夏だし久しぶりに怖い話とか怖いコピペしようぜ
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。
じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行っていないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、その訳はこんなことだ。
春休みに入ったばかりのこと、いい天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで行った。 まだ寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、そこでしばらく寛いでいた。そうしたら、
「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」
と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、人が発してるような感じがした。 それも濁音とも半濁音とも、どちらにも取れるような感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に帽子があるのを見つけた。 生垣の上に置いてあったわけじゃない。 帽子はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで来ると、一人女性が見えた。まあ、帽子はその女性が被っていたわけだ。女性は白っぽいワンピースを着ていた。
でも生垣の高さは二メートルくらいある。その生垣から頭を出せるってどれだけ背の高い女なんだ…
驚いていると、女はまた移動して視界から消えた。帽子も消えていた。また、いつのまにか「ぽぽぽ」という音も無くなっていた。
そのときは、もともと背が高い女が超厚底のブーツを履いていたか、踵の高い靴を履いた背の高い男が女装したかくらいにしか思わなかった。
その後、居間でお茶を飲みながら、じいちゃんとばあちゃんにさっきのことを話した。
「さっき、大きな女を見たよ。男が女装してたのかなあ」
と言っても「へぇ~」くらいしか言わなかったけど、「垣根より背が高かった。帽子を被っていて『ぽぽぽ』とか変な声出してたし」と言ったとたん、二人の動きが止ったんだよね。いや、本当にぴたりと止った。
その後、「いつ見た」「どこで見た」「垣根よりどのくらい高かった」
と、じいちゃんが怒ったような顔で質問を浴びせてきた。じいちゃんの気迫に押されながらもそれに答えると、急に黙り込んで廊下にある電話まで行き、どこかに電話をかけだした。
引き戸が閉じられていたため、何を話しているのかは良く分からなかった。ばあちゃんは心なしか震えているように見えた。
じいちゃんは電話を終えたのか、戻ってくると、
「今日は泊まっていけ。いや、今日は帰すわけには行かなくなった」と言った。――何かとんでもなく悪いことをしてしまったんだろうか。
と必死に考えたが、何も思い当たらない。あの女だって、自分から見に行ったわけじゃなく、あちらから現れたわけだし。
そして、「ばあさん、後頼む。俺はKさんを迎えに行って来る」と言い残し、軽トラックでどこかに出かけて行った。
ばあちゃんに恐る恐る尋ねてみると、「八尺様に魅入られてしまったようだよ。じいちゃんが何とかしてくれる。何にも心配しなくていいから」と震えた声で言った。
それからばあちゃんは、じいちゃんが戻って来るまでぽつりぽつりと話してくれた。
この辺りには「八尺様」という厄介なものがいる。
八尺様は大きな女の姿をしている。名前の通り八尺ほどの背丈があり、「ぼぼぼぼ」と男のような声で変な笑い方をする。
人によって、喪服を着た若い女だったり、留袖の老婆だったり、野良着姿の年増だったりと見え方が違うが、女性で異常に背が高いことと頭に何か載せていること、それに気味悪い笑い声は共通している。
昔、旅人に憑いて来たという噂もあるが、定かではない。
この地区(今は○市の一部であるが、昔は×村、今で言う「大字」にあたる区分)に地蔵によって封印されていて、よそへは行くことが無い。
八尺様に魅入られると、数日のうちに取り殺されてしまう。最後に八尺様の被害が出たのは十五年ほど前。
これは後から聞いたことではあるが、地蔵によって封印されているというのは、八尺様がよそへ移動できる道というのは理由は分からないが限られていて、その道の村境に地蔵を祀ったそうだ。
八尺様の移動を防ぐためだが、それは東西南北の境界に全部で四ヶ所あるらしい。
もっとも、何でそんなものを留めておくことになったかというと、周辺の村と何らかの協定があったらしい。例えば水利権を優先するとか。
八尺様の被害は数年から十数年に一度くらいなので、昔の人はそこそこ有利な協定を結べれば良しと思ったのだろうか。
そんなことを聞いても、全然リアルに思えなかった。当然だよね。そのうち、じいちゃんが一人の老婆を連れて戻ってきた。
「えらいことになったのう。今はこれを持ってなさい」
Kさんという老婆はそう言って、お札をくれた。それから、じいちゃんと一緒に二階へ上がり、何やらやっていた。
ばあちゃんはそのまま一緒にいて、トイレに行くときも付いてきて、トイレのドアを完全に閉めさせてくれなかった。ここにきてはじめて、「なんだかヤバイんじゃ…」と思うようになってきた。
しばらくして二階に上がらされ、一室に入れられた。
そこは窓が全部新聞紙で目張りされ、その上にお札が貼られており、四隅には盛塩が置かれていた。
また、木でできた箱状のものがあり(祭壇などと呼べるものではない)、その上に小さな仏像が乗っていた。
あと、どこから持ってきたのか「おまる」が二つも用意されていた。これで用を済ませろってことか・・・
「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。俺もばあさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。 そうだな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。七時になったらお前から出ろ。家には連絡しておく」
と、じいちゃんが真顔で言うものだから、黙って頷く以外なかった。
「今言われたことは良く守りなさい。お札も肌身離さずな。何かおきたら仏様の前でお願いしなさい」とKさんにも言われた。
テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、見ていても上の空で気も紛れない。部屋に閉じ込められるときにばあちゃんがくれたおにぎりやお菓子も食べる気が全くおこらず、放置したまま布団に包まってひたすらガクブルしていた。
そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、目が覚めたときには、何だか忘れたが深夜番組が映っていて、自分の時計を見たら、午前一時すぎだった。(この頃は携帯を持ってなかった)
なんか嫌な時間に起きたなあなんて思っていると、窓ガラスをコツコツと叩く音が聞こえた。 小石なんかをぶつけているんじゃなくて、手で軽く叩くような音だったと思う。
