていた。
“Humans can lick too.”(人間だってなめるんだぜ)
>>65
イッヌ‥‥
>>65
これどういうこと?
>>65
ジョジョやんけ
伊集院がホームレスしてるときに、昔の仕事を聞くたびに違うこと答えるヲサーンてのがいたな。
その上、職業に関するデータもかなり詳細で正確で例えば昔、巨人の二軍いたて答えれば、そのときの同僚の選手とか成績とか試合に出た日付と場所とかちゃんと答えるていうヲサーンだった。
でも、その話のヲチが「何で辞めたんですか?」って訊くと毎回、「子供が死んで何に対してもやる気が起きなくなった。」て答えだった。
後輩芸人のために安い物件を探していたら、友人の不動産屋からある家を紹介された。
一戸建てで、なんと家賃は言い値でいいという。
不動産屋曰く、「とりあえず住めたという実績が欲しいので1年住んでくれ」との事。(死んだ住人がいた物件は、次の住人にその事実を話さなければいけない義務がある)もちろんただの家なわけがない。
格安価格の理由を聞いたら、地下にある倉庫が、入り口までコンクリートで埋まってるラスィ…
コンクリで埋められている理由を不動産屋に聞いても、「友達だから教えられない」と言われたそうな。
アメリカのあるバイパス道路で、深夜に大型トラック同士の正面衝突事故がおきた。
運転席は双方大破で、ドライバーは2人ともほぼ即死。事故検分が一通り終わって、あとはこの残骸を処分することになった。
が、いかんせん大型車両のため、処理の手間や金銭的な問題から、とりあえず積荷だけを先に降ろした。路肩に大きな残骸を残して、後日、業者による撤去作業を待つのみとなった。
その後、近隣の住民から、事故発生現場から異臭がするという苦情が届けられた。
ガソリンやオイルなどではなく、生臭い不快感を与えるものだという。積荷は降ろしたことだし、これが原因ではなさそうだ。
こうして、残骸を撤去する作業が大急ぎで始められた。一番手間を要したのは、ぺしゃんこになった運転席を引き離すことだった。
どうにか引き離すと、2台のトラックの衝突部分から、どちらのトラックの部品とは思えない大きな鉄のスクラップがこぼれてきた。
よくよく調べると、それは黄色いフォルクスワーゲンで、これも完璧にぺしゃんこになっていた。家族4人を載せたままで。異臭の元は、気付かずに遺体を放置したこのビートルから・・・
この事故は大型トラック2台の衝突事故ではなく、トラック×フォルクスワーゲン×トラックの、3台玉突き衝突事故だったというわけ。
ある朝、女子大生の裕子は、ラジカセの留守録をセットした。夕刻、FMで放送される音楽番組を録っておこうと思ったのだ。
その夜、アパートに帰った裕子は、カセットテープを巻き戻し、再生ボタンを押した。ところが肝心の番組が録れていない。
原因はすぐに解った。ファンクションスイッチを「外部録音」にしたまま、タイマーをセットしていたのだ。お蔭でラジカセは、誰もいない部屋の音をずっと録音し続けていたのである。
がっかりしてスイッチを切ろうとした時、裕子はスピーカーから僅かに聞こえる声に気づいた。「何かしら?」不思議に思いながら聞いてみると、どうやら声は二つ。どちらも小声ではあるが、幼い少女のようだ。
「もっときれいにすればいいのにね」「本当よね、きれいにすればいいのにね」
裕子は最初、それが何のことか解らなかった。会話はなおも続いた。
「このままじゃ嫌よね」「もっときれいにすればいいのにね」「本当よね」
裕子は自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。
ゆっくりと、背後を振り返る。
部屋の隅の大きな洋服箪笥の上に、数年前友達から貰った二体の少女人形がある。長い間そのままにしていた二体は埃にまみれ、煤けた顔で、裕子を見つめるように座っていたのだ。 。
「俺が経験したことなんだけど」みたいな実話テイストより作り話風な方がぞっとすることが多い気がする
>>74
言えてるで
何より重要なのはエンターテイメント性や 創作実話は冠詞でしかないで
砂浜でキス釣りをしていると、目当ての魚ではないクサフグが沢山釣れてしまい、釣れたクサフグはそのまま浜に投げ捨てていた。
すると、犬の散歩で通りかかったおじさんが「もったいねえな、フグは旨いんだぞ」と、釣具の中にあったナイフを取り出してフグをさばき始めた。
切り身になったフグを「食え」と差し出してくるので、首を横に振ると「なんだよ、食わねぇのかよ」と、そのままフグの切り身を浜に捨てた。
おじさんの連れていた犬が、捨てられた切り身に近付き、匂いを嗅ごうとすると、おじさんは、犬に「こら!そんなもん食べたら死ぬだろ!」と怒り、縄を引っ張って去っていった。
伊集院シリーズはここでおわりや
コピペ貼っとるだけやがちょっと疲れたでーまだ需要はあるやろか?
あるンゴ
しゃーない
まだまだ貼るで!
>>80
サンキューイッチ
うちの親父が釣り好きで、俺も昔はよく一緒に付いて回ってた。 その中でも特に渓流釣りが好きで、解禁日にもなると二人でよく釣りに行ってたんだ。
俺がまだ小学生の時。
その年は新しい穴場を見つけようとして、普段は行かないような山奥まで進んでいった。
つっても有名な川なので、同じように考えてる釣り人はたくさんいる。奥に進む途中にも、川のそばでテントを張ってる人なんかも居たりした。
渓流釣りってのは結構危険なもので、事故や遭難はもちろん、クマみたいな野生動物にも注意しなければならない。 俺と父親も、ラジオとクマ避けの鈴をもち、定期的に爆竹を鳴らすなどの細心の注意をはらってきた。
その日に見つけた釣り場は最高で、あっという間に魚入れが満杯になった。
二人して満足げに下山したその時、異変に気付いた。 来る途中に見かけたテント。 その付近が異常に獣臭いのだ。
テントの外には、食べ物の容器や衣服などが散乱している。 子供の俺でも、すぐにクマの仕業だとわかった。
もしかしてまだ近くにいるんじゃ…
そう考えると震えが止まらなくなった。 父親は、何も言わずに黙々と歩き続けている。 来る時に見かけたテントの住人は無事なのだろうか。 もしかして、もう死んでいるのでは?
そんな俺の心を見透かしたように、父親が言った。
「絶対に近づくなよ。落ちている物にも触るな。クマが取り返しにくるぞ」と。
それから車に戻るまでの道のりは、生きた気がしなかった。 これまでの人生の中で、あの時ほど死を意識したことはない。 その後のニュースで、テントの持ち主はやっぱり死んでいた事がわかった。
3年くらい前の夏、ツーリングで岐阜の山の中走ってた時の話。
それまで晴れてたんだけど急にポツポツ降りだして来て、たまたま休憩所というか駐車場みたいな場所があったから休憩がてらに寄った。
そこは駐車場とトイレと、休憩所みたいな木製の屋根とテーブルとベンチがある場所があった。
トイレで用を足していたら雨が凄くなってきて雷も鳴り出して、いつ雨が止むかわからないし、レインコートを着て様子を見ようと思った。
着替えるのにテーブルの上に荷物を置いてごそごそレインコート取り出して、ふと見るとベンチに老夫婦が座ってた。
今までいなかったのにいつ来たんだ?と思いながらも雷雨がいつ止むのかのほうが俺には重要だった。
着替えて5分くらい空を見てたんだけど、老夫婦はその間無言。
居心地が悪いし俺のほうから挨拶がてら「急に降り出しましたねー」と声をかけた。
老夫婦は俺の言葉に顔を見合わせてから、爺さんのほうが「ずっと降ってるよ」と答えた。
今降り始めたばかりなのに何言ってんだろ、と思ったけど顔合わせないように空を見ながら「バイクだし早く止んでくれないと帰れないんですよー」と返した。
すると爺さんは2秒くらい間をあけて「そうだね、可哀想に帰れないね」とか言った。
そこでアレ?と思って老夫婦のほうを見たら居ない。辺りを見回しても居ない。
あ、これヤバイ奴かも・・・と思って立ち去ろうとしたら遠くで怒鳴り声が聞こえた気がした。
そこでプツっと意識がなくなったんだけど、ハッと目が覚めたら30代くらいのお兄さんが俺の肩を揺らして「大丈夫か?大丈夫か?」ってやってた。
聞いたらそのお兄さんがトイレから出てきたら俺が柵を乗り超えて崖の下にダイブしそうになってた所を慌ててとめてくれたらしい。
時間からして気を失ってたのは2分くらい。あれだけ降ってた雨もやんでた。というか、お兄さんが言うには雨なんか降ってないらしい。
でも俺はレインコートを着てて、道路とかは確かに雨の痕跡はないんだけど、レインコートだけはびっしょり濡れてたんだよね・・・。
これ、俺が本当に体験した話なんですけど。 もう5年位前に、高校に通う通学路でいきなり知らないおっさんに声をかけられたのね。
おっさん「君、この道でよく見かけるけどこの道のマンホールの数、数えたことある?」
俺「いや、ないです。」
おっさん「ああ・・・よかった・・・」
それだけの話なんだけど・・・ なんだったんだろ?
