“売春島”と呼ばれた離島の実態
借金を抱えたり、恋人にだまされたりして売り飛ばされた女性たちが、売春によって金を返済していく―そんな物語を時代劇やヤクザ映画で見たことがある人は多いだろう。
しかし、現実にもそのような事例は数多く存在する。そして、近隣住民も売春の恩恵にあずかってきたケースもありえるのだ。
『売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』(高木瑞穂/彩図社)は性風俗について数々のルポを発表してきた著者の最新作である。
三重県志摩市の東部に位置する渡鹿野島は売春によって島全体が栄えてきた歴史を持つ。しかし、徐々に性産業は廃れ、現在は風前の灯となっている。島の繁栄も暗部も関係者の証言から明らかにした、渾身の一冊だといえるだろう。
渡鹿野島が独特な歴史を持っているにもかかわらず、目立った文献が少ないのには理由がある。
売春の運営には暴力団も密接に関わっていたため、最盛期に深く取材できた記者がいなかったのだ。
その結果、「客はみな監視されている」「実態を調べていた女性ライターが失踪した」など、真偽のほどが定かではない噂が出回るようになり、ますます島の実情が伝わりづらくなってしまった。
そもそも、渡鹿野島に置屋と呼ばれる大人の遊び場ができたのは江戸時代からで、かなり古い。
やがて、1956年の法改正で売春への取り締まりが厳しくなると、旅館という形を隠れ蓑にして性産業は続いていく。 そして、1960年代後半、四国から来た四人の女性たちがスナックを拠点に売春を仕切るようになったあたりから、渡鹿野島の性産業は発展を遂げる。
特に暴力団のサポートを得ながら、太いパイプを獲得したホテル「つたや」は渡鹿野島の中心として栄華を極めた。
著者は取材力と人脈を駆使して、証言に信頼の置ける人物へと話を聞きにいく。人身売買ブローカーや置屋の元経営者などから紡ぎだされるエピソードの数々はいずれもリアルだ。
たとえば、元暴力団組員のX氏は若い女性を次々にナンパし、渡鹿野島に売り飛ばした過去をオープンに語る。
1人あたりに支払われたバンス(報酬)は200万円ほどで、X氏が送り込んだ女性は30人以上。シノギの中でもかなり高額な部類に入るだろう。
しかし、景気のよさはいつまでも続かない。外国からの出稼ぎ売春婦が多くなると、ホテルで宴会を行ってから客を取る従来のシステムが成立しなくなった。また、平成に入ってからは薬物中毒の女性も島にやって来るようになり、客足が遠のき始める。
決定打となったのは2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットだ。
各国首脳が集まる機会に、行政のクリーン化が加速し渡鹿野島への風当たりが強くなる。 わずかに残っていた置屋もますます減少し、いまや渡鹿野島から売春の文化が失われるのは時間の問題である。
見方によってはこの状況を喜ばしいものとする人もいるだろう。 しかし、少なくとも一部の島民はそう感じていない。 著者の取材に応えてくれた人々には、島が売春で栄えていたころの熱気をなつかしく思う声も少なくなかった。
もともと目立った観光施設や特産品があるような島ではない。売春という強みがなくなりつつある今、島の経済自体が衰退の一途を辿っているのである。
売春の中心だった「つたや」も2016年10月には人の手に渡った。経営者たちの大半も性産業から足を洗い、穏やかに余生を過ごしている。
かつて「売春島」と呼ばれ、話題を振りまいていた渡鹿野島もいまや小さな離島にすぎない。性産業と聞くだけで眉をひそめる人は多いだろうし、渡鹿野島の黒いコネクションまで全肯定するのは難しい
しかし、地方の活性化とクリーン化、どちらが本当に住民の望む未来なのだろうか。あえて「桃源郷」という言葉を使い、本書は行政に問題提起を投げかけるのである。
http://news.livedoor.com/article/detail/13686477/
以下、2chの反応
今は問題ない島だろう
え!?
わりと最近まであったの?
>>12
なぁに、飛田新地と何ら変わらないよ
見物だけに行っていいの
>>20
逃げられない島の中でやり手ババアのプレッシャーから逃れる強いハートがあるなら
>>20
ガキの頃行ったなぁ(^_^;)
行っても観光ぽい物は、なんもないよ?フェリーの待ち時間に潰せる釣り堀ぐらい
>>39
何しにそこへ?