風のせいでそんな音がでているのか、誰かが本当に叩いているのかは判断がつかなかったが、必死に風のせいだ、と思い込もうとした。落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、テレビの音を大きくして無理やりテレビを見ていた。
そんなとき、じいちゃんの声が聞こえた。
「おーい、大丈夫か。怖けりゃ無理せんでいいぞ」
思わずドアに近づいたが、じいちゃんの言葉をすぐに思い出した。
また声がする。「どうした、こっちに来てもええぞ」
じいちゃんの声に限りなく似ているけど、あれはじいちゃんの声じゃない。
どうしてか分からんけど、そんな気がして、そしてそう思ったと同時に全身に鳥肌が立った。
ふと、隅の盛り塩を見ると、それは上のほうが黒く変色していた。
一目散に仏像の前に座ると、お札を握り締め「助けてください」と必死にお祈りをはじめた。
そのとき、
「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」
あの声が聞こえ、窓ガラスがトントン、トントンと鳴り出した。
そこまで背が高くないことは分かっていたが、アレが下から手を伸ばして窓ガラスを叩いている光景が浮かんで仕方が無かった。もうできることは、仏像に祈ることだけだった。
とてつもなく長い一夜に感じたが、それでも朝は来るもので、つけっぱなしのテレビがいつの間にか朝のニュースをやっていた。画面隅に表示される時間は確か七時十三分となっていた。
ガラスを叩く音も、あの声も気づかないうちに止んでいた。どうやら眠ってしまったか気を失ってしまったかしたらしい。盛り塩はさらに黒く変色していた。
念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、恐る恐るドアを開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。ばあちゃんが、よかった、よかったと涙を流してくれた。
下に降りると、親父も来ていた。
じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、庭に出てみると、どこから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。そして、庭に何人かの男たちがいた。
ワンボックスは九人乗りで、中列の真ん中に座らされ、助手席にKさんが座り、庭にいた男たちもすべて乗り込んだ。全部で九人が乗り込んでおり、八方すべてを囲まれた形になった。
「大変なことになったな。気になるかもしれないが、これからは目を閉じて下を向いていろ。 俺たちには何も見えんが、お前には見えてしまうだろうからな。 いいと言うまで我慢して目を開けるなよ」
右隣に座った五十歳くらいのオジさんがそう言った。
そして、じいちゃんの運転する軽トラが先頭、次が自分が乗っているバン、後に親父が運転する乗用車という車列で走り出した。 車列はかなりゆっくりとしたスピードで進んだ。おそらく二十キロも出ていなかったんじゃあるまいか。
間もなくKさんが、「ここがふんばりどころだ」と呟くと、何やら念仏のようなものを唱え始めた。
「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」
またあの声が聞こえてきた。
Kさんからもらったお札を握り締め、言われたとおりに目を閉じ、下を向いていたが、なぜか薄目をあけて外を少しだけ見てしまった。
目に入ったのは白っぽいワンピース。それが車に合わせ移動していた。あの大股で付いてきているのか。頭はウインドウの外にあって見えない。 しかし、車内を覗き込もうとしたのか、頭を下げる仕草を始めた。
無意識に「ヒッ」と声を出す。「見るな」と隣が声を荒げる。
慌てて目をぎゅっとつぶり、さらに強くお札を握り締めた。
コツ、コツ、コツ
ガラスを叩く音が始まる。
周りに乗っている人も短く「エッ」とか「ンン」とか声を出す。アレは見えなくても、声は聞こえなくても、音は聞こえてしまうようだ。Kさんの念仏に力が入る。
やがて、声と音が途切れたと思ったとき、Kさんが「うまく抜けた」と声をあげた。それまで黙っていた周りを囲む男たちも「よかったなあ」と安堵の声を出した。
やがて車は道の広い所で止り、親父の車に移された。親父とじいちゃんが他の男たちに頭を下げているとき、Kさんが「お札を見せてみろ」と近寄ってきた。
無意識にまだ握り締めていたお札を見ると、全体が黒っぽくなっていた。
Kさんは「もう大丈夫だと思うがな、念のためしばらくの間はこれを持っていなさい」と新しいお札をくれた。
その後は親父と二人で自宅へ戻った。バイクは後日じいちゃんと近所の人が届けてくれた。
親父も八尺様のことは知っていたようで、子供の頃、友達のひとりが魅入られて命を落としたということを話してくれた。魅入られたため、他の土地に移った人も知っているという。
バンに乗った男たちは、すべてじいちゃんの一族に関係がある人で、つまりは極々薄いながらも自分と血縁関係にある人たちだそうだ。
前を走ったじいちゃん、後ろを走った親父も当然血のつながりはあるわけで、少しでも八尺様の目をごまかそうと、あのようなことをしたという。
親父の兄弟(伯父)は一晩でこちらに来られなかったため、血縁は薄くてもすぐに集まる人に来てもらったようだ。
それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、また夜より昼のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。
そして、先に書いたようなことを説明され、もうあそこには行かないようにと念を押された。
家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、あの夜に声をかけたかと聞いたが、そんなことはしていないと断言された。
――やっぱりあれは…
と思ったら、改めて背筋が寒くなった。
八尺様の被害には成人前の若い人間、それも子供が遭うことが多いということだ。まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、身内の声であのようなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。
それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、洒落にならない後日談ができてしまった。
「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。それもお前の家に通じる道のものがな」
と、ばあちゃんから電話があった。
(じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえなかった。じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言っていたという)
今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…
高校の時池沼の養護学校にボランティアにいったんだが、 水泳の時間に池沼が女の子押し倒して腰カクカク。 俺たちの唖然、10秒くらいで職員が取り押さえる
(^q^)のああああああああああ!!!