せっかくなんで、もうひとつ俺の体験談を。
公園で拾った写真なんだけど、どこにでもある普通のお墓が写ってたのね。 で、裏を見るとマジックで
「このお墓の名前を覚えないでください」
って書いてあったの
>>85
モヤっとが残る系やね
実際体験したらこういうのが一番怖いんやろなと思うわ
中学校3年生の頃にクラスの何人かが夏だからこっくりさんやろう、みたいな軽い感じで 企画を提案していて、部活ももう引退の時期だったから自分を含む何人かが集まることが出来た
その日の放課後に教室でわいわいやりはじめるとやっぱり誰か指に力を入れていて
「お前力いれたろー」位の感じで窘めようとしたら加わっていた女子の一人がやけに怒り始めて 少し引いた。普段はよく笑う感じの普通の女子なんだけど誰かが指に力を入れた途端 「変なことしたら呪われる!」みたいな感じのことを凄い剣幕で怒鳴り始めて周りの奴らも 「あぁそういう系だったのか」って気づき始めて場が白けるというかもう一度やろうとはならなくて お開きになった
次の日教室のこっくりさんをやった机の上に人の歯が置いてあった。前歯から奥歯までの 上顎から下顎の分まで綺麗に多分全部順番通りに並んでいたと思う。クラスで2番目に発見したんだけど 最初に見た女子は泡吹いて倒れてた。こう歯茎ごと付いているっているかかなりグロテスクだったから 仕方ないと思う。
学校中で異様な程騒がれて犯人は誰だってなったけど犯人はおろか 歯の抜けた人も学校にいなかった。
ワイが1番ぞっとした話、有名かもしれんけど
一人暮らしをしている大学生の男がいた。男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた。流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は
「じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃない?。」
と具体的な解決策を提示してくれた。これは良い案だ!と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある。
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」
と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。しかし夕方になると、ガチャガチャという音とともに知らない女が手に包丁のようなものを持って部屋に入ってきた。
「…!!!!!!」
驚いた男はすぐに友人に電話をかけた。
「やばい!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」
と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってる…」「今度は服の匂い嗅いでる…気持ちわりぃ!!」
今までこの女は何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだったが
「これで警察も動いてくれるなぁ」
と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない…。」
などと友人と喋っていると、ドアが開く音がしてまた誰かが部屋に入ってきた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。
>>88
恐怖心理学入門はみたか? それの実写版みたいなもんやちびるで
693: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/07/26(木) 14:19
うちの母親っていわゆる霊感の強い人だったんだけど、 数年前にアルツハイマー病にかかってしまって。 現在では妄想も入るらしく、ふつうの会話もおぼつかない。
で、昨夜のこと。
俺、この掲示板見てたら、別室で寝てたはずの母親が突然部屋に入って来て、
「お兄ちゃん(俺のこと)それ、やめて。」って言う。
「何?どうしたの?」
「お願いだからそれ切って。」
「(ああ、パソコンか)何で?」
「お兄ちゃんがそれ見てるから、さっきからたくさん人が入って来て、家の中うろうろしてる。」
妄想が言わせた言葉かもしれんが、かなり冷えたなあ。
思わず強制終了しちゃったよ。
>>89
怖いな
妄言とも言いがたいもんな
>>89
意味わからん
ヤバいさっきのこと思い出して震えが止まらない
聞いてくれよ
昨日から配信されたポケモンGOっていうアプリあるだろ?
位置情報をもとにARのポケモンが出てきてそれをカメラ通して捕まえるってやつ
歩きスマホの問題だなんだ世間で謳われてるけどさ 俺もさっきの深夜3時~4時くらいに外出て楽しんでたのよ、歩きスマホの状態で
で、まあまあレアだとか言われてるストライク見つけて捕まえようとカメラ内で格闘してたんだけど…
やってる時に青白い子供の顔がカメラの下からニュッと出てきた
めっちゃ不気味な笑顔なのよ、しかも目なんだけど白目部分が無くて真っ黒でさ
うああってなった俺は周りも気にせず一目散にひたすらダッシュ 家に逃げ帰って布団の中でガタガタ震えてて今に至る。
ポケモンなんて知ったこっちゃねえ お前らポケモンGOはやろうがやらまいが構わんけど歩きスマホに没頭しないよう気をつけろ。安全かどうとかしゃなくて周りが見えてない時ほど怖いものは無いからさ
後は短くてぞくっとできるのなんかSCPぐらいしか知らね
蟹風呂は貼られたか?
>>94
SCPええよな!なかでも時計仕掛けのウイルスはおもしろい
>>94
蟹風呂はりたかったんやけどいかんせん長くてな‥‥数多あるネット階段のなかでも最高峰に位置付けられる名作やな
>>98
蟹風呂ってどんなんや?初めて聞いたンゴ
>>99
しゃーないはったる!
