【毎日新聞押し紙裁判】毎日新聞、元販売店主が「押し紙」訴訟 搬入部数削減を拒否され経営難に
千葉県の元販売店主が毎日新聞社に対して2016年4月に起こした「押し紙」裁判が、今春に結審する見込みだ。
「押し紙」裁判とは、新聞社が新聞販売店に新聞の買い取りを強制することで被った損害の賠償を求める裁判である。新聞社が販売店に対して新聞の「押し売り」をしたかどうかが争われる。
これまでに毎日新聞社だけではなく、過去には朝日、読売、産経、山陽、西日本、北國などの各新聞社も訴訟を起こされている。また、佐賀新聞の「押し紙」裁判は、現在進行している。
原告の元店主が毎日新聞社に請求している額は約5800万円。元店主は12年7月10日に店主に就任して、毎日新聞社との取引を始めた。
しかし、スタート時から大量の「押し紙」が送られてきたために、経営が成り立たなくなった。そこで搬入部数を減らすように毎日新聞社へ繰り返し交渉したが、聞き入れてもらえなかった。そして最後には、新聞の卸代金の納金ができなくなった。
これに対して毎日新聞社は15年8月7日、期限までに新聞代金を納金しなければ取引契約を解除すると伝えた。
怒った元店主は、翌日から配達を拒否すると主張。そこで毎日新聞社は、強引に取引契約を解除したとされる。こうして両者の商取引は終了したが、元店主は毎日新聞のほかに産経新聞など他紙も配達していた関係で、そのまま毎日新聞社の店舗を使用していた。
そこで毎日新聞社は元店主を被告として、店舗の明け渡しと1日2万円の違約金の支払を求める裁判を東京地裁で起こした。これに対して元店主は、「反訴」というかたちで過去に「押し紙」で被った損害の賠償を求める裁判を起こしたのである。
12年から15年までの各年7月の部数内訳は次の通りである。左の数字が実際に配達していた部数(実配部数)で、()内の右の数字が搬入されていた部数(搬入部数)である。
12年7月:554部(1759部)
13年7月:501部(1559部)
14年7月:486部(1573部)
15年7月:420部(1573部)
初期の12年7月には、搬入される新聞の約69%が過剰になっていた。廃業前の15年7月には、それが73%になっている。極めて高い残紙率だが、毎日新聞社の場合、大阪本社管内でも約70%の「押し紙」を強要されたとして、08年に元店主が裁判を起こしたケースがある。ただ、この裁判は原告の死去で判決が下されないまま終了した。
さらに07年には、毎日新聞箕面販売所(大阪府)の店主がやはり「押し紙」裁判を起こし、推定1500万円で和解した。
さらに10年には、毎日新聞関町販売所(東京・練馬区)の元店主が提訴し、500万円で和解している。両ケースでは、搬入される新聞のおおよそ半分が「押し紙」だった。
>>2へ続く
http://biz-journal.jp/i/2018/02/post_22200_entry.html
以下、2chの反応
2: 2018/02/04(日) 13:59:00.97 _USER9
「押し紙」のメリット
新聞社にとって「押し紙」には2つのメリットがある。まず、販売収入を増やせることである。それから、「押し紙」により公称部数をかさ上げすることで、紙面広告の営業が有利になることである。
「押し紙」裁判では、販売店側が新聞社に対して「押し紙」を明確に断ったかどうかが、最大の争点になる。大量の残紙があったことを販売店側が立証できても、「押し紙」を断った証拠がなければ、損害賠償請求は認められない。
なぜなら、新聞販売店は折込広告の受注が多ければ、その収入で「押し紙」で発生する損害を相殺できるからだ。そうすると損害は受けない。
たとえば新聞1部の原価が月額1500円で、新聞1部から得られる折込広告の収入が月額2000円であれば、「押し紙」1部が逆に月額500円の利益を生む。
こうした状況の下では、「押し紙」は負担にならない。そのために販売主のなかには、自ら進んで「押し紙」を引き受ける者もいる。そこで「押し紙」を明確に断ったかどうかが、裁判で賠償を認めるかどうかの判断基準になるのだ。
実際、これまでの「押し紙」裁判で大半の新聞社は、残紙が存在していたこと自体は認めた上で、自分たちは「押し売り」をしていないので賠償責任はないと主張してきた。過剰な新聞を仕入れることを販売店側も承知していたので、残紙は「押し紙」ではないとする見解だ。