って言って離されたが、女の子の股間部分は横にズラされて(ちょっと入ってたぽい)
べっとり一回の射精とは思えないほどの精子が付いてた。
それで女の子泣きながら精子流すために外にあるシャワー行って洗おうとしたら 見学に着てた70くらいの池沼母が日傘で女の子をボコボコにした。
母「うちの池沼ちゃんの精子がそんなに汚いっていうの!? うちの池沼ちゃんの精子がそんなに汚いっていうの!?」
結局女の子は二針縫って帰って1年休学。池沼の子供妊娠してたらしい
友人とキャンプに行ったんだ。
遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が。
下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さ。スリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!
幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた。
悲鳴に気付いた友人が急いで助けに来てくれた。
俺「死ぬかと思った」
友人「大丈夫だったか?ホント、ロープ位修理して欲しいよな」
もっと
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかで友達を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した。
死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えずそのままだった。
最近一人暮らしするようになって、部屋のインテリアとして、パズルを飾ることにしたんだよ。光を浴びた後に暗くすると光るってやつで、その光が儚くていいんよね。
この前も夜帰ってきたら、そのパズルが淡く光っててさ、なんか出迎えてくれているようで癒されたんだよ。
またパズルやりたくなってきたし、今度は同じサイズで2000ピースのやつ買ってみるかな。
最終間近の路線バス。
すこし酔っていたせいかうつらうつらとしていると、降車ボタンが押された音にはっと目を覚ます。
次は私の降りる停留所。
いかんいかん乗り過ごしていたら大変な所だった。
私が一人降りると乗客の居なくなったバスはそのまま発車する。
客が居ないのにご苦労なこったな。
ある日、そっくりな双子の少女が誘拐された。
双子はガムテープで目と口を塞がれた。
犯罪者は姉の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら妹を殺すよ。」
そして次は、妹の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら姉を殺すよ。」
家に帰ると天井の板が一枚外れていた。
あまり気にすることなくそのままにして風呂に入った
風呂から上がりビールを飲みながらニュースを観た。また通り魔か……。
しかもこの辺だ…。
そのとき急に寒気がして天井板のことを思い出した。すぐに板をはめて合板と釘で補強した。
これでもう安心だ
出かける準備をし終わったとき、顔を洗うことを忘れていたことに気づく。洗面所の水を流しながら、洗顔を始める。いざ石鹸を洗い流そうと、手探りで水を探す。
手に水が当たらない。
泡が目に入るのをこらえ、蛇口を探す。
やっと見つけることができ、顔を洗い流すことができた。
近ごろの警察はなにやってるんだろうね。
市民の税金で食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。
先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。
小さな町だから、どこいってもその話で持ちきりだよ。マスコミもかなり大きく取り上げてる。滅多にない大ニュースだから無理もないけど、恐怖を煽るだけ煽って無責任なもんだ。
うちのばあちゃんなんか、可哀相なくらい怯えちゃって、毎日何時間も仏壇の前で手を合わせてる。
なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。
反対していた両親を押し切って、今日から一人暮らし。一人で起き、朝食を食べ、ゴミを出して支度を整えた。
憧れの一人暮らしを実現できたことで私は満ち足りていた。家に鍵をかけ、毎朝花に水をやっている近所のお婆さんに挨拶をして、私は学校に向かった。
明日遠足なのに雨が止まないと息子が泣く。そこで私はてるてる坊主を作り窓にぶら下げたがもっと大きいのがいいと息子がせがむ。
次にサッカーボールにバスタオルを被せて作ったがもっともっと大きいのと泣き喚く。仕方なく毛布を被せて窓に吊るしてあげたら満足したのかようやく泣き止んだ。
道で「十年後の自分が見えるカメラ」なるものを拾った。
冗談半分で自分を撮ってみると、なにも写らない。
「なんだ、壊れてんじゃんw」
そこで通りかかった友人を撮ってみた。するとそこには、ホームレスになった友人の姿が。
友人の未来が心配になった。
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……ナポリタン……
>>30
これ何もないって話だけど若干韻踏んでるよね
レストラン ナポリタン yeah
意味怖混ざってるね
>>31
むしろほぼ意味怖
別ジャンルもどんどん貼ってほしいんやで
ある日彼からムービー付きメールが届いた。何かと見ていると彼が自殺する内容だった。縄に首をかけて首を吊って苦しそうに、もがいて彼は逝った。
そこでムービーは終わった
妻が家で強盗に襲われたらしい。
妻の安否を確認すると持っていた包丁で強盗を撃退したらしい。妻を迎えに警察署に行くと、妻は「インターホンが鳴ってあなたかと思って玄関にでたらいきなり襲い掛かってきたの」と言った。
私は妻を抱きしめながら怖かっただろうとその頭を撫でた。
今日もまた上司に怒られた。OL仲間の間でもかなり評判の悪いハゲだ。
「私のストーカーの犯人もあのハゲだったりして…」
そんなことを考えながら私は帰宅した。家といっても二部屋しかないボロアパート。リビング+キッチンと寝室だけ。窓もリビングにしかない。安いからいいけど。玄関の鍵を開けて部屋に入るとびっくりした。リビングにあったタンスが荒らされていた。
そういや、朝食を食べに出たときに鍵をかけ忘れて、そのまま出勤したんだ…
くそ!窓は全部鍵がかかっているから玄関から入られたんだろ。
あー気持ち悪い。むかつく。死んでほしいと思う。もう今日は疲れた。警察には明日行こう。
私は玄関の鍵が閉まっているのを確認し、寝室に向かった。
俺も貼っていい? 書き溜めてたのがあるんだけど
昔の仕事先の話なんだ
>>37
是非是非
聞きたい
昨日夜遅くに会社に呼ばれた(クレームで)ので、バスも電車もないので家までタクシー呼んだんだけど そのときの運ちゃんとの会話
運「昨日近所のレストランで刃物持った男が暴れて逃げたらしくて僕らも注意するように言われたんですわ。もし乗せちゃっても気づかない振りして降ろしてから通報ってね」
俺「こわいっすね~。大阪でも物騒な事件がありましたしね~」 運「こわいね~。でもまあ幽霊さん乗せるよりはマシですよ。あいつら無銭乗車するし事故を誘うし大変ですよ」
俺「大変です・・・って、乗せたことあるんですか!」
運「しょっちゅうですよ。今日もちょうどお客さんと入れ違いで降りていきましたよ。気づきませんでした?」
俺の誕生日に、ホームパーティを開いたわけ。
その時、家の中で皆の写真をとってみたら、変なものが映っちゃったのよ。 背後の押入れから見知らぬ真っ白い顔して真っ赤な目の女が顔を出して、こっち睨みつけて んの。 これやべーじゃんってことで、霊能者に写真を鑑定してもらった。
そしたら、「この写真からは霊気を感じない。心霊写真でも何でもないよ。」だとさ。 あ~あ、ビックリさせやがって全く。
俺は昔、妻と二人でドライブ中に交通事故を起こした。
幸い俺は一命を取り留めたものの、事故を起こした直後に妻は死んでしまった。
今は一人暮らしなんだが、なんとか仕事の給料で食っていけるという状況だ。
でも最近俺は、職場で上司に話しかけても無視されるイジメを受けていて、「仕事が出来ないからかなぁ~」と思っていたがあまり気にし無かった。
ある日俺は、後輩に携帯電話で業務連絡をしようとしたが、間違えて妻の実家に電話を掛けてしまった。
「もしもし、○○○(俺の名字)ですけど」
俺は掛けまちがえたことに気付かず、そのまま応答を待つ。
応答があった。それは妻の声だった。
「今は幸せに暮らしています」
その一言だけを残して、電話を切られた。
今いい?