>>100
サンガツ
言ったけど長いから分割や
まあ聞いてくれ。
俺は霊感とかそういうのは持ち合わせちゃいない。だけど恐怖と言う意味では、幽霊なんぞよりもよっぽど恐ろしいモンがある。
昔、小さい印刷会社みたいなとこで働いてた。ホントに酷い会社で、筋モンの作る偽物の株券とか、政治団体の中傷ビラとか、法律にひっかかる様なことをフツーにしてた。
でも悪い事ばっかじゃないのもあった。小学生の女の子が親と一緒に来た。猫を探すために持って来た手書きで書いた紙。コレをたくさん印刷して欲しいって。
ぶっちゃけ個人の依頼なんざ受けてないし、「コンビニでコピーした方がよっぽど安上がりだ」とわざわざ上司が教えてあげてたんだが、「貯めたお年玉全部出すから」ってきかねえんだよ、そのがきんちょ。馬鹿だよな、こんな怪しい会社に要りもしないビラ代取られるのなんて。
でも、多分、あんときは皆一丸となったね。この子を助けてあげようっていう何だか分からん義務感。色々手直しして、それは立派なビラを大量に刷ってやった。猫の写真とか借りて、手書きじゃなくてカラーに写真入印刷した。
で、納入日。
上司がその親子に頭下げんだよ。ビビッタね。
モンモンにも絶対に引かない鬼みたいな上司だったから。最初、何で頭下げんのか、馬鹿な俺は分かんなかった。でも他のみんなは気付いてたと思う。
「誠に申し訳ありません。プロとしてやってはいけないことをしてしまいました。原本を無くしてしまいました」
だとさ。
何言ってんだこの人、とか思ったよ。でもその後に出た言葉が痺れたね。
「お詫びと言っては何ですが、代わりを用意しました。もちろん御代は結構です。契約不履行ですのでペナルティーとしてビラの配布も手伝います」
もちろん無くしてなんかないし、むしろ、作業室の壁際にずっと貼ってあった。コイツなら掘られてもいいやってマジ思ったね。ま、そん時仕事なくて、ヒマしてたってのも大きいんだがな。
ん? 猫ちゃん見つかったよ。
ちょっと離れたところにあるアパートで婆さんに餌付けされてた。ビラのおかげか、婆さんが連絡くれたんだってよ。
まあ、そんな感じの倒産寸前のアホだらけの会社だったんだよ。ゴメンな話逸れちまった。
そんで、こっからが怖い話なんだわ。前置きなげーよな。まあ男は長持ちする方がいいって言うだろ。カンベン。
思ったけどこっからでもよかったかな蟹風呂の続きやで
当時、あるチンピラがどっかの事務所の金ちょろまかしたらしいんだよ。まあ良くある話。
んで、風俗とかサウナとか焼肉屋とかラブホとかあっち系列の店に配るためのビラの仕事が来たんだわ。大概は探偵とかそういうので探して見つけ出して、かっちり追い込みかけておしまい。
でも今回は人海戦術ってやつでいくらしいんだとさ。なんでも下の奴らの忠誠度を試したいんだってよ。
ウチの会社が儲かるから事情はどうでもいいんだけどな。最悪なのは俺とソイツがスロ仲間だったこと。連絡先も家も知ってたんだよ。写真見せてもらった時、ヤバイって思ったね。マジで悪魔と天使が頭の中でケンカしたよ。
俺が一言言えばこの話はそれで終わりだ
住所と電話番号いま言えばすぐ終わる多分ボーナス出るぞ、って悪魔が言うんだよ。
いやまてそれでもお前は男か短い付き合いでも仲間は仲間だろ
台譲ってもらったりメシおごってもらったりしただろ、って天使が反論。
グダグダ頭の中で考えてる内にもう受注してたよ。後悔ってよりも、しーらねとかそれぐらいにしか考えてなかった。
でもまあ仲間ってのは嘘じゃないって後で証明されたんだよ。俺が仲間だと思ってるってことは向こうもそう思ってたってことだ、残念ながらな
次の次の日くらいかな。夜中にそいつが俺んち来たんだわ。ピンポンピンポンほんとうるさくて、苛立ちながらドア開けたら、そこにゴリラみたいないかついアイツがいやがった。ああ、もうこの際こいつゴリラな。
で、ゴリラが事情を説明するんだけど、もうこっちは帰って欲しい気持ちで一杯。大体俺、ゴリラ語わかんねーし。まあ冗談は置いといて、事情勝手に話すんだよ。ウチに上がりこんで。
すっげーありきたりな理由。借金だって。
病弱な妹がいるとか、潰れそうな施設に寄付するために必要ってんなら俺も同情したよ。
だけど、そいつは女がらみだった。
身の程知らずにも高級クラブのおねえちゃんに金貢ぎ続けて、借金しまくったんだとさ。今更、その女に騙されたとかウホウホ言っても意味ないし。
それより早く出て行って欲しいって気持ちがデカかった。俺がマークされてるとは思えないが、万が一ってことがある。
溺れるものは藁をも掴むって格言、誰が考えたんだろうな。ゴリラは俺を渾身の力でガッシリ掴みやがった。もしここから追い出してオレが捕まったら共犯者としてお前の名前出す、って脅し始めた。マジどうすりゃいいんだよ。
今になって思い出すと、さっさと筋モンに引き渡せば良かったと思うし、それが出来ないなら誰かに、例えば上司とかに相談すれば良かったって思う。
でも俺はそいつをかくまっちまったんだ。おかげで足の小指を無くしちまうんだが、それは後で話す。
それから数日間は精神的にきつかった。昼は仕事でゴリラの顔を刷る。筋モンが新しい情報をいれろってんで、次々に新しいビラを作るんだよ。疲れてアパートに帰ったらゴリラがいる。
もう俺の生活ゴリラだらけ。ここはどこの動物園だっての。
最初の内は畜生でも罪悪感があったのかゴリラは大人しかった。だけど部屋にこもるのが飽きたのか、色々注文つけるようになった。やれコーラが飲みたいとか、雑誌買って来いとか、ラーメン食いたいとか。
早く出てって欲しかった。
まあ流れ的に分かると思うけど、ゴリラは背中に絵が描いてある怖い飼育員たちに捕獲されたんだわ。
>>109
コピペなのかリアルタイム投稿なのか知らんが文章が独特すぎて分からん 主人公が仲間売ってやーさんが主人公脅したってことか
>>110
全部コピペやで
まぁ我慢して最後まで読んでみてや
ある日、部屋に帰ったんだよ。玄関開けた瞬間に、いきなり部屋の中に引きづりこまれたんだ。ガチャッグワッって感じ。
わけも分からず口にガムテープ、手と足には多分梱包用のビニールヒモ。あれ手に食い込んで痛いし、何か熱持ってるみたいになるよな。手と足のビニールヒモで一つに縛り上げられて、ゴロンって床に転がされたんだわ。ホント手馴れてたって思うよ。抵抗しようと思う前に手と足の動きが封じられてた。
やばいやばいって気持ちが頭ん中で一杯だったんだが、ゴリラがいないのが気になった。
で、その中の責任者みたいな男が床に転がった俺の目を見て話し始めた。妙な発音の異常に甲高い声で耳にキンキン響く声だった。悪魔の声ってのは、ああいう声なんだと思う。
「お前、アイツの仲間か?」
俺は大袈裟に首を横に振った。床に頭がゴンゴン叩きつけられたけど、そんなのに構ってる場合じゃなかった。
「ここお前の部屋だろ、仲間じゃないなら何なんだ?」
説明しようにも口にガムテープがグルグル張られててモガモガ言うことしか出来なかった。まあ向こうも俺の存在は謎だったらしい。
「取りあえず場所変えるぞ」ってさっきの甲高い声の男が周りの男に指示した。
真っ黒い窓のないバンみたいなのに乗せられて、タオルかなんかで目隠しされた。時間間隔とか良く分からん。一時間くらいは走ってたと思う。バンを降りて、歩かされて、タオル取られたら目の前に全裸のゴリラがいた。
コンクリートの床に寝転がされたゴリラはうーうー唸ってた。たまにごほごほ咳き込んでたんだが、意識は混濁してたんだと思う。
鼻の位置と頬の位置が同じに見えるくらい顔がパンパンに腫れてた。体中が青とか黒とか様々な色の斑点が出来てた。多分殴られすぎて、色々なところが内出血してるんだと思う。こっちには気付いてないみたいだった。
俺はガムテープを一気に剥がされ、さっきの男にまた耳障りな声で質問された。
「おい、お前コイツとどういう関係なんだ?」
多分、ここの答えを間違ったら俺もゴリラみたいになるってことは良く分かった。
俺はゴリラとパチ屋で知り合って、その縁から俺の家に居座られたことを説明した。
甲高い声の男はあまり聞いてないように見えた。
「本当か? 助かりたいからって嘘ついてねえか?」
俺は全力で否定した。
「確かにスロ仲間でメシ食いにいくくらいの仲の良さではあったが金を盗んだりはしてない」ってことを強調した。
だがこれが裏目に出た。
「なんでお前、コイツが金パクったって知ってるんだ?」
自分が墓穴を掘ったことを理解して、俺は黙ってしまった。
数日も一緒にいるんだからソイツが何をしてどんなヤツに追われているかぐらいは知っていてもおかしくないだろ?