日本新聞協会も「押し紙」は1部も存在しないとする立場を取り続けている。以前に筆者が日本新聞協会に「押し紙」について質問しようとしたところ、「残紙のことですか?」 と、切り返されたことがある。
3: 2018/02/04(日) 13:59:09.20 _USER9
新聞業界全体へのインパクト大
参考までに今回元店主が起こした裁判の毎日新聞社側準備書面から、毎日新聞社側の言い分を引用しておこう。
<即述のとおり、販売店では販売担当社員の訪店時などに、当月の販売状況や翌月の販売見込み、奨励金・補助金、折り込み広告収入などを総合的に勘案し、販売担当社員と合意の上で取引内容を決めるのであって、販売店側の一方的な不利益の下でその了解のないまま反訴被告(販売店)が一方的に送り付けるものでないことは、再三述べたとおりであり、反訴原告の云ういわゆる「押し紙」はない>
これに対してもちろん元店主は、「押し紙」を断ったと主張している。その証拠として裁判所に提出しているのが、元店主が保管していた毎日新聞社との交渉を録音したCDである。
元店主は開業直後から、多量の「押し紙」が搬入されることに面食らい、係争になることを予測して、初期から交渉のたびに会話を録音していたのだ。その量は膨大になる。
たとえば15年7月31日の録音は毎日新聞社側との交渉記録である。次のような元店主の発言がある。()内は筆者による注釈である。
「○○担当が(新聞を)200(部)切ったって言ってますけど、それでも1000(部)以上余っているんですよ、だからここを根本的に直してもらわないと、きついですよ、こんだけ紙が余っていると」
毎日新聞社の担当員がある時期に搬入部数を200部だけは減らしてくれたが、それでもまた1000部の新聞が「押し紙」になっているので、経営が厳しいと必死に訴えているのである。元店主が過剰になっている部数を減らすように交渉していた証拠である。
裁判は今春にも結審する見込みだが、これまでの毎日新聞社の「押し紙」裁判とは異なり、和解ではなく、判決が下る可能性も若干ある。
もし仮に判決により毎日新聞社の「押し紙」が認定された場合、それが判例となるので、新聞業界全体に与える影響ははかり知れない。
29: 2018/02/04(日) 14:11:40.42
>>3
和解なんかするな
勝訴判決確定まで争え
新聞記者をハイヤーなんかで迎えに行くな
231: 2018/02/05(月) 07:45:45.53
>>2
儲けは、広告料と言ってたな。
でも詐欺だよね。
4: 2018/02/04(日) 14:00:09.96
いよいよ、変態新聞社による広告料水増し巨額詐欺事件にメスが入るのか…
6: 2018/02/04(日) 14:01:10.31
マスゴミの報道しない自由が炸裂しそうな話題ですね
225: 2018/02/05(月) 06:41:25.44
>>6
これ色んな販売店に教えてあげようw
8: 2018/02/04(日) 14:02:29.47
テレビ新聞しか見ない人は押し紙って言葉自体知らないだろうな
7: 2018/02/04(日) 14:01:29.81
20代〜30代の若い世代は紙媒体の新聞読みません。
9: 2018/02/04(日) 14:02:37.69
新聞はもう時代に合わない
紙媒体ということも、掲載される情報の価値も スタイルを変えるべき
11: 2018/02/04(日) 14:04:02.93
新聞なんて数年後には大再編の時を迎えるからね 新聞記者の大量リストラが始まるよ 潰しはきかない
15: 2018/02/04(日) 14:04:50.96
と言うか半分押し紙どころか2/3が押し紙かよ
16: 2018/02/04(日) 14:05:49.69
そもそも部数水増しは出稿してる企業への詐欺的行為では?
18: 2018/02/04(日) 14:06:13.57
売れもしない新聞刷っといて部数削減は拒否か 酷えな
19: 2018/02/04(日) 14:06:33.77
とある新聞の販売店の会計見てたけど押し紙の数すげーぞ
この業界は根本的に腐ってる
14: 2018/02/04(日) 14:04:17.64
朝日も3割くらいやってるやろ
17: 2018/02/04(日) 14:05:59.70
新聞は、資源と労働力の無駄だな。デジタル化して、余った労働力を介護に回せ。
20: 2018/02/04(日) 14:06:45.27
行政が一般新聞に出す出す公告なども「押し紙」の代金まで税金で支払ってるのか?