結構長いんだけど昔メモったやつを半年くらい前にまとめ直したもの
>>42
どうぞどうぞ
じゃあROMるわ
是非是非
うちの会社のエレベータすっげぇ古いのよ もう業者さんが何度も来て補修してたのを何度も見てる
なんか重要なパーツがもう生産中止で何とかだましだまし使っていくしかないんだと
んでこっから本題
この前仕事が長引いてさ、仕事上がったのが10時過ぎ
照明も落とされた中を資料抱えてえっちらおっちら1階まで帰ろうとしたんよ
したら、エレベータのボタンの普段鍵で締まってるボックスあるじゃん?あそこが微妙に開いてんの
こう、いつも何気なく使ってるものに変化があるとワクワクするじゃん?子供の頃の秘密基地へに侵入方法みたいでさ
でだ、
底のボックスを開いてみたら、ぽつりとボタンが1個だけ。それで、『別の』ってボタンに印字されてんの
最初は「はは~ん、業者のおっさん焦って鍵かけ忘れたな」とかニヤニヤしてたんだけどさ
そのなんていうか、違和感しかない三文字に一気に血の気がサッー!って引いていった
でもなんだろうな、そこから視線が剥がせないの
『別の』
ってことは仮想ラインかなんかあるのか?試運転用のボタン?って頭グルグルしてるのにさ、明日が休みってことで気が大きくなってたのかな。ボタン押しちゃったわけ。
ポチって感じじゃない。ギギギッっていう、長年放置されてたようなひどくザラついた感じ。その瞬間強烈な耳鳴りがして思わず反射的に耳と目を塞いだ。
目を開けたとき、何か、外が明るい
古いエレベータの隙間からちらちら光が漏ってる
え?え?外もビル内も真っ暗だったよな?そもそもエレベータが動いた気配もなかったよな?
夜警さんでも乗り合わせたのかな?って感じでもない 恐る恐る「開」のボタンを押してみたら、そこにはさ
扉を開けたらいきなり日が昇ってんのよ。そんですんげぇ暑い
仕事終わりまではヒーター焚いても歯をガチガチさせてたのにさ、明らかに真夏の陽気なの
んでなんか臭い。魚醤ってあるじゃん?アレがほんのり漂ってる感じっつったら分かるかな
なんか混乱するより笑えてきた
「あ~会社で寝ちゃったかな」って思って。繁忙期だったしね そのくせ足がガクガク震えてんのよ。生まれたての小鹿状態
どーしよ休み無駄にしちゃったなぁとかわけわかんないこと考えながら外出たらさ、ビルがほとんどねーの
一面畑?更地?みたいのがダーって広がっていて、ところどころ掘っ立て小屋みたいのがポツポツある、みたいな
その瞬間文字通り玉ひゅんした。いやチョロッと漏れたかもしれん
とりあえずおぼつかない足取りで幹線道路?(って言ってもアスファルトはひかれてない。すげー広い更地にわだちみたいのが通ってた)に出てさ、まわり見渡したら標識を見つけた
うわーやった!人いるわ!!これで何とかなる!ってなんか泣きたくなってさ
障害稀に見る猛ダッシュで標識まで行ってまじまじと見たらさ
なんだろ丸い白塗りの標識に『尤』ていう字に横棒一本足したみたいな文字がデンッ!て一文字だけ書かれてて
下にもわけわからん文字が書かれてた「のSlKみ 12km」←こんな感じ
頭だけはものすごく冷静に超回転してた
「あ、12km?結構遠いな」って感じで
どーしよーもねーから歩き出した
2時間ぐらい歩いたかな。マジで殺風景でとりたてて書き出すことはない。汗ダクになって異常にエネルゲン飲みたい衝動に駆られたぐらいかな
あ、そうそう。途中畑仕事してる人を見かけた
作務衣?和服?っぽい服着てたイメージがある
何しろ遠目だから具体的に何してるか分かんなかったけどさ、なんか俺に気付いたら深々とお辞儀してたよ。それとも目を合わせちゃだめだと思ったのかな
んでさ、色いろあって、いい加減泣きそうになった頃だよ
急にバリバリ音がし出したからなんだと思ってたら、遠くから車?が来るのチェロキーに似てるけど違う、世紀末にモヒカンが乗ってるバギーっつった方がいいかな
駆動部むき出しで6輪で異常に縦長なの。どこのリムジンだっつーの
それが目の前で止まった
期待
乗員は二人。六角精児に似た小太りのニコヤカなおっさんと多部未華子似の仏頂面のショートカット(多分女。あとだいぶ補正入ってると思う)。
そいつらがさ、俺に「お困りですか?」って聞くわけ
話題逸れるけどさ、よくコピペで『異世界いった』系の話だと住人めちゃめちゃよそよそしかったり、すげー高圧的だったりするじゃん?