だけど俺はビラ刷りの会社の社員だったからもっと細かい内情を知っていた。それの罪悪感から黙ってしまった。
「まあいいや、おい」
甲高い声の男は近くにいた男たちに声を掛けて、何やら準備し始めた。そいつらはゴロゴロ何かを転がして、ゴリラの近くにそれを置いた。
ドラム缶だ。
「まさかこいつらゴリラをコンクリート詰めにでもするのか」とか俺はお気楽なことを考えていた。
コンクリート詰めで済むのなら良かったんだよ、ホントに。
男たちはゴリラをドラム缶に四人がかりで入れていた。ゴリラは全く抵抗をしないで、すんなりドラム缶に入れられてた。アイツがやったことはうーうー唸るだけだった。
「いいこと教えてやるよ、お前らが捕まったのはコイツのせいだ。デリヘリ頼んだんだよ。笑えるだろ? 自分から俺たちに場所を知らせてくれたんだわ」
俺はゴリラの厚かましさに呆れると同時に、無用心さに腹が立った。「逃げている最中に何てことしやがるんだ」と。
「あんな端金はもういい。コイツには落とし前をつけてもらう。俺たちをおちょくりやがったってことが大問題なんだ。俺たちはなめられたら終わりなんだよ。なあ、おい。お前がどこの誰かなんてことはどうでもいいんだ。コイツと一緒に俺たちをコケにしたのかどうか、それがききてえんだよ。
お前がウチの事務所から金をパクってないってどうやって証明するんだ? これからお前はコイツとしばらくいてもらう。その後にもう一度だけ質問する。いいか?どれくらい掛かるかわからねえけど、しっかり考えろよ? まあ個人的には同情するぜ」
甲高い声の男は一気にそうまくし立てると、傍らの男に声を掛けてそこから出て行った。
俺はこれから始まることへの不安から、震えちまった。もう心の底からブルっちまった。
無理矢理椅子に座らされて、例のビニールヒモでグルグル巻きにされた。そのまま二人の男に椅子ごと抱え上げられて、ゴリラが入っているドラム缶の前に置かれた。ゴリラの顔の前から50センチくらいしか離れていなかった。
こんな不幸なお見合いはないだろ?
ゴリラはうーうー唸ってた。
俺も抵抗する気は起きなかった。ただ早く開放されることだけを祈ってたよ。
五人の男たちが俺たちの周りで作業をしてた。いかにもな風貌の男たちは嫌々動いているように見えたのは気のせいじゃないと思う。
ドラム缶の中に太いホースが突っ込まれた。そうだな、ちょうどコーラの500mlの缶ぐらいの太さだと思う。間抜けにも俺は「ああやっぱりコンクリートか」ってビビッてた。
そのホースは変な容器に繋がってた。服とか小物を入れるでっかいプラスチック製の容器あるだろ?あんな感じの容器が頭についてる俺たちの身長くらいの足の長いキャスターに繋がってたんだわ。
おい何だよ、何すんだよ、ってつま先からつむじまでブルってた。作業が終わったのか、最終チェックみたいなことをした男たちは俺に目線を向けた。そして意外なことを言った。
「おい、きつかったら目を閉じてろよ。頑張れ」
一体何が始まるのか、何でそんなお優しい言葉をかけるのか分からなかった。
ドラム缶のゴリラ。
その目の前にいる俺。
「じゃあ俺たち行くわ、頑張れよ」と言って男たちはそのキャスターに付いていたレバーを引いてそそくさと出て行った。
ここがどこなのか、あの容器が何なのかを知らなかった俺たちだけになった。
ボトッと、コンクリートにしては固い音がした。その塊が落ちてきたのを皮切りに、ざざざざざざっ、と流れるように何かが容器から落ちてきた。
ゴリラはうーうー唸るのをやめ、今度はぎゃあぎゃあ叫びながら身をよじるのに必死になっていた。
最初はホースがドラム缶の中に突っ込まれていて、何が中を満たしているのか分からなかった。だがすぐにドラム缶が一杯になり、その正体が分かった。
蟹だ。
こぶし大から、小指の爪くらいのサイズの蟹が溢れんばかりにゴリラの入っているドラム缶を満たしたんだ。
何でこんなことをするのか最初は分からなかった。たかが蟹が何だってんだ。ゴリラと蟹の味噌汁でも作るのか、とそれはそれで怖いことを想像した。
だがしばらく身をよじっていたゴリラが咆哮にも似た叫び声を上げ始めた時に、俺はその恐ろしさを目の前で、本当に50センチくらいの目の前で意味が分かった。
「おい、おい!!! 助けてくれ!! コイツら、オレの中に入ってきやがった!!!!」
ゴリラは脂汗を流し、耳をつんざくような大声で叫びながらも俺に助けを求めた。蟹がゴリラの体を食い破り、内部に入ってきただと?
ゴリラは俺が動けないにも関わらず、ケツがいてえ! とか、足が足が! とか身体のパーツをことさらに強調した。
やめてくれ。
想像したくねえ。
だが、目の前にいるゴリラは最早叫び声とは言えない雄たけびを上げ続けてた。
そしてゴリラは何時間も叫んだ。いや良くわかんねえ。何時間とか何分とかどれらいの時間が経ったのかは。
口の中に泡と血だまりができて、目と鼻から血が出ていたが、それでもゴリラは叫び続けた。顔が赤から真っ青になっていき、血反吐を蛇口の水みたいにげえげえ吐き始めたころに、蟹たちは次の侵入場所に気付きやがった。
蟹たちはゴリラの顔めがけ、ギリギリと変な音を出しながら口や目に纏わり付いた。ゴリラは叫び、首を振り続け、ドラム缶に頭を叩きつけるが、蟹たちは許してくれなかった。
見ちゃいられなかったが、どうすることも出来ない。身をよじって、よじった。固定された椅子ごとドラム缶に体を叩きつけたが、ゴリラの体重と蟹どもの体重のせいでビクともしなかった。
俺の耳がゴリラの絶叫で痺れ、音が聞こえ辛くなった。
最後に、げへ、という何とも間抜けな音を出し、ゴリラは静かになった。
ガサガサとドラム缶の中で音が鳴り続けている。ゴリラは痙攣したようにビクビク動いているが、ゴリラが動いているのか、中にいる蟹が動かしているのか区別が付かなかった。
目玉を押し出し中から蟹が出てきたところで俺の意識も限界を迎えた。
ガサガサという音で気付いた俺は昔ゴリラだった何かが蟹の動きに合わせて動いているのを見て吐いた。
地獄がどんなところか知らないが、あれより酷いところだとは到底思えねえ。
蟹どもはゴリラの体に纏わりつき未だに齧っていた。ゴリラの体が傾き、俺めがけて首が折れた。その拍子にドラム缶から蟹があふれ出て、目の前にある生きた獲物に標的を変えた。
俺は絶叫した。
足元にボトボト蟹どもが落ちてくる。足に纏わり付く。
最初はくすぐったいくらいで、次にかゆくなってきた。椅子ごと体をよじってもあいつらはどんどん俺の足に纏わり付く。その内、小指に激痛が走り、俺の中にも蟹が侵入してきたことに気づいた。
ドリルで穴を開けられるほうが万倍もマシだろう。爪をちょっとずつ引き剥がし、俺の中に入る努力をしている。脱糞し、失禁したが、蟹は許してくれない。
ノドがぶっ壊れようが、絶叫が何の意味もなかろうが、俺は叫んだ。
が、蟹どもは俺の体に入ろうとした。気が狂うと思った、もう気が狂ったと思った。
甲高い声が聞こえて、何人かの男たちが叫びながら蟹を払い飛ばした時、俺は安堵からか、ブツリと頭の中で音が聞こえて、気を失った。
「おい、生きてるか!? おい!!」
頬を張られる感触で起きた。
目の前にいる甲高い声の男が天使にも神にも見えた。足の小指がジュクジュク痛む。小指だけで済んだことを歓喜して涙を流した。
「起きたか?」
甲高い声が俺に質問する。俺は、あうあうと声にならない音を上げた。
「質問に答えろ。お前はコイツの仲間か?」
ドラム缶を指差し、甲高い声の男は俺に質問した。
ねじ切れるほど首を横に振り、鼻水と涙とよだれで窒息しそうになったが、違うことを伝えようとした。
甲高い声の男とその取り巻きどもは、流石に納得し、俺のビニールヒモを解いた。
足腰に力が入らなかったが、小指の痛みで足がまだあることが分かった。
その後、バンに詰め込まれ、アパートの前で蹴り出された。一週間以上、何も食べれなくなり、外に出れなかった。
どういう理由か分からないが、バイト先の上司が見舞いに来て、茶封筒を置いて出て行った。中には札束が入っていた。
幽霊なんぞ可愛いもんだ。
蟹のドラム缶風呂以上に恐ろしいモンがこの世に存在することを俺は知らない。
以上や。
やっぱめっちゃ長いな
>>119
結局ゴリラは死んだんか?やーさんは何目的やったんや?疑問に残るしグロやな
>>120
明らか死んどるやろ‥‥
やっぱクッソエグいな、
しかしゴリラってもう野獣兄しか連想せんわ
さすがに休憩や
怖すぎてトイレ行けんくなったやつはこれでも見て癒されるやで
>>124
おつやで
>>127
達者やな
草はえるわ
さて!