30: 2018/02/04(日) 14:11:44.47
>>20
1部3円くらいで計算されてるからな
不動産会社の折り込みで計算したが、販売店もぼったくり どっちも悪徳で悪徳販売店が悪徳毎日新聞を訴えたケース 本当の被害者は新聞折り込みに広告出してる、、、スーパーとか
つまり全国民が、被害者
117: 2018/02/04(日) 15:16:41.65
>>30
>つまり全国民が、被害者
だよなぁ
この糞媒体を早く潰さないとな
24: 2018/02/04(日) 14:09:05.58
販売店もそうだけど、真の被害者は折込の広告主なんじゃね 詐欺だろ
28: 2018/02/04(日) 14:11:16.16
>>24
折り込みはそこの販売店だけだが紙面広告は駅売り他でも 出るから広告効果は1/3以下に落ちるな。
37: 2018/02/04(日) 14:14:16.12
>>24
今どき新聞なんかに広告を出す方が
26: 2018/02/04(日) 14:10:42.12
大手企業による中小いじめの構造
52: 2018/02/04(日) 14:31:00.45
業界で詐欺やってんだからなあ スポンサーが訴えないから放置されてきたけど
22: 2018/02/04(日) 14:08:49.73
こんな業界が正義面してアベガーアベガー言ってるんだから反吐が出るわ ただの反社組織じゃねーか
33: 2018/02/04(日) 14:12:20.54
枝野なんかも本来はこれ叩いて国会に各社の社長呼び出せば 人気出るんだけどな
40: 2018/02/04(日) 14:17:49.87
>>35
だから人気でない
36: 2018/02/04(日) 14:13:55.16
これをどう安倍のせいにするかが変態の腕の見せ所だな
43: 2018/02/04(日) 14:18:58.07
もう販売業辞める時の 退職金代わりの裁判になってきたな 全て勝訴か和解じゃん
45: 2018/02/04(日) 14:21:11.57
広告主に対する詐欺組織
もうその広告主(広告)自体が詐欺師みたいなものになっちゃってるし、広告収入ビジネスモデルはマジで滅んでいいよ オリンピックなんかの耕式スポンサーなんかももうウザすぎ
51: 2018/02/04(日) 14:26:21.84
そもそも、販売店が発注していないのであれば、その分は払う必要ないだろ 間違って送られてきた分として、返品すべきなんじゃないか (手数料や保管料は請求してもいいが)
49: 2018/02/04(日) 14:25:05.28
これだけ包囲網が狭まっても まだ押し紙やってるんだな
どうなるか楽しみだw
この2chスレまとめへの反応
もう電子化して、ネットに対応できない爺さん婆さん相手に無駄に使えない新聞専用端末貸し付けてぼったくる仕事でも始めりゃいいんじゃね?
ようは広告料金を騙し取っているわけだろ?
一番の被害者は広告主と消費者だ。
新聞社と新聞販売店のことはどうでもいい。
そんなものは自分達で好きにやればいい。
最大の問題はそれで部数がかさ上げされて、不当な広告料金が発生しているということだ。
新聞販売店は折込広告の受注が多ければ、その収入で「押し紙」で発生する損害を相殺できるからだ。そうすると損害は受けない。
いやいや何言ってるの?広告主に対する詐欺行為だろ、新聞販売店は相殺できてるからOK?
インチキで広告主騙して金を引っ張ってんだから販売店も協力しろって、ようは賄賂と同じ
談合を見逃して貰う代わりに役人に賄賂を贈る、その賄賂は下請けの事業者が払え、それでも儲けがあるから犯罪じゃないって理屈だろ
毎日は記事も部数も嘘まみれ、しかも販売店を養分としているなんて極悪過ぎるわw
問題は、新聞社も新聞販売店も、虚偽の販売部数を表示して、実績よりも高い広告収入を得ている事だな。
結果見れば、どっちも悪で、詐欺なんだんよな。
広告主はこういう実態を知ってるのかな?
>>この裁判は原告の死去で判決が下されないまま終了した。
新聞社「なるほど」
※6
そらまともな企業はしっかり「水増ししてるよね」と牽制しつつ依頼してるだろう
地方紙の小さい広告主は知らない場合もあるかもね
発行部数でなく契約者数を公表するようにすれば解決なんだけどな
だいぶメッキがはがれるからやれないんだろうけど、情けない
自営で15年以上折込を使っている。毎月10万部前後。年間120万部前後は依頼しているはず。
当時からこの問題は知っていたので、公称部数の6割で依頼していた。少なくとも毎日は公称部数の6割でも過剰な可能性が高いってことだよね。他の新聞社も公称部数の6割でも全部投入されてるのかあやしい。
過剰な折込代だけじゃなくその分のチラシ代も返してほしい