でもさ、その人たちめっちゃフレンドリィなわけ
とはいえ、俺はもうしっこを軽くドジってる身だよ。一も二もなく「はいはいはい!!」って
で、六角さん、「じゃあ乗って」って俺を促す。今考えりゃ相当怪しい。でもま、結果的にはよかった
車に乗り込んだあと、六角さんがしゃべりまくる「どっから来たんだ?」「腹減ってないか?」とか
その都度多部ちゃんが諫めてるっぽいんだけど、どうやら日本語っぽくなかった。やたら巻き舌で北欧っぽい?響き(これは主観な)
あとで聞いたけど喋りかけまくるのは六角さんなりにリラックスさせようとしてたんだって
まー、その時の俺は安堵と半端ない魚醤臭さ(車の燃料なのかパーツなのか知らんけどとにかく臭い)で生返事ばかり放ってたけど
「ツージ(ツチウジ?畑仕事の人?)の人たちが知らせてくれたの。カナコ(カンノコ?)がいたって。カンナ(カイナ?)の方に落ちた人は俺たちも手出しできないからさ」
つって爆笑したのだけは印象に残ってる。
で、俺
「他にも落ちた?人っているんですか?」「あ……うん。まぁこのノリト(ノギト?)長いからね。けっこう」
六角さん明らかにやっちまったって顔してんの。多部ちゃんめっちゃ睨んでるし
「ぼくは、初めてです」
ポカンとしてる俺を見て多部ちゃんはそこだけ日本語でこういった。うわボクっ娘かよとか埒もなく思っていた
いろんなものを見てきたけどここは記憶があいまいなんだよな
六角さんが「降りて」ってジェスチャーしてる
俺が降りた先にはなんか十重二十重に城壁がそそり立ったロールケーキの親玉みたいな建物だった
進撃の巨人の街とか、メガテンⅣの東のミカド国を想像してくれればいい
「うわーこれは逃げれんなぁ」とか俺はもう驚きつくしてボンヤリ思った
室内は六角さんと僕っ子と同じようなカーキ色の服着た人がうようよいた
でもみんなちょっと一歩引いたみたいな態度で誰も六角さんに声かけようとしない
で、いろんなとこを曲がったりしてだだっ広いホールみたいなところに通された
全然違うが精神病棟の個人病棟? ああいうところを連想した
「ここね、ちょっと不便するけど少しいてね」
六角さんはそう言って出て行った。ニコヤカだけどすっげービジネスライク。むしろぺこっとした多部ちゃんの方が人情味あったと思う
室内には固定式の机といす、あと隅っこに観葉植物らしきものがあった。
でも葉っぱが赤い。レッドロビンとかの赤さじゃなくて、なんかすごい原色の赤
椅子の上には飯?らしきものがあった
おかゆみたいなのとほうれん草色のカレーかシチューと思しきもの別に食いたくないけど次いつ食えるかどうかわからんから食った
おかゆはドングリみたいな味がした。まずい
カレーの方は見た目に反して甘酸っぱくて薬草?くさい(魚醤臭もある)。あと全体的に味が薄かった
(これでラストね)
料理に睡眠薬とかは言ってやしないかと冷や冷やしてたけど、特に何もなかった
そのままぼんやりしてたら、六角さんを伴ってなんかおっさんが入ってきた。青い制服で多分上司だと思う。必殺の頃の藤田まことに似ていた
まことが六角さんに何か言う→六角さんが通訳って感じで以下進む
「これから身体検査やるから持ち物全部出して」「部屋に入ったら服も脱いで。アダ(アンダー?多分下着)も一緒」「荷物ちょっと預かるけど壊さないから。あとでつかえるか確認してもらうから」
とかなんとか
気づけば身体測定スタート生まれたままの俺はそのままなすがままだった
ビックリしすぎてマイサンが軽く甘勃起していたのは内緒だ
違った 別のメモ帳に続きがあったはず
ちょっと待って。会議みたいなのがあったんだよアダ脱いだ後に
その日はまるまるオリエンテーリングみたいなノリで終わった
人間ドッグの時みたいな着流しみたいの渡されて、戻ってきた後で例のホールに雑なマットレスがひかれてた。ここで寝ろって事らしい
もうひとりぼっちの修学旅行状態。俺泣きそう。てか初恋思い出して少し泣いた
鍵かかってんのかどうかわかんなかったけど、下手に騒ぎ起こしてもこじれるだけと思ってその日は寝た。
これで一日目は終了
2日目
目が覚めたらおかゆとシチューがセット済み。今度はボルシチみたいな赤。相変わらずまずい
どーすっかなーあのクライアント俺がいないとこじれるだろうなー
でもこの状況じゃどうしよーもねーなーとか言い訳考えながら観葉植物の葉っぱむしったり遊びながらしばらくボーっとしてた(荷物取り上げられてたし)
そうこうするうちに扉が開いて多部ちゃんが来た。うはwwwボクっ子ktkr(今思うとこれ古いw)
洗濯済みらしい俺のスーツをぞんざいに渡した後で片言で「行く」「2人で」的なゼスチュア
要は一緒に来いって事らしい
なんか服渡されたとき一緒に折りたたまれた紙を隠して渡された。でも開けようとしたら「めっ!」って手を思いっきりひっぱたかれた
この世界にアナ姫様がいればいいなと思いました
ごめん、ラインきてるクライアントkら。
読んでる時間あるでしょ?