まだ眠れぬ子羊がいるなら貼っていくで
おるか~?
>>131
リアル分かりやすくしたやつ貼ってほしいわ
>>135
よっしゃやったる
おるンゴ
今から要約するから時間かかるかもしれんけどええか?その間みんなの怖い話で繋いでてくれや
怖くて寝れンゴ…
183 本当にあった怖い名無し 2006/05/13(土) 13:10:26 ID:d6nOfoGU0
先日、アンティーク好きな彼女とドライブがてら、骨董店やリサイクルショップを回る事になった。
俺もレゲーとか古着など好きで、掘り出し物のファミコンソフトや古着などを 集めていた。買うものは違えども、そのような物が売ってる店は同じなので、 楽しく店を巡っていた。お互い掘り出し物も数点買う事ができ、テンション上がったまま 車を走らせていると、一軒のボロッちい店が目に付いた。
「うほっ!意外とこんな寂れた店に、オバケのQ太郎ゴールドバージョンが眠ってたりすんだよな」
浮かれる俺を冷めた目で見る彼女と共に、俺は店に入った。 コンビニ程度の広さの、チンケな店だった。主に古本が多く、家具や古着の類は あまり置いていない様だった。ファミコンソフトなど、「究極ハリキリスタジアム」が 嫌がらせのように1本だけ埃を被って棚に置いてあるだけだった。
もう出ようか、と言いかけた時、
「あっ」
と彼女が驚嘆の声を上げた。俺が駆け寄ると、 ぬいぐるみや置物などが詰め込まれた、バスケットケースの前で彼女が立っていた。
「何か掘り出し物あった?」
「これ、凄い」
そう言うと彼女は、バスケットケースの1番底に押し込まれる様にあった、 正20面体の置物を、ぬいぐるみや他の置物を掻き分けて手に取った。
今思えば、なぜバスケットケースの1番底にあって外からは見えないはずの物が 彼女に見えたのか、不思議な出来事はここから既に始まっていたのかもしれない。
184 RINFONE Ⅱ 2006/05/13(土) 13:20:06 ID:d6nOfoGU0
「何これ?プレミアもん?」
「いや、見たことないけど…この置物買おうかな」
まぁ、確かに何とも言えない落ち着いた色合いのこの置物、オブジェクトと しては悪くないかもしれない。俺は、安かったら買っちゃえば、と言った。
レジにその正20面体を持って行く。しょぼくれたジイさんが古本を読みながら座っていた。
「すいません、これいくらですか?」
その時、俺は見逃さなかった。ジイさんが古本から目線を上げ、正20面体を見た時の表情を。
驚愕、としか表現出来ないような表情を一瞬顔に浮かべ、すぐさま普通のジイさんの表情になった。
「あっ、あぁ…これね…えーっと、いくらだったかな。ちょ、ちょっと待っててくれる?」
そう言うとジイさんは、奥の部屋(おそらく自宅兼)に入っていった。奥さんらしき老女と何か 言い争っているのが断片的に聞こえた。やがて、ジイさんが1枚の黄ばんだ紙切れを持ってきた。
「それはね、いわゆる玩具の1つでね、リンフォンって名前で。この説明書に詳しい事が書いてあるんだけど」
ジイさんがそう言って、黄ばんだ汚らしい紙を広げた。随分と古いものらしい。 紙には例の正20面体の絵に「RINFONE(リンフォン)」と書かれており、 それが「熊」→「鷹」→「魚」に変形する経緯が絵で描かれていた。
わけの分からない言語も添えてあった。ジイさんが言うにはラテン語と英語で書かれているらしい。
「この様に、この置物が色んな動物に変形出来るんだよ。まず、リンフォンを両手で包み込み、おにぎりを握るように撫で回してごらん」
彼女は言われるがままに、リンフォンを両手で包み、握る様に撫で回した。 すると、「カチッ」と言う音がして、正20面体の面の1部が隆起したのだ。
185 RINFONE Ⅲ 2006/05/13(土) 13:37:16 ID:d6nOfoGU0
「わっ、すご~い」
「その出っ張った物を回して見たり、もっと上に引き上げたりしてごらん」
ジイさんに言われるとおりに彼女がすると、今度は別の1面が陥没した。
「すご~い!パズルみたいなもんですね!ユウ(←俺の敬称)もやってみたら」
この仕組みを言葉で説明するのは凄く難しいのだが、「トランスフォーマー」と言う玩具をご存知だろうか?カセットテープがロボットに変形したり、拳銃やトラックがロボットに…と言う昔流行った玩具だ。
このリンフォンも、正20面体のどこかを 押したり回したりすると、熊や鷹、魚などの色々な動物に変形する、と想像してもらいたい。
もはや、彼女はリンフォンに興味深々だった。俺でさえ凄い玩具だと思った。
「あの…それでおいくらなんでしょうか?」彼女がおそるおそる聞くと、「それねぇ、結構古いものなんだよね…でも、私らも置いてある事すら忘れてた物だし…よし、特別に1万でどうだろう?ネットなんかに出したら好きな人は数十万でも買うと思うんだけど」
そこは値切り上手の彼女の事だ。結局は6500円にまでまけてもらい、ホクホク顔で店を出た。
次の日は月曜日だったので、一緒にレストランで晩飯を食べ終わったら、お互いすぐ帰宅した。
187 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/13(土) 13:59:07 ID:nq8M5WDn0
ユウ(←俺の敬称)
189 RINFONE Ⅳ 2006/05/13(土) 14:03:18 ID:d6nOfoGU0
月曜日。仕事が終わって家に帰り着いたら、彼女から電話があった。
「ユウくん、あれ凄いよ、リンフォン。ほんとパズルって感じで、動物の形になってくの。 仕事中もそればっかり頭にあって、手につかない感じで。マジで下手なTVゲームより面白い」
と一方的に興奮しながら彼女は喋っていた。電話を切った後、写メールが来た。 リンフォンを握っている彼女の両手が移り、リンフォンから突き出ている、熊の頭部のような物と 足が2本見えた。俺は、良く出来てるなぁと感心し、その様な感想をメールで送り、やがてその日は寝た。
次の日、仕事の帰り道を車で移動していると、彼女からメールが。
「マジで面白い。昨日徹夜でリンフォンいじってたら、とうとう熊が出来た。見にきてよ」
と言う風な内容だった。俺は苦笑しながらも、車の進路を彼女の家へと向けた。
「なぁ、徹夜したって言ってたけど、仕事には行ったの?」
着くなり俺がそう聞くと、
「行った行った。でも、おかげでコーヒー飲み過ぎて気持ち悪くなったけど」
と彼女が答えた。テーブルの上には、4つ足で少し首を上げた、熊の形になったリンフォンがあった。
「おぉっ、マジ凄くないこれ?仕組みはどうやって出来てんだろ」
「凄いでしょう?ほんとハマるこれ。次はこの熊から鷹になるはずなんだよね。早速やろうかなと思って」
「おいおい、流石に今日は徹夜とかするなよ。明日でいいじゃん」
「それもそうだね」
と彼女は良い、簡単な手料理を2人で食べて、1回SEXして(←書く必要あるのか?寒かったらスマソ) その日は帰った。ちなみに、言い忘れたが、リンフォンは大体ソフトボールくらいの大きさだ。
190 RINFONE Ⅴ 2006/05/13(土) 14:05:48 ID:d6nOfoGU0
水曜日。通勤帰りに、今度は俺からメールした。
「ちゃんと寝たか?その他もろもろ、あ~だこ~だ…」すると
「昨日はちゃんと寝たよ!今から帰って続きが楽しみ」と返事が返ってきた。
