祝祭日数世界1位!日本人は休みすぎ!?
祝祭日数世界1位!日本人は休みすぎ!?
http://president.jp/articles/-/21927?page=2
長時間労働が社会問題になるほど「休めない」というイメージが強い日本だが、欧米やアジア諸外国と比べ、本当に休日は少ないのか? 各種データをもとに検証してみよう。
休むために働く国、体調不良でも働く国
「『日本はなぜ、これほど休みが多いのか?』と、どの企業でもグローバル本社の人事担当者から聞かれました」
米国、ヨーロッパ、アジアに本社を持つ複数の企業で日本法人の人事責任者を務めたことがあるリブ・コンサルティングの山口博氏は当時を振り返ってこう語った。
長時間労働が社会問題になるほど休めないイメージが強い日本なのに、これは一体どういうことなのだろうか。
実は日本の祝祭日の日数は、諸外国と比べて群を抜いて多いのだ。バカンス大国と呼び声の高いフランスが年間9日、米国が10日だが、日本は欧米勢より1週間以上長い17日。同じアジア勢の香港が13日、シンガポールが11日と続く(図1)。
この祝祭日の多さが冒頭の外国人社員の発言につながっているのだ。
対して有給休暇についてはどうか。
フランスでは有休付与数、消化数とも30日で100%消化している。ほかの上位はスペイン、ブラジル、オーストリア、イタリアと総じてヨーロッパが多く取得している。日本は付与数20日、消化数10日。取得率50%。韓国は日本よりさらに少なく、アジアはヨーロッパに大きく水をあけられている。
意外に有休が少ないのが米国だ。消化率こそ7割超だが、付与数においては日本より少ない19日にとどまる(図2)。祝祭日も多くはないので、総じて休んでいない国といえるだろう。
これらの祝祭日と有給休暇を合わせた休暇日数合計を見ると、やはりフランスやスペインが39日など、ヨーロッパが上位を占める。日本は27日とランキングの中位に入る一方、米国は24日、アジア勢では、シンガポールは25日、韓国は17日と日本を下回る(図3)。
有休を取りにくい日本と米国、たっぷり休むヨーロッパ勢。この違いについて、山口氏は「仕事に対する使命感」にあるとみる。
「ヨーロッパでは不定期に4週間程度バカンスを取ることがよくあります。日本人のように休暇中も仕事のメールを気にする人はほとんどいません。『休むために働く』といったイメージです」
実際、山口氏は欧州系の企業で勤務していたとき、ヨーロッパ人との感覚の違いをまざまざと感じたという。ヨーロッパ人の責任者がバカンス中で不在のため、彼の承認が取れず、従業員の給料が遅延するかもしれない危機に見舞われた。なんとか遅延は免れたが、責任者の滞在先へ連絡をつけてもすぐにつかまらず、肝を冷やしたという。
それに比べて米国人は対照的だ。
「現場での肌感覚ですが、米国人ビジネスマンには『自分でなければ埒のあかない仕事がある』というプロフェッショナルな意識を持っている人が多い。実際、体調不良でも出社する人を多く目にしました」と山口氏は言う。
その背景には、米国の制度が影響している面もあるかもしれない。米国は先進国で唯一、有給休暇の保障がない国なのだ。米国の公正労働基準法では、有給休暇については規定がなく、雇用者と被雇用者間で取り決めることになっている。たとえ有給休暇の権利を持っていても、パフォーマンスが低迷すれば職を失うのではないかと不安を抱いたりすることも原因のひとつだろう。
「米国人エグゼクティブは、朝6時に出社して午後2時まで集中して働き、日の高いうちに帰ってプライベートを楽しむ人や、土日も仕事をこなしますが、翌週からはまるまる休んでメキシコで過ごすなど、自らハンドリングして部下やほかのチームが困らないように調整している姿をよく目にしました」
一方、日本人の有給休暇消化数が低い原因は米国とは異なるようだ。
有給休暇の取得に罪悪感を持つ人は米国では3割超、フランスでは2割超と少数派だが、日本では6割近くと過半数を超えている(図4)。日本では自分の仕事が終わっていても、同僚が終わっていなければ自分だけ休むのは反感を買ってしまわないかと、気にしてしまうのも一因だろう。
千葉商科大学の常見陽平氏は、日本人が上司や同僚の目を気にしてしまう背景について、「人に仕事をつける」のが日本型、「仕事に人をつける」のが欧米型だと説明する。
「『仕事に人をつける』モデルでは業務内容や責任を明確にできますが、『人に仕事をつける』モデルでは、ある人に複数の業務が紐づけられ、仕事の終わりが見えなくなります」