あと8レスくらいだけど辞めた方がいい? やりきった方がいいよね
>>64
最後まで見たい
最後までお願いします
六角さんはいなかった。昨日のよりかはいくらかちっさめのバギーで後ろに俺の荷物セット済み。俺ちゃんの監視は多部ちゃんのみ
まさかこんなわけ分からんとこでドライブデートかいなと愚息をいきり立たせたらいいのか悪いのか迷っていると写真開けのお許しが出た
写真に写ってたのは俺の横顔。隠し撮りっぽいうえに白黒。すげー荒い
はい? あれあれ?
いつこんな証明写真撮られたっけ?と思ってたが微妙に違う
俺には額に怪我跡なんかないしこんなに無精ヒゲボーボーじゃない。第一俺金属アレルギーなのに、写真の俺は耳になんかピアスしてた
なんぞこれ?って多部ちゃんを見たらそこから彼女まくし立てまくる
でも言葉アレなんで単語しか拾えない
「びじょk@l調べた」vふ8じ9こ0一緒lp-^:j見つけたll@危ない」的な
がんばってゼスチュア交えてくれるんだが、知らんがな分からんがなと思ううちに車が止まる
なんか残骸?廃墟的なところで多部ちゃんが呼びかけるとゾロゾロ人が出てきた
みんなみすぼらしいってのしか覚えてないけど、まあ8人ぐらいだな
そして一人が歩み出る
わお。俺じゃん・・・
多部ちゃん俺とピアス俺(以下ピ)を面通しさせる。てかピきったねぇあとくっせぇ
多部ちゃん「パーパ……お父さんぉ;p;@@」
名前の事かな?と思って「よしお(仮)」っつったら全員どよめいてんの。
お前ら野次馬かよ
多部ちゃんピにも確認(だと思う)。ピもなんか申し訳なさそうに「よしお……」
そんでピは俺の方に進み出てなんか握らせた。きったねぇキーホルダー?だと思う
そんで多部ちゃん俺とピを乗せて再発進
俺とピ、互いに目も合わさずすげえ微妙な空気。辛い……
そんな中おずおずとピが俺に「パーパ、lpp;@@:マーマp;@:?」
なんじゃらほいと思いつつカーチャンの名をあげてみるとすげー首をタテにふんぶか振る
んで、奴のゼスチュアから推測
どうやらこっちの世界のカーチャンはもういないらしい。書き物の真似してたから多分小学生?の時分に死んじまったそうだ
で、キーホルダーはその時直接カーチャンからもらった最後のものだそう
ふーんとか思ってもう一度よく見たらこれ、ガキの頃失くしてすげーしょげたスターウォーズのベアブリックのやつやんけ!と唐突に気付いた ←(変更可。帰ってきた証拠うpとかに使えたりしたらいいなーと)
そーかーあそこで失くしたものはこっちに流れ着いてたんだーとか妙に納得したのを覚えてる
あとピのゼスチュアからいろいろ推測(これはずいぶん想像が入ってるし、ぐちゃぐちゃで補正入ってるかも)
ちびっ子の時分では普通にテレビとかもあったらしい
でもある時なんか落ちてきて(爆弾?隕石?)、全員学校に行けなくなったらしい。病気?ウィルスかなんかでカーチャンは死んだらしいのだがそれが原因だとか
そのうち制服?の人たちがやってきて日本語つかうなを徹底されたらしい
今も日本語を思い出そうとするんだけどどうしてもだめなんだって(ハムカツとかオオトヤとか意味分からん単語は覚えているらしい。なんで大戸屋wwww)
で、トーチャンと離されて集団寮みたいなとこに連れてかれて、今までずっと畑仕事してるらしい
算数(あくまで算数な)はできるらしく、生産物の4割は貰えるから食うのには困ってないらしい。ただ日本語忘れていくのが寂しいみたい
そうこうするうちに見覚えのある標識が目に入った。例の『尤』のアレだ
俺思わず「うわっ!」って声出しちゃったんだよね。多部ちゃん焦って急停車。
それほどスピード出てなかったけどピが転げてベソかいてんの。ダッセwwwww俺ダッセwwwww
俺、ダッシュで標識を再確認。うん、小さい字はわからんが12kmはしっかり覚えてる
もと来たところに帰ったんだぁとか感慨にふけっていると。多部ちゃんと俺がピが一緒に降りてくる
多部ちゃん、ピになんか言ってる(多分「お前は来るな」とかそういう調子だと思った。でもピはブルブル震えながら頑なに拒否。結局多部ちゃんが折れたっぽい)俺その標識から大体の俺出てきたところを目算(思えば最初にこれやっときゃよかったんだよマジで)
その辺へ駆け出そうとしたところを多部ちゃんに呼び止められた
そのまま通信機みたいのを出して通信を始める多部ちゃんをよそに、ピが近づいてきて俺と同じようにきょろきょろ。で、多部ちゃんに見えないように俺に「アタリを付けたところを悟られんな」的なゼスチュアをした(言葉は伝わらないけどなぜかピンときた。やっぱ同一人物だからなのかな?)あとキーホルダーは大事に持ってろと
多部ちゃんが俺たちと同行する段になってさりげなくピは離れて、田舎者丸出しみたいなテンションであたりを見る。うまくごまかしてるつもりでも相当怪しいぞ俺
で、そのあと周囲を捜索。
多分ここだ!って直感で所もあったが、ピの剣幕もあったもんで気付かないふりして周囲を捜索。結局夕方辺りまでかかる
ちなみに、俺がここだって思ったところは、うちのビルによく似た、でも廃墟。
やっぱ俺ちゃんが小学生の時に分岐した世界なのかなーってボンヤリ思ってた(ちなみにうちのビルは築30年以上。エレベータは15年ぐらい前に一新したらしいが、場所的なところが作用してるから、まあいいのか?)
