コーヒーと重曹でフィルムを現像してみたwww
以前立てた「60年前のカメラでディズニーを~」ってスレでコーヒーで現像出来るぞと言いながら放置してたから立ててみました
今日はどうにか何か写ってるかなって程度には現像出来たので手順を紹介していこうと思います
上の画像だけ署名入り勘弁
期待
まずフィルムを現像するにはフィルムに付いてるハロゲン化銀を銀に還元する必要があります
これを行うために本来であればハイドロキノンやメトール、フェドニンなどの薬品を用いるのですが、なんと!インスタントコーヒーにハイドロキノンが入っているんです!
ってことで水にインスタントコーヒーの粉を溶かしてコーヒーを作りました
>>5
現像のための薬品って高いの??
>>9
興味本位でやってみただけです 取り扱っている店舗が少なく手に入れにくいというのもありますが…
>>5
ハイドロキノンの他にはビタミンCでも現像液が作れるみたい
>>12
そうですね
アスコルビン酸が含まれてるので多分イケます 試してみてくださいw
おお 本格的みたいだな
ハイドロキノンってわりと生物の体には含まれてる物質だけどコーヒーにも入ってるとは知らなかった
インスタントでもいいのだろうか?え?レギュラーソリュブルコーヒーと呼べって?
スマホからPCの専ブラに移動したからかID変わりましたね
さて現像液はコーヒーで出来たのですが、ここでもう一押ししておきます
現像促進剤という現像しやすくなる薬剤がありまして、この成分が炭酸ナトリウムなんです
ということで重曹(炭酸水素ナトリウム)を加熱して炭酸ナトリウムを作り、成功率をあげました
停止・定着もキッチン周りのものでできるんかな たしか酢酸とかだった気がするし食酢でいけるか?
>>13
いまから説明しますねっ
現像液は水100mlにコーヒーの粉を4g、それと促進剤として炭酸ナトリウムを5gで完成です
そして次に銀の還元を停止するために停止液が必要なのですが、これは普通の現像でも水を用いることがあるので、今回も水を用いました
厳密な現像には酢酸などを使います
オープンにはこういうのはウケないか…
みてるぜ
>>17
ありがたや…
そして最後に感光剤を溶かして光に当てても大丈夫にするための定着液
これはチオ硫酸塩の水溶液であればなんでもいいので手近にあったチオ硫酸ナトリウム水溶液(魚用のカルキ抜き)を用いました
そしていよいよ現像作業に入ります
ちなみに前スレも見てたぜ
オリンパスのカメラだっけか
俺もペンタのフィルムカメラ直したんだが結局使ってないんだよな…やっぱ現像代がかかるのがなぁ
>>19
おぉディズニー撮ったスレですね
僕もSPというPENTAXのフィルム一眼レフを持ってます
現像「だけ」でプリントしないと数百円なので、プリントせずに自宅でスキャンするのもオススメです
>>21
あのすれ面白かったぜ SPいいよな
俺のはMVっていうSPの廉価版だわ スキャナーもってるのか? よかったらおすすめ教えてくれ
>>24
うれしいっす、ありがとうございます!あっMV1もウチにありますw
アレは良いですよね 小型一眼レフ最高です フィルムスキャナーはハードオフで安いのを拾ってきて使っているのですが、色が上手く出ず苦労してます… オススメできるものと出会えれば良いのですが
>>26
やっぱりハードオフで探すかw
楽しいよねハードオフ巡り 仕事の帰りに見てみるわ あんがと
化学系卒だけど…ほえー って感じで見てる
>>20
実は化学が苦手な理系高校生だったりしますw
さていよいよ作業に入るのですが、作業場所としてオススメなのはお風呂場です 現像してすぐのフィルムにホコリが着くと取れないので…それにヒーターで保温できるのも長所ですね
というわけで諸々の道具を風呂場へ移動させました
いい味出してるね。
酢酸につけたり定着液つけたりするんだよね
まずは現像液にフィルムをつけます
本来は光の入らない場所でパトローネ(フィルムの入っている筒)からフィルムを取り出し、現像タンクという専用のものに入れて行うのですが、今回は「気軽に」ということでパトローネに入れたままフィルムケースに液を入れて作業してみました