そして夜の11時くらいだったか。俺がPS2に夢中になっていると、写メールが来た。
「鷹が出来たよ~!ほんとリアル。これ造った人マジ天才じゃない?」
写メールを開くと、翼を広げた鷹の形をしたリンフォンが移してあった。素人の俺から見ても精巧な造りだ。今にも羽ばたきそうな鷹がそこにいた。
もちろん、玩具だしある程度は凸凹しているのだが。それでも良く出来ていた。
「スゲー、後は魚のみじゃん。でも夢中になりすぎずにゆっくり造れよな~」と返信し、やがて眠った。
木曜の夜。俺が風呂を上がると、携帯が鳴った。彼女だ。
「ユウくん、さっき電話した?」「いいや。どうした?」
「5分ほど前から、30秒感覚くらいで着信くるの。通話押しても、何か街の 雑踏のザワザワみたいな、大勢の話し声みたいなのが聞こえて、すぐ切れるの。 着信見たら、普通(番号表示される)か(非通知)か(公衆)とか出るよね? でもその着信見たら(彼方(かなた))って出るの。こんなの登録もしてないのに。気持ち悪くて」
「そうか…そっち行ったほうがいいか?」「いや、今日は電源切って寝る」
「そっか、ま、何かの混線じゃない?あぁ、所でリンフォンどうなった?魚は」
「あぁ、あれもうすぐ出来るよ、終わったらユウくんにも貸してあげようか」「うん、楽しみにしてるよ」
204 RINFONE Ⅵ 2006/05/13(土) 14:55:33 ID:d6nOfoGU0
金曜日。奇妙な電話の事も気になった俺は、彼女に電話して、家に行く事になった。 リンフォンはほぼ魚の形をしており、あとは背びれや尾びれを付け足すと、完成という風に見えた。
「昼にまた変な電話があったって?」
「うん。昼休みにパン食べてたら携帯がなって、今度は普通に(非通知)だったんで出たの。 それで通話押してみると、(出して)って大勢の男女の声が聞こえて、それで切れた」
「やっぱ混線かイタズラかなぁ?明日ド0モ一緒に行ってみる??」
「そうだね、そうしようか」
その後、リンフォンってほんと凄い玩具だよな、って話をしながら魚を 完成させるために色々いじくってたが、なかなか尾びれと背びれの出し方が分からない。
やっぱり最後の最後だから難しくしてんのかなぁ、とか言い合いながら、四苦八苦していた。
やがて眠くなってきたので、次の日が土曜だし、着替えも持ってきた俺は
彼女の家に泊まる事にした。
嫌な夢を見た。暗い谷底から、大勢の裸の男女が這い登ってくる。 俺は必死に崖を登って逃げる。後少し、後少しで頂上だ。助かる。 頂上に手をかけたその時、女に足を捕まれた。
「連 れ て っ て よ ぉ ! ! 」
汗だくで目覚めた。まだ午前5時過ぎだった。再び眠れそうになかった俺は、 ボーっとしながら、彼女が置きだすまで布団に寝転がっていた。
205 RINFONE Ⅶ 2006/05/13(土) 14:57:04 ID:d6nOfoGU0
土曜日。携帯ショップに行ったが大した原因は分からずじまいだった。 そして、話の流れで気分転換に「占いでもしてもらおうか」って事になった。
市内でも「当たる」と有名な「猫おばさん」と呼ばれる占いのおばさんがいる。 自宅に何匹も猫を飼っており、占いも自宅でするのだ。所が予約がいるらしく、 電話すると、運よく翌日の日曜にアポが取れた。その日は適当に買い物などして、外泊した。
日曜日。昼過ぎに猫おばさんの家についた。チャイムを押す。
「はい」
「予約したた00ですが」
「開いてます、どうぞ」
玄関を開けると、廊下に猫がいた。俺たちを見ると、ギャッと威嚇をし、奥へ逃げていった。廊下を進むと、洋間に猫おばさんがいた。文字通り猫に囲まれている。
俺たちが入った瞬間、一斉に「ギャーォ!」と親の敵でも見たような声で威嚇し、 散り散りに逃げていった。流石に感じが悪い。彼女と困ったように顔を見合わせていると、
「すみませんが、帰って下さい」
と猫おばさんがいった。ちょっとムッとした俺は、どういう事か聞くと、
「私が猫をたくさん飼ってるのはね、そういうモノに敏感に反応してるからです。 猫たちがね、占って良い人と悪い人を選り分けてくれてるんですよ。こんな反応をしたのは始めてです」
俺は何故か閃くものがあって、彼女への妙な電話、俺の見た悪夢をおばさんに話した。すると、
「彼女さんの後ろに、、動物のオブジェの様な物が見えます。今すぐ捨てなさい」
と渋々おばさんは答えた。
それがどうかしたのか、と聞くと
「お願いですから帰って下さい、それ以上は言いたくもないし見たくもありません」
とそっぽを向いた。
彼女も顔が蒼白になってきている。俺が執拗に食い下がり、
「あれは何なんですか?呪われてるとか、良くアンティークにありがちなヤツですか?」
おばさんが答えるまで、何度も何度も聞き続けた。するとおばさんは立ち上がり、
「あれは凝縮された極小サイズの地獄です!!地獄の門です、捨てなさい!!帰りなさい!!」
「あのお金は…」
「入 り ま せ ん ! !」
この時の絶叫したおばさんの顔が、何より怖かった。
207 RINFONE Ⅷ 2006/05/13(土) 14:58:32 ID:d6nOfoGU0
その日彼女の家に帰った俺たちは、 すぐさまリンフォンと黄ばんだ説明書を新聞紙に包み、ガムテープでぐるぐる巻きにして、 ゴミ置き場に投げ捨てた。やがてゴミは回収され、それ以来これといった怪異は起きていない。
数週間後、彼女の家に行った時、アナグラム好きでもある彼女が、紙とペンを持ち、こういい始めた。
「あの、リンフォンってRINFONEの綴りだよね。偶然と言うか、こじ付けかもしれないけど、 これを並べ替えるとINFERNO(地 獄)とも読めるんだけど…」
「…ハハハ、まさか偶然偶然」「魚、完成してたら一体どうなってたんだろうね」「ハハハ…」
俺は乾いた笑いしか出来なかった。あれがゴミ処理場で処分されていること、そして2つ目がないことを、俺は無意識に祈っていた。
いくで
ワイは社会人一年目の23才。同期にいろんなことに詳しいAってやつがおる。まぁほどほどに毎日を楽しく過ごしとる。
ある時、ナンパした女の子とAと4人で肝試しに心霊スポットに出掛けたんや
これはその3日後のある出来事から始まる話や。
その日疲れて帰ったワイはAから聞いたあることを試してみようとふと思い立った。
Aから聞いたのは鏡の前で△をしたまま右をみると◆が来るみたいな内容やった。態勢は鏡の前でちょっとお辞儀をしたようになる。
「来るわけあらへん」と呟きながらも右を向いたその時やった。
何かいた
見た目は明らかに異常。
多分160センチ位だったと思う。
髪はバッサバサで腰まであって、簾みたいに顔にかかってた。っつーか顔にはお札みたいなのが何枚も貼ってあって見えなかった。
なんて呼ぶのか分からないけど、亡くなった人に着せる白い和服を来て、小さい振り幅で左右に揺れてた。
あまりの恐怖に固まったワイやがビビりつつも逃げることを決意した。
呻き声をあげる「それ」から逃げてファミレスで一晩を過ごした。
夢やったんかな~っておもいつつアパートにかえったらヘドロみたいなもんがあったから夢やなかった
それをAに話したら色々対策してくれた
そのあと地元の有能霊能者のもとで徐霊してもろたけどほんとは全然有能ちゃうくてAも色々してくれたけどそのドーシテドーシテうるさいやつ(アパートにでたやつ)の呪いは全然消えんかった!