多部ちゃんが車の付近で報告しだす頃になって、ピが俺を誘導
ここだって所に俺が誘導するとピがなんか言ってきた。意味分かんなかったけど多分「よろしくやれよ」的意味だったと思う
で、ピがエレベータのボタンを押すと、それまでうんともすんとも言わなかった廃墟が反応して、扉が開いた。俺を押し込んだピが多部ちゃんが追ってくるのを制止しようとしている所で意識が途絶えた
で、気が付いた時には、俺は元通りの世界に戻ってた
当たりがうっすら白み始めていて、スマホで確認したら(今度はちゃんと作動した。ネットもつながる)大体朝の5時前後ぐらいだった
足掛け2描いたというのに、時間的にはせいぜい7時間ぐらいしか経っていない。もうワケワカメだったので詳しくは考えないことにした
帰ってきた後で考え込むことが多くなった
正直あの世界は何だったのか全然わからん
でも、実際行ってきた実感はある。だって、俺が抱えてた資料やデータがそっくりなくなってるんだもん。あとでしらみつぶしに探したけど、どこにもない。素直に向こうに置き忘れてきたんだと思う
あと、ベアブリック。ピが入れたか知れないが、今も俺は大事に取ってある ←(適切な資料とかが無かったら黒焦げになってたんで捨てたとかうまい言い訳を考えてくれ)
まさかガキンチョの頃忘れたものを10ウン年ぶりに再会するとは思ってみなかったよ、ホント、あの世界は何だったんだろうな
ちなみに、仕事の資料は休み明けに必須だったんで、始発で帰って記憶頼みにヒイヒイ言いながらでっち上げたよ。結果どうにかなったんでまあいいか。上司から、「あの壁紙のサンプルみたいんだけど」って言われないかビクビクしながら過ごしてるwwwなんて言い訳しよう…
疑問が残っていないと言えばうそになる
・なんでピの野郎は俺が元の世界に帰れる手段を知っていたんだろう?
・六角さんや藤田まことが出張ってこなかった理由は何だったんだろう?
・あのまま機関に拘束されていたら、俺は一生元の世界に戻れなったんだろうか?
・ヨモツヘグイってあるじゃん?あの世のものうぇ送っちゃったらこの世界に帰れないってやつ。俺実際向こうの飯を食ってきたんだけど大丈夫かな・・・
・あのあと、定期検査やってるメンテのおっちゃん捕まえてボックスの中見せてもらったけど、やっぱり『別の』なんてボタンはなかったよ。ただ異常を知らせるランプと試運転用の計器類があるだけだった
・多部ちゃんはどうやってピを探し出したんだろう?やっぱ何らかの俺のそっくりさんみたいのがあの世界には山ほどいるんだろうか
まあ、疑問は尽きないわけだが、現に俺はこの世に帰ってきて、今もそれなりに暮らしている
あの世界が実在しても、俺の妄想でも、貴重な体験をしたんだって言う実感はあるんだ
ただまあ
田舎の辺鄙な場所の標識とかを見つけると、ついつい確認しに行かなきゃ気が済まないって言う、俺の変な癖が、新たに追加されたわけなんだけどさ
文章下手な頃に書いたから恥ずかしいけど、今もこの癖がある ← ここは2016年8月21日に書いています
乙でした
死ぬほど怖くはないけど、じんわりと背筋が固まるような話を。
ただ、俺はこれ最恐に怖い話だと思ってる。 さっきテレビで関係する話が出てて思い出したので。
数年前の事。俺はとある企業でとある研究チームの一員だった。といっても白衣を着て薬品を扱うような研究職じゃない。 俺達がやってたのは「カメラの顔認識システムとその応用」の研究。
1台のメインコンピュータにアプリケーションを入れてそこに各地の防犯カメラの映像を送ると、 顔を認識して「ID:0001はX→Y→Zを通った」ってログを勝手にどんどん作成してくれる、みたいな。
ただ、そんなのは当時でも結構ありふれてたから、そのベースとなる顔認識アプリケーションにじゃんじゃん機能を加えていくことになった。数撃ちゃ当たるって奴だな。
最初に取り組んだのは「年齢推定」の実装だった。聞いたことあるんじゃないかな。 メカニズムとしては天気予報と同じで、予め顔と年齢をセットで数千通り読み込ませておいて、 カメラが顔を認識したらその「正解リスト」を基に予想値をはじき出すって感じ。
シンプルな方法の割には精度が高くて、試験段階でも4割くらいはピッタリ当てて、後は誤差プラマイ8歳程度。 結構面白かった。
でもまあ「年齢推定」なんてのも色んなとこが挑戦してて、もっと独特なモノを実装せねば、と奮闘していた。
幸い俺達の手元には大量の顔写真&個人情報サンプルがあったので色々と試すことが出来た。 名前、学歴、出身地・・・などなど。
流石に名前予測は無理だった。ああいう離散的な物はコンピュータには理解できない。
だが驚くことに、学歴推定(中卒・高卒・大学卒・一流大卒の4パターンだったが)は6割近い正答率を誇った。
また出身地も、北海道から沖縄までの連続的な値としてコンピュータに認識させると(都道府県レベルで)10%近い正答率だった。
「なんだ10%か」と思うなかれ、これは結構衝撃的だった。
年齢の推定は人間でもおおよそアタリは付けられるが、出身地の推定を10回に1回もピッタリ当てられる人はそうそういないだろう。
要するに、十分量のサンプルがあればコンピュータの推論は割りとアテになる、ってこと。
ここまで前書き。本題はここから。
ある日チームでも結構マッドなサイエンティスト(Aとする)が「余命推定やってみようよ」と言い出した。
当時全盛期だったデスノートの影響でも受けたのだろう。しかし個人情報サンプルには当然ながら「余命」なんて欄は無い。
「撮影年・没年が分かっている歴史上の人物の写真でも使えばいい。白黒でも認識精度に大きな影響は無かっただろう?」
もちろんカラーのサンプルに比べると精度は落ちるが、顔認識のメカニズム上、ほとんど問題はない。
しかし、それではサンプル数が足りないのでは?