欧米では、契約によって自分の仕事が明示されるため、自分の担当の仕事以外はやらない傾向にある。なかでもヨーロッパでは残業規制や有休取得が法律で保障されているうえに、仕事に対する使命感が比較的薄いため、気兼ねなく有休を取る。米国については、自分の仕事に集中して取り組むが、それが終わればパフォーマンスに影響が出ない範囲で有休を取得するというメリハリがついたスタイルだといえるだろう。もちろん、日本の「人に仕事をつける」モデルにも、人員の増減や環境の変化にも柔軟に対応できるという長所がある。日本とヨーロッパ、米国とのあいだのどこかに日本が目指すべき休み方があるのかもしれない。
出典:Voicepedia Inc.(2015)、Harris Interactive(2014)、エクスペディア・ジャパン「世界28ケ国有給休暇・国際比較調査2016」
以下、2chの反応
>>2
怖いスレタイにどこ記事と思えば プレジデントか
>>2
ヒュンダイにしろプレジデントにしろ 出版が一番ブラックなのを隠したいのか 急に休みすぎだの言い出したよな
>>878
こんなことを言い出すのはブラックな新聞社ってことか。
いや、休日にきちんと休みとってる会社なんてないだろ 役所の公務員じゃあるまいし
>>5
土曜日は微妙だけど、さすがに祝日はほとんどの会社が休みだろう。
>>7
元旦以外の祝日に休業してる百貨店とか知らんわ
>>7
サラリーマンはね。
でも個人経営や一部サービス業は休日こそ稼ぎ時なので休みはないぞ。
>>24
問屋の営業だけど正月以外の祝日はない
>>7
製造業とかならね。
あとはぺーぺーなら休んでんじゃね?
>>65
は?製造業は独自カレンダーで動いてるし祝日にきっちり休みなんてねーよ
>>152
製造業のプラントには、一度停止すると、再開して安定するまで時間がかかるものもあり、 そういうプラントは常時稼働しないとコストや不良が多くなる。 24時間稼働、場合によっては365日24時間稼働なんてのもある。
その場合、独自シフトで24時間交代勤務だから、祝日関係ないよな。
まぁ、設備の休止がなくても、人を多く雇って、人は休める様にしてあれば、 それはそれでいいのだけれどな。
>>7
私は飲食店勤務だから、祝日休みは無いけど、店に来る卸売業者も、昔ならほとんど休みが多かったけど、今は休ま無い卸売会社が増えたよ…其れだけ業者も今は商売敵が増えて、おちおち休んで居られないと、言う事だろうね…
祝日でみんな一斉に休むんじゃなくて有給で各自各社でバラバラに休んだ方がいいのでは。
有給の消化率が高くても、そもそも日数は少なかったって
統計のマジックだな
強制的に休みを設定しないと休めない劣等民族なので仕方ない
世界の最低賃金
日本の「karoshi」が世界に衝撃を与える
英誌エコノミスト「過重労働は経済の役に立っていない。悲惨であるだけでなく無意味だ」
米紙USA TODAY 「日本人は文字通り死ぬほど働いている」
英紙フィナンシャル・タイムズ 連日にわたってkaroshi特集
英紙ガーディアン 外国人技能実習生の過労死を実例を上げて「karoshi」特集
仏紙ルモンド 外国人実習生の過労死「karoshi」が世界に衝撃を与えてると報道
平成28年度地域別最低賃金改定状況
有給休暇は少ない
休みを取るのは悪という日本独自の風潮 休日出勤当たり前
祝日減ったら過労死ますます増えるぞ
むしろもっと増やすべき 6月とか辛いわ
今の日本人はそんなに長時間、働いていないよ。アメリカ人の方が働いている。
>>17
アメリカ人はビジネスマンと呼ばれる一部のエリートは労働時間が半端ないけど 他はそんなに働かないな 1日6時間くらい働いて片付かないのは家に持ち帰って仕事する
>>17
サービス残業含めたら日本がダントツ一位だと思う
外国は夏休みが長いから まじで
インフラやサービス業はむしろ 祝日?何それ?おいしいの?状態だろ 今時カレンダー通り動いてる企業なんて少ないだろ
問題は労働時間だろ
時間外労働が
日本は通勤が長時間すぎ
同調圧力の強い社会だからこそ個々人で休みが取れず 休みも国が一斉に与える必要があるというだけであって 実際の労働時間はOECD平均と比べてかなり長いのが実情
俺サービス業
祝日多いと休みが減る
この2chスレまとめへの反応
祝祭日に休めるって事務系の一部じゃん。現業、営業、自営、製造、サービス業はシフト制だろ?
実質「平日」なんだよ。
祝日があると土曜が出勤になるのやめろ!
休み過ぎとか厳しく言うな!