実はワイ(語り部)はAやで!
お し ま い
リアル本文は
めっちゃ長いけどめっちゃ怖いから一度は読むことをおすすめするで
怖E…
〇〇の友達も〇〇の友達の友達も死んだか行方不明みたいなことになってへんかった?
>>171
あれ?
そんなくだりあったかな?
○○の知り合いのエセ霊能者が返り討ちってのはあったけど
>>175
流し読みしただけやから覚えてへんけど悔やんでも悔やみきれないって何のことやっけ
ワイのトッモの家は霊障すごい言ってたわ ラップ音とか扉勝手に閉まったりとか特定の場所の電灯だけいつもチカチカしてるとか もう慣れたらしいけど
>>174
(慣れたら)いかんでしょ
怖くないの貼ったろ!
最近こんな事があった
結構前から道を歩いてるといつも視界の端に何か黄色くてぼんやりした物が本当に一瞬、うつる事があった。
残業とか多かったし疲れてんのかなーって思ってた。けど何日かしてまたそれがうつった時、人っぽい形になってた。なんだあれ…って思ってたけど黄色ってwwとか思ってた。心無しか俺との距離が近くなってる気がした。
それでまた何日かして、はっきりと見えた。まあはっきりって言っても一瞬しかうつんないからよく分かんないんだけどさ、何か目が飛び出てる感じで棒みたいなの持ってた。
また近付いてた。
そんで1週間前の事、またあいつが見えた。
飛び出た目にとんがった口で、シンプソンズって知ってる?あれに出てきそうな感じ。
そうそう、あいつが持ってた棒の正体は野球のバットだった。バットを上に持ち上げて…なんて言うんだろう、振りかざした感じだった。
距離は俺の5m先、ここまで来るとちょっと親近感湧くな。
次見えた時はどうなってるのか楽しみだ。
>>181
酷いンゴ
アカン…もう眠いで…
じゃあワイから最後にワイの子供の頃の話や
ワイの実家は玄関がめっちゃ広いんや
5畳くらいある。
でもそのほとんどが靴を置くとこなんや。
20センチくらいの高さの段があってそこに大きい扉があってそこを開ければすぐ居間なんや。
変わった間取りで想像しづらいかもしれんがまぁサザエさんちの玄関を想像してもらえればエエわ
で、ワイのジッジはワイが生まれる前に死んどるんや。その死因ってのが玄関の段差の上でバランス崩して靴置き場に頭強打したからなんや。
血はそんなに出てなかったらしいが頭にダメージがいったんだと。
でもな
玄関の靴置き場に人型の染みがあるねん。
これだけや。
全く怖くない上に前置きが長くてすまんな。
ワイの戯れに朝チュンまで付き合ってくれてみんなありがとう
あとはみんなで好きに使ってくれて構わないやで
バナナマンのコントはまだみてないやつは見るように ほな、また‥‥
蟹風呂貼れて本望やった
みんなで怖い話盛り上げていこうなー
怖いってより謎な話
653 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/01/14(月) 00:40:25 ID:zukqWWOQO [1/2回(携帯)]
高校に空かずの間があった。
私立の高校なんだけどね。入学したての頃、前から気になっていた窓があり、校内の外庭から見てみた。薄汚れた窓で、覗くとどうやら図書室っぽい。
本棚に本がたくさんあった。窓が汚れていて、はっきり見えないんだよね。この高校図書室あるじゃん!と喜んだけど、校内まわっても図書室にたどり着かない。
先生に聞いてみたら図書室は、たしかに昔あったけど今は使ってない。と言われたまま場所を教えてくれない。 校舎には図書室のドアすらないんだよね。
だいたいこの辺りが図書室っぽいと思って行ってみてもただの壁になっている。壁の向こうに図書室があったのかな?
結局図書室は謎。
入口すら見つからなかった。
その2
34 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 15:50:47 ID:2PVE51jU0
ウチの実家にも開かずの間がある。
今から40年ほど前、ウチの実家は国鉄の運転手さんの寮として使われていた。
そのころ2Fのトイレで事故があり、子供が一人亡くなったそうな。 以降、寮に住む運転手の間では、トイレに子供の幽霊が出ると噂され、封印されることに。
で、その物件をウチの婆さまが買い取ったんだが、ハンパな改築しかしなかったせいで、 封印されたトイレは残ったままになっている。
この話、近所ではけっこう有名だったそうだが、俺は中学にあがるころまで知らなかった。
ある日、入り口のない空間を見つけ(窓はある)、母に「あの部屋って何?」と聞いたら、
「ああ、あの部屋は昔トイレだったんだけど、事故で子供が死んで幽霊がでるそうだから封印した」
と言う事実を聞かされ真っ青になった・・・
あれからもう十年が経つが、いまだその部屋は残ったままだ。 ウチの両親はいまだ実家を建てかえる気はない。
曰く「化けて出る馬力があるんなら死にゃしねーよ」とのこと。 なるほど。でも俺があの日みた子供の姿は何だったんだろう。
その3
109 :本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 23:30:15 ID:1tnWTxqV0
あなたの家じゃないんですけど、私の母の叔父にあたる人のお屋敷に、 開かずの間があったらしいです。
その叔父は東南アジアの方へ行っては儲けてきて、 何をしているかは分からないけどそのお金でしばらく暮らしては、 また東南アジアへ行って儲けて戻って、を繰り返していたらしいです。
その叔父のお屋敷へ母が小さい頃行った時に、地下に一つだけ、 絶対に開かない部屋があったそうです。 好奇心旺盛な母は、黒い漆塗りに金の取っ手が並ぶ中、 一つだ真っ赤なドアがあったので、近づいてみると、
『助けて・・・』
と声が。がっちり閉まったドアの隙間からぬるっと手が出てきたそうです。
数年後、母の姉の結婚式の時、叔父の話が出て、 その時初めて叔父が地下に愛人を監禁していたという話を聞いて、 血の気が引いたとか。
その愛人の女性は発見された時すでにぱさぱさに乾燥してミイラ状態で、 たぶんずっと食料も水も与えられずに監禁されていたせいか、 ドアの内側には爪で引っかいたような跡がたくさん残っていたらしいです…。
結構前に、「山奥に家族構成っぽく置かれたマネキンが傷つけられてた」ってカキコミがあったと思うけど、それと似たような体験をした。
うちは田舎だから、シーズンになるとよく裏山にキノコ取りに行く。小学生の頃は、よく採れる場所をじいちゃんに教えてもらいながら2人で行ってたけど、中学生になると1人で行ったり、友達と行ったりしてた。
その日は日曜日だったから、友達と2人で行ったんだ。最初は順調にいろいろ採って、そろそろ帰ろうかとしてた時、友達がいきなり叫んで、その場にへたりこんだ。
その時は、木の枝で足を切ることがよくあるから、それかと思ったけど、友達は上を見てる。だからも俺もつられて上を見た。そこには首吊り死体。それも2体。
本当に驚いた時は声も出せない。俺は後ずさって何も出来ないままパニックになってたんだが、しばらく見てる内に、死体はホンモノではなくマネキンだと気づいた。
イタズラにしてはタチが悪いだろ!と毒づきながら友達と下山して、うちで親父に説明し、脚立と手斧、枝切りハサミを持って3人でマネキンを片付けに行った。
親父が脚立に上り、俺と友達は脚立を支えた。親父は手際良くマネキンの首のロープを切って下に落とし、こんなものはさっさと捨てようと、3人でうちの納屋に運んだんだ。
でも、そのままだとまた誤解を受けるだろうからって、なるべく人型ってことが分からないようにバラバラに砕いてから捨てようということになって、マネキンが着てた粗末な服を剥いだんだ。
そうしたら、マネキンの腹に赤ペンキで大きく書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間は死ぬ」。
それを見て、その場にいた全員が凍りついた。
でも親父がもう一体の、女物のワンピースを着せられたマネキンの服を剥いだら、やっぱりその腹にも書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間の、最も愛する者が死ぬ」。
親父は、凍り付いてる俺と友達を宥めながら「ジュースでも買ってこい」と言って納屋から出し、その間、そのマネキン2体をバラバラに砕いて捨てた。
それ以来、俺と友達と親父の間ではそのことはタブーになっている。
口に出すのも嫌だからここに書くけど、「最も愛する者が死ぬ」と書かれたことが一番辛い。
ある蒸し暑い夏の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
誰か来たようだ。俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れてチャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。もう1回寝ようと再び2階の自分の部屋で横になった。すると、
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。その間もず~と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。玄関のドアをバ―ンと開けて、怒鳴りつけようとして・・・・
誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。隠れる場所なんてどこにもないし、どんなに足が速くても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。しばらくポカ~ンとその場で立っていると・・・
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた・・・
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして布団に入って震えつづけた。それからしばらくチャイムは鳴り続けた。もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった。
私が某会員制リゾートホテルに勤めていた時、ある老夫婦に書いて頂いたアンケート用紙の内容です
表面は通常のよくある普通のアンケートの回答でした
ホテルの従業員の対応や施設の使用感、ホテル内の清掃状態なのです 最後に当ホテルへのご意見という欄に『忠告!』と書かれていました
忠告!