「要は顔と撮影日と死んだ日がわかりゃいいんだ。天災やら事故やらの被害者を使えばいい」
ちょっと待て、それじゃ外発的な要因で死んだサンプルが混ざることになるぞ。
「それでいいんだよ!」と(・∀・)ニヤニヤするA。
どうやらヤツは「相貌からその人の健康状態を推定し・・・」というのではなく、いわば道端の占い師まがいの事をコンピュータにやらせるつもりらしい。
死者をサンプルに使う事には少なからず抵抗があったが、その頃の俺達は好奇心旺盛な奴らばかりだったので、すぐに手を付け始めた。
毎日毎日チマチマと写真、没年-撮影日=余命を入力していき、数週間でサンプル数は2000に到達した。
そして試験運用。といっても、「正解」がわからないので誤差計算もしようが無いのだが。
最初に試したのは俺だった。システムを起動し、カメラの前に立つ。
すぐに顔に照準が定まり、コンマ数秒の計算の後弾き出された答えは・・・「60」だった。
ふむ。男性の平均寿命が80代であることを考えると、いい線行ってるのでは?
言い忘れていたが、俺達は皆20代前半で、リーダーだけ30代。 次々と他のメンバーも試してみたが、やはりサンプルが少なかったのか答えはバラバラ。 23、112、75、42・・・と、結構無茶苦茶な答えばかりである。
一際強烈だったのがAで、なんと「余命0年」を宣告されてしまった。
やはりコンピュータに占い師の真似事をさせるなど無理だったのかもしれない。
だが、手動で2000ものサンプルを打ち込んだだけに、このままお蔵入りとする訳にはいかない。
一晩、ログ自動生成モードにして会社のサーバーに保存されている様々な場所のカメラ映像を擬似的に読み込ませた。
翌日、コンピュータはしっかりと何千もの認識ログを吐いていた。
統計処理を施すと、興味深い事実が浮かび上がってきた。
撮影場所によって、その推定値に大きなバラつきが見られたのだ。
読み込ませた映像の中でも、例えば小学校で撮影されたカメラの余命推測平均は「106」(確か。以下同じ)だった。
これは、全ログの平均値「46」に比べて遥かに大きい数値である。
逆にそれを最初に下回ったのはサービスエリアで撮影された映像で、その平均値は「38」だった。
車に乗っている奴は早く死ぬ、とでも言いたいのだろうか。
以下平均値はどんどんと減少していき・・・ 余命平均ワースト2位は県内のある老人ホーム。平均値は「15」。
最下位は?お察しの通り、病院だった。なんと平均値「4」!
いやちょっと待て、病院とはいえ、いくらなんでも余命平均値4年というのはおかしい。 部活で怪我をして運ばれてきたような、まだまだ先の長い子供だって大勢いるはずだ。
何かエラーが発生したのかもしれない、と生ログを参照した。 そして思わず声を上げてしまった。
「ID:1234 VALUE:34(←この場合推定余命を示す) …」
といった書式でズラーっと書いてあるんだが、「34」とか「50」みたいな普通の数に混じって、幾つも存在してはならない数が記載されていたのだ。
負の数である。
念のため他の場所のログもザッと確認してみると、マイナス付きの物は何処でも2,3個は発見されたが、病院のログほどではなかった。
文字通りに解釈するのであれば、「余命マイナス3年」というのは「死んでから三年経過」ということになる。
余命マイナスの者が極端に多いお陰で、余命平均値が大きく下がってしまったのだろう。 ・・・と冷静さを保とうとする努力はしたが、もう全身嫌な汗が出っぱなしだった。
その後チームで話し合いを重ねたが、嫌な結論にしかたどり着かなかった。
即ち、「余命推測等というのは誤差が大きすぎてアテにならない」 あるいは・・・「私達の周りに、余命マイナスの者が平然と闊歩している」
当然採用したのは前者の結論。上層部には「顔認識を利用した健康状態の調査」をしていた事にして適当な報告書を書き、(これは元から予定していたことだったが) このプロジェクトは闇に葬り去られることとなった。
私達は毎日何百もの人々とすれ違い、目線を交わしている。
その中に「余命マイナスの顔」は無い、とどうやって言い切ることができようか。
うわっち、重要なオチを書き忘れてたよ・・・
Aは「余命0年宣告」を出されてから一年経たずに、本当に死んでしまった。 通勤ラッシュ時にホームから大ジャンプを決めたらしい。
なぜコンピュータにそれが予測できたのか? 全くわからない。
コンピュータが知り得た情報は「サンプル」と「対象者の顔」だけである。
しかし、事実としてAは宣告通りに死んでしまった。
「死相」という言葉がある。
人がもうすぐ死にそうだ、というのが何となく分かってしまう「能力者」がいるのだと。
非科学的なことは信じたくないのだが、この事件以来、俺は防犯カメラと人混みが怖くてたまらなくなってしまった。
よほどの生命の危機や必要に追われない限り病院にも近寄らないようにしている。
この2chスレまとめへの反応
尺八様ってなんやねん!!
八尺様やろ!!
尺八様とかエロ過ぎやろ(///∇//)
尺八とかワロス
管理人さん、スレタイ訂正した方がいいですよ・・・
※2
いや、怖い話だし自分は虚無僧の霊でも出てくるのかと思ったわ
尺八=エロ と決めつけるあんたもおかしい
管理人です。タイトル素で間違えました・・・ ご指摘ありがとうございます< (_ _)>< (_ _)>< (_ _)>
本スレに貼ってあった八尺様のエロマンガが悪いんだっ
余命マイナスは医療の力で延命しているからでは?