割り箸で撹拌しました
水温20度で処理時間15分、はじめに10回その後は1分毎に3回の撹拌を行いました もう少し処理時間が長い方が、像が良く出たかもです
次に停止液です
手桶に水入れて撹拌です
現像液を落とすのが目的なので、特に時間は決めずパトローネからコーヒーが滴り落ちてこない程度まで行いました
攪拌といえば先輩には重ねたタオルに持ち上げた容器を落とせって教えられたけどあれであってたのだろうか……
>>28
なんとも豪快なwww
現像出来てたならおkじゃないでしょうかね(適当
最後に定着液です
先ほどの現像液と同じようにフィルムケースに入れて撹拌です
処理時間は10分、はじめに30回その後は1分毎に10秒間の撹拌を行いました
んでんで
フィルムケースごとやるのかw
おおー
すげえ
現像液につける時間をもう少し長くすれば更に良くなったかと思います それとパトローネ入れっぱなし現像は難しいです かなり現像にムラが出来てしまいました 現像タンクくらいは使うべきでしたねw
それと乾燥させる際に水滴をろ紙で拭いてしまったために縦筋が付いてしまいました…専用のスポンジが必要かもしれません
また、フィルムのサイズに違和感を覚える方もいるかもしれませんね 今回はハーフ判で撮影したので通常のサイズの半分なのです
縦筋が逆にいい味出してる
というわけで、やり方次第では身近なもので現像できるよってことでおしまいです ありがとうございました
印画紙まではむつかしいか・・・まぁ、これを写真屋に持っていけばいいのかな
>>46
遮光の袋に印画紙とフィルムを入れてクリアファイルで挟む
袋から出して露光
また袋に入れて暗室へ
サイズはあれだけどとりあえず写真にはなるな
>>49
なるほど
日光写真みたいな感じでしょうか?
>>51
いや青写真とはまた別
ベタ焼きみたいなもん
薬品についてはよくわからんが
>>53
プリントについての知識は全然無いので勉強して色々試してみます!
1枚目と2枚目がやたらかっこいい
今回使ったフィルムの種類と銘柄を教えて
>>48
フジのアクロスというモノクロフィルムです
おもしろい、おもしろい!
身近なもので現像を試みるっていう姿勢がいいと思います。
昔、ちゃんとしたタンクと薬品で現像してたおっさんだけど自分でもやってみたいと思いました。色がついたのはゼラチンにコーヒーの色素がついたんですね。
パトローネのままで現像ってのは、昔ダークレスっていう簡易現像キットでもやってた方法です(これもムラになりやすい)濾紙は結構繊維が硬くて粗いので、ママの化粧パフがいいかも。
たいへんよくできました!
>>50
化粧パフ!次回はそうしますね!
>>1の写真、50年前の写真って言われてもパッと見分からないわ
おもしろそー
>>52
3枚目なんてかなりレトロな感じになっちゃいましたねw
意外と本格的なことやってるし出来栄えも味があってええな
この路線で行くならレンズを虫眼鏡とペットボトルキャップで作ってみたらどうだろう前にデジタルで試してみたら思いの外それっぽく写った覚えが
レンズを使うとピントとか難しいしピンホールがいいんじゃない?フォルム式ピンホールの仕組み考えるの面白いぞ
>>54-55
知り合いに虫眼鏡でかなり鮮明な画像を出してた方がいたので、機会があったら参考にして作ってみたいと思います
ピンホールも楽しそうですね
ベス単みたいなのを自作するのも面白いかもしれません
49さんが仰るのはコンタクトプリントの露光を日光でということですよね。
印画紙現像ができる環境があるなら、ピンホールは印画紙で試すのも面白いかもしれませんね。フィルムより感度が低いから露光時間も必要ですし、撮影も1枚づつになりますが巻き上げとか考える必要がないので構造がシンプルにできると思います。
撮影した写真はネガになるので、これを別の印画紙と密着露光してポジにしてやるの。
をっと、ここまでくると「フィルム現像」とは別のハナシですね。失礼。
>>57
理解しました
印画紙を手に入れて、ピンホールカメラで撮るの良さそうです
いつか試してみたいと思います