>>77
そりゃあwもう(^_^;)女性とオイタしにw
当事、職場が名古屋だったので
暗くなると島の様子がスゴい事になってたねw確か、駐在所が無いと聞いたわ。今考えると少しヘンだけどね
此れはバブルの時代やで
社員旅行名目で島で宴会してコンパニオンに別料金で
今は社員旅行しないし
田舎でもデリヘルは有るしな
新地と違うのはお泊まりがあった
女の子が暮らす部屋で過ごす 一晩4万
でもなあ この島が栄えてた頃は海外旅行もブームで 韓国や東南アジアへ「買い物ツアー」してたおじさんが大勢いたんだぞ
現在日本の新地が外国人に食い荒らされてるが 同じ事を日本人は海外でもやってたんだよ
ドラマ「極悪がんぼ」でこういう島の設定があったよ 実在してたのか
>>28
ここは現存してるってだけで、昔は山奥や離島なんてこんなの普通。加賀の山中温泉なんてまさにそれだったし。
>>37
山中温泉に慰安旅行で泊まった時(20年ほど前)は仲居がやたらとストリップやら風俗やら勧めてきたな こっちは2次会でカラオケ出来る店ないかと聞いたんだけどw
>>37
九州の黒川温泉も売春がすごかったらしいね 今度行くって話を年配の人に言ったらあんな場所に家族で行くもんじゃないって驚かれた
昔この島に観光でいって帰りの船に乗る時 若い女の人、数人が乗ってきてなんか変だなと思ってたら「ああ、あれか」途中で気づいて 降りるとき「あの船賃いくら払えばいいですか」と聞いたら 「いやいらねえから」とか言われて超怖かったのを覚えてる
最初に言ってくれよ、まちがえてるんじゃねーのって
>>33
ごめん、俺理解力なくて詳しく説明ないと分からない…
>>78
あんな糞田舎で女だけで来るってことは、観光じゃなくてつまり
>>78
つまりだな女の子を島外に送り迎えする為の専用船に 普通の渡し船と間違えて乗り込んじゃったという事
女の子も別に島に閉じ込められてるわけではなく外出の自由くらいあるようだ もちろん船を運用してるのはその筋の方々なわけだが
>>22
有名な話やね。
>>22で証言してる元暴力団員の話が事実であれば彼女も口封じついでに島に売られた可能性もあるのか
>>22
ググった 未解決事件ってついつい見てしまう 未解決繋がりで表示されてた他の事件も怖い
【警察24時の裏】警察、検察、裁判所は腐っていることに気がついた黒木昭雄さんが見た残酷な日本司法の闇
>>1
>>「実態を調べていた女性ライターが失踪した」など、真偽のほどが定かではない噂が出回るようになり
女性記者の失踪話はけっこう有名な話だと思っていただが・・・ これ自体出所不明のいいかげんな話だったんかい!?
>>23
女性ライターの失踪自体は事実。
ジャーナリストというよりタウン情報誌に記事書いたりとかがメインな人だったらしいので 売春島の実態をレポすべく危ない橋を渡ったりはしないだろうと言われている。
渡し舟で渡るとマークされるのでアクアラング使用で島に潜入するも発覚、 監禁されて売春させられているとかの噂もあったが実話誌とかの出鱈目だろう。
>>55
地元だけど、そのライターさんとトカノ島の関わりなんて聞いたことないんだなー 彼女の働いていたミニコミ誌なんて、ナントカさん家にご長男が生まれましたー みたいなユルイ雰囲気の地元密着型
犯人と疑われてたのは直接の知り合いだったはず
>>192
渡鹿野島も一時期話題になった。1998年に伊勢市の出版社に勤務していた辻出紀子さん(当時24歳)が行方不明になった
辻出さんが自宅に帰らなかった翌日の夕方、愛車である日産マーチが勤務先から1.2km離れた損害保険会社の駐車場に長時間止められていたことがわかり、駐車の仕方に不審な点が多く、1ヶ月後、O市に住むA氏が警察の捜査線上に浮上した。
A氏は辻出さんと最後に会った人物でアリバイはなかったが、逮捕には至らなかった。A氏は前年、東京都の女性を監禁した事件で逮捕されたが、裁判では無罪になり、逆に告訴された警察はその後、手が出せなくなってしまった。
辻出さんは学生時代にジャーナリストを志し、東南アジアの難民キャンプを周っていた。 帰国後、伊勢市の出版社に勤め、記事を書いていた。
こういう裏風俗1回行ってみたかった
AV落ちしたアイドルたちが最後に行き着く地か
ホテルの宴会にコンパニオンとしてやってくる もちろんその場で交渉出来る 女中さんに頼めば手配してくれる
でも泊まりオッケーの女の子は限りがある 誰でも泊まれることは出来ない 相手が見つからいことも
今は普通?の観光地に脱却しようとしてるみたいだね うまく言ってるか知らないが
ここ観光資源何もないから、売春歴史博物館みたいなの作れば観光客来るかも。 家族連れは来ないだろうけどw
実際の話、もうこの島の風俗産業は風前の灯火 できればそっとしてあげて欲しい
飛田新地の料亭街は?
町全体で売春やってる
この2chスレまとめへの反応
今は普通のリゾートホテルもあり、普通の島、家族連れや恋人と旅行が大半でしょ。
ベアゲルターがアニメ化したらオタクがくるだろ