私共の宿泊した七階の〇〇号室は霊道となっております、簡単ですが裏面に書き記しておきましたのでご検討の上、お祓い又は御供養をした方がよいかと思います
その部屋は前から苦情がある部屋でした
・誰かが窓から覗いている
・ベランダで何が動いた
・バスルームの水が勝手に出る
・荷物が荒らされた
・夜中に耳元で声がする
等の沢山の苦情があり普段は閉鎖部屋にしていました
たまたま繁忙期に他のホテルからの研修(応援)に来たの従業員がダブルブッキングしてしまい、仕方なく主任の判断でその部屋を使用しました
裏面
私は永年勤めてきた会社を息子達に譲り、共に苦労した愚妻と旅行を趣味にしております
妻は恥ずかしながら感が良く、霊感と呼ばれるものが幼女の頃よりあり私の事業の成功も妻のお陰であります
そんな妻が言いますのが御ホテルのこの部屋は霊の通り道となっているとの事
昨夜、何体かの仏様が私共の宿泊している部屋を通り抜けました
中には私や妻の寝ている顔を覗き込んできた者もいたそうです
私はそういう感覚はありませんが、妻はうるさくて眠れなかったと申しておりました
私共は他言いたしませんが、御ホテルへの宿泊は今後検討させて頂きます
中には悪い霊体もいるとの事です
何卒ご検討の上、至急何かしらの御対処をした方が良いかと思います
支配人の命令で私と同僚の二人が問題の部屋に泊まってみましたが、特に何も起こりませんでした
偶然かもしれませんがしばらくして、同僚は交通事故で右腕が不自由になり私は腎臓を壊し人工透析をしています
私もその同僚もホテルを辞めました
最近、保育園で保母さんをやってる友達に聞いた話。
その子が行ってる保育園ってお寺がやってるとこで、すぐ近くにお墓があったりする。お墓に子供が入っていたずらしないように、周りに柵がしてあるんだけど、柵の杭の尖った先っちょに、虫やトカゲなんかが串刺しになってることが良くあるらしい。
園児のイタズラかもしれないけど、お寺も兼ねてる保育園だから、けっこう人の出入りは多くて、広場で小学生なんかがしょっちゅう遊んでるから、誰がやってるのかわからない。
まぁ、鳥のせいかもしれないし~って感じで、誰もたいして気にはしてなかった。
ところがある日、その柵にモグラが刺さっていた。さすがに哺乳類はグロいんで、すぐに園長先生(=寺のお坊さん)が片づけてくれた。
で、しばらくすると、今度はネコが突き刺さってた。
これはさすがに酷かったんで、保母さんやお坊さんが集まって、誰の仕業か?どうしたらいいのか?って話をした。でも、犯人はわからないし、再発防止の名案も出なかった。
結局、どーするんだろうね~ってムードでダラダラと時が過ぎたある日、ウサギが突き刺さってた。
保育園で飼っていたウサギだった。これは、友達が見つけたらしい。
早朝に、お坊さんがお墓の掃除に行った時には無かったのに。その日は、たまたま友達より早く来ていた子供がいたんで、その子に何か見た?って聞いてみた。
その子は一言、「『ヒサルキ』だよ」って言った。
「『ヒサルキ』ってなあに?」と聞いても、上手く説明できないみたいだった。
あとで、ほかの子に『ヒサルキ』の事を聞いてみた。みんな知っていた。
でも、誰も『ヒサルキ』がどんなモノなのか説明できなかった。
子供達は、ウサギが死んだのを、あまりかわいそうだと思っていないようだった。何となく、しょうがない、みたいな感じで醒めていた。
変だと思ったのは、『ヒサルキ』のことは、園児の親も知らなかったこと。子供がそんな言葉を使っているところも、誰一人覚えていなかった。
テレビや本のキャラでもなかった。すると保母さんの一人が、昔そんな名前の絵を見たことがある、と言い出した。
子供が描いた絵は返してあげるので、保育園には残っていない。ただ、絵を描いた子がその保母さんの近所の子だったので、名前を覚えていた。
「その子に聞いたら・・・」と友達が言うと、その保母さんは「引っ越した」と答えた。
そして、「その引っ越しが変だったんで、覚えてる」とも言った。
なんでも、挨拶もなく急に引っ越していったらしい。さらに不思議だったのは、引っ越す時にチラッと見たらしいんだけど、その絵を描いた子が、両目に眼帯をして車の中に座っていたんだって。それで、どこへ行ったのかはわからずじまい。
それからニワトリが串刺しになったのが最後で、『ヒサルキ』騒動は終了。
結局、犯人も『ヒサルキ』の正体もわからずじまい。前みたいに、虫なんかは突き刺さってるみたいだけど。
子供の頃近くに廃墟の家があった
そこは川沿いにあって井戸もある しかも田舎だから灯りも少ないしで、夜になるととても不気味
必然的にそこは幽霊が出る家として校区内では有名だった。学校からは危ない(倒壊のおそれもあるので)から立ち入り禁止とされていた
私も好奇心旺盛な年頃だったので行ってみたい気持ちはあったんだけど、行って暴露て怒られるのも嫌だったんで、行くことはなかった。
それでも行く奴はいるわけで、「幽霊を見た」「井戸から声がした」など
よくある怖い話を得意気に話していた。
そんな中、探検に行ったグループ一つがその廃墟を「ロアニの家」と呼び始めた。
その名称は学年中に広まり、ウチの学年はみなそう呼んでいた。しかし、誰に聞いても名前の由来がわからない。結局はロアニさんが住んでいた家というよくわからない結論に落ち着いた。
それからすぐ後に廃墟は取り壊された。理由がなんだったのかはわからない。
その後は「ロアニの家」の話は消滅して行った。小学生だからね、すぐ忘れる。数ヶ月後、食卓を囲んでいると中学生の兄が
「そういやあそこの廃墟取り壊されたんだってな」
「もう三ヶ月くらい前やで。」
「そっか、最近あそこら辺通ってなかったからなぁ。そういや○○、あそこなんて呼ばれてたか知ってる?」
「え、名前なんかあるん?ウチらは勝手に”ロアニの家”って呼んでたけど」
「へぇなるほどな。俺らはクチアニの家って聞いたわ。」
なんでも家の一番おくの部屋にでっかい赤い字でクチアニって書いてるらしい。
「ロアニにクチアニか、なるほど。見つけたんが小学生で良かったんかもな」
そう言って兄は笑っていた。
その後言葉の意味が分かって、廃墟に行かなくて良かったと感じた。
まぁ結局その廃墟が本当に曰く付きだったかを調べる術はもうないけれど。
今日ワイがトイレに入ろうと思ってノックしたら
「はいりたまえ」って帰ってきた
流石に怖かった
>>215
ちょっと尊大で草