【サッカー】マレーシアで生まれた「世界最高ゴール」、その科学的分析とは
9日に行われたFIFA年間表彰式において、2016年度のプスカシュ・アワード(年間最優秀ゴール)が決定した。
それは、ペナンFAに所属しているマレーシア代表MFモフド・ファイズが決めたフリーキック。右足アウトサイドで蹴ったボールは、まるでゲームのバグ技であるかのように曲がった。
FIFAは当初からこのフリーキックを「推し」ており、昨年末にこのボールの弾道について研究者のコメントを求めていた。
FIFA技術開発部門のジョーサン・バーミンガム氏は以下のように話し、このシュートはよくあるナックルとは全く違うものだと語った。
ジョーサン・バーミンガム
(ナックルボールだったという論評もあるが)
「あれはナックルではない。ナックルボールというのは、非常に低い回転数で放たれた結果として起こるものだ。それは気流の変化とボールの形、縫い目の位置で発生する。これは、ボールに作用している力学によって『ブレる』弾道がしばしば現われる原因となる」
「20年前のロベルト・カルロスのフリーキックを思い起こさせるものだね。ただ、ロベルト・カルロスのキックにないものは、落下である。
これは、2つのキックの回転軸が異なるからだ。ロベルト・カルロスのボールは垂直な形であり、サブリのものは終端において急激な落下を引き起こす傾斜した軸があった。 基本的に、これらのゴールは研究対象となる。空気力学的に一貫性がある評価を得られるテストができるかどうかにかかわらずね。
クリスティアーノ・ロナウドが全く同じ状況においてシュートを打つならば、矛盾する要素を取り除くことができるので、本当は全く同じ場所でやってほしいのだがね」
また、ドイツのエンジニアリング企業FluiDynaでプロダクトマネージャーを務めているケルシュティン・ヴィーチョレク氏は以下のように語り、もしスタジアムが違う環境にあれば弾道はズレていたと説明している。
ケルシュティン・ヴィーチョレク
「右に動いているカーブから判断すれば、ボールは選手から見て時計回りにスピンしている。彼は足のアウトサイドをボールの左側にぶつけているのだろう。それから、回転は横だけではなく、垂直方向にもついているはずだ。そして、それがボールの弾道をより落とすことになり、ゴールに届かせた」
「気温と標高は、間違いなくボールに影響を与える。例えば概算するとして、試合が摂氏5℃の海抜0mで行われていれば、同じキックは右方向に最高10cmはズレており、ゴールには入らなかっただろう」
http://qoly.jp/2017/01/11/the-physics-behind-mohd-faiz-subri-s-swerve-kgn-1?part=2
以下、2chの反応
いつぞやの本田の こんな打球は見たことがないと言われた奴に似てるな
>>1
すげー曲がってんな
野球の変化球もこれくらい曲がれば面白いのにな
本田の若いとき決めたFKに似てる
ボールの重心がずれてたとか
>>1
カメラよく追えたな バレーボール蹴ってるみたい。
2軸がどうのこうのってどこがで聞いた時あるな シュートかな??
いい回転シュートだな
練習でもなかなか入らん
映像見ればアウトサイドで回転かけてるのわかるんだが
本田の無回転浮かんだんだが これは回転掛かってるね
本田のとは似て非なるものでしょ
本田のとは全く違うじゃん 無回転とシュート回転だもん
俺の分析を付け足してあげると、 突発的で局所的な風が吹いていたであろうことと、 DFのすぐ横をボールがすり抜けたことで、DF後ろの気圧が低くなった点、 ボールの弾道はそれほど速くはなく、大きく緩やかなカーブであり、見た目ほどまがってはおらず、 カメラが最初左に動いて視聴者の意識や視線を左に向けた直後に右にまがっていく映像になっているので、
感覚的に物凄く曲がっているように錯覚しているだけ。固定カメラだとおそらくそこまで不思議には見えない。
>>10
うるさい
中村俊介のこっちのゴールの方が凄いな こっちの方が軌道がとぐろを巻いてる感が凄い 正面なのにキーパーが取れない
>>15
それも確かにすごいけど、1のほうがすごい
>>15
ニワカだな
それはボールが浮いてるから誰でも蹴れる
もう一回蹴ってよって言っても無理なんでしょ? それって技術って言えるの?
カメラのアングルが良かったんだよね これが反対サイドから蹴られてたら全く話題にならなかってたはず 本田の「魔球」も同じ
これ解説して!
この2chスレまとめへの反応
『シュート』の久保さんを思い出した