みんなコピペでいいから怖い話しようぜ
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、 酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、 ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。 だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、 坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。 ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、 なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ
ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、 ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、 声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。 もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、 ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。 「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。 さらにガクガク震えながら息を潜めていると、 数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。 もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。
ある姉妹の話
その姉妹はそれぞれ
自分の部屋が与えられていて、二人の部屋は隣同士だった
部屋には内線の電話までついていたそうだ
ある日の夜
姉の部屋に妹から内線がかかってきた
「もしもし」
『もしもし、お姉ちゃん?
ねぇ、窓の外にピエロがいるよ
ナイフでジャグリングしてる』
「えぇ?」
姉は自分の部屋の窓から外を見てみた
しかし外にはピエロどころか
人っ子ひとり見当たらない
「なにもいないよ?」
『え、でもそこに…』
「もぉ、そうやってふざけて、お姉ちゃんの気を引こうとしてもダメ!だから、早く寝なよ!」
『うん…、おやすみ』
翌日、妹は自室で
背中にナイフが刺さった状態で
死亡していた
ピエロって意味がわかると怖いみたいな話?答えおしえて
道化師の話は「窓の外にいるかと思っていたピエロは実は窓に映っていただけで家の中にいた。」っていうオチ
>>13
鳥肌たった、なるほどサンクス
先日、俺が妹の部屋で大便していたら、旧・日本兵の格好をした見知らぬ男が入ってきた。
最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま血走った眼でこちらを睨みつけてくる。
ちょっと薄気味悪くなって、「貴方は誰ですか、何をしているんですか?」って尋ねたら、「バカヤロー!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。
その後、帰宅した妹に事情を話したんだけど、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。
両親も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その男の話は何も出来なかった。
もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?
いま思い出しても背筋が凍る思いだ。
>>11
よくわからないからこわいっ
日本兵の奴は意味がわかると怖い話?
>>15
自殺したことからの脱糞
主人公は死んだことに気づいてない、にほんへいは先祖ってきいた
同僚のAは出張に行ったときに会社の経費をうかせようと安いホテルに泊まった。そのホテルの部屋では100円を入れると30分見れるビデオデッキとビデオが数本置いてあった。
どんなビデオがあるか見ていると一本だけラベルのないビデオがあった。ビデオの内容が気になったAは100円ならいいかと思ってそのビデオを再生してみた。
数分後一人の男の子がお祭りで楽しんでいる姿が写った。そしてその男の子がアップになっていき上半身のとこまできたときにゴシック体の白いテロップがでてきた。
「昭文君はこの晩殺されました。」
Aはビデオを切りホテルから逃げ出しました。
>>16
こういう短くて後味が悪い話が好きだわ その後どうなったのか考えちゃう
私が中学生の時の話です。
夜の10時くらいに親と喧嘩をして、思わず家を飛び出しました。 行く当てのない私は、今思うとなぜ?と言うような学校に行来ました。
校舎とは少し離れた所に有るプレハブの美術室の外に座って、親との喧嘩の事を考えていると、「かさ かさ かさ」と言う音が聞こえてくるんです。
誰かが歩いているような。
でも、人間の足音にしては軽すぎるんです。
その音がだんだん近付いて来てるので、恐くなってその場を離れ校舎の中に入りました。 三階にある自分の教室に入り、電気をつけ机に顔をうずめていると、いつの間にか寝てしまったらしく、黒板の上にある時計は夜中の2時をさしていました。
真夏で窓を開けていたためものすごい量の蚊にくわれて足首が真っ赤に腫れていました。
このままここにいてもしょうがないので家に帰ろうと立ち上がった時、左の窓の1部に女の子が写ってるのが見えるんです。 自分の姿が窓に写ってるんだろうと思って動いてみたけど、その窓の子は動かないんです。
その時は恐いという意識はなく、そのまま1階まで降り、玄関から出ようとしたらカギが閉まっていて出れないんです。 仕方なく窓から外に出たのですが、その時に体育館の方でバスケットをやってる音が聞こえてきました。
「ああ、夜まで部活やってるなんて大変だな。」と思ったんですが後で考えると夜中の2時にやってませんよね・・・。
次の日学校に来ると、壁に原爆写真がたくさん貼ってありました。 昨日の夜中はそれにまったく気付きませんでしたが・・。
友達数人でこっくりさんをやっていて、尾崎豊ファンの友人が「今来てる霊に尾崎豊を呼んでもらおう!」と言い出した。
「こっくりさん、こっくりさん、尾崎豊を呼んでください」
十円玉はイエスの方へ。
「あなたは尾崎豊さんですか?」
十円玉はイエスの方へ。
そして友人は「一緒に写真を撮って下さい」と言い出す。
「どちらの方向に映ってもらえますか?」という質問に、壁の鏡の方向に十円玉が行ったので、そこをバックに皆で写真を撮った。
現像した写真には顎が外れたように大きな口を開けた男の人が鏡に映っていた。 ネガにもばっちり映っていた。
そういえば「歌手の」尾崎豊っていうの忘れてた。
ある日の夜のことだ。
T大学に通う男子大学生のAはバイトからの帰り道を歩いていた。その日は晴れていたため、夜空には美しい星々が輝いている。
「今日はよく星が見えるなぁ。」
Aが独り言を言いながら辺りを見回した時、近くのアパートの二階の窓から外を見つめている女性が目に入った。その女性はとても奇麗で、歳もAと同じくらいである。カーテンから顔を覗かせており、どうやら星空を眺めているのだろう。その時はAも特に気にすることはなく、その場を通り過ぎた。
そして次の日、この日も夜遅くまでバイトがあり、Aは帰り道を急いでいた。昨日と同様に夜空には満天の星が輝いている。しばらく歩いていると昨日のアパートにさしかかり、Aは何気なく二階の窓辺を見てみた。
すると、昨日の女性が同じように、カーテンの隙間から星空を眺めていた。
「こんな時間にも空を眺めているのか。ひょっとして同じ大学に通う子なのかな?」
それからというもの、Aがバイト帰りにアパートの前を通ると、彼女はいつも星空を眺めている。Aはそんな彼女を見ることが毎晩の日課となっていた。
しかしある日の夜、Aはおかしなことに気がついた。それは、空が曇っていて星が一つも見えないのに、彼女がいつものように空を眺めていたからだ。
「彼女はいったい何を見ているのだろう?」
不思議に思ったAは、彼女に理由を聞いてみたくなった。そして、勇気を出して彼女のいるアパートへと向かった。二階への階段を上がり、彼女の部屋のドアをノックした。
しかし、彼女は出てこない。
いけないとは思いながらも、ドアノブを回すと抵抗なくドアが開いた。Aは彼女の部屋に上がり込んだ。
その瞬間、Aは全てを悟った。
彼女は星を見ていたのではなく、窓際で首を吊って死んでいたのだ。
小学生の時の話
隣のクラスのおっちょこちょいの悪童Iは、授業中私たちのクラスの掃除用具入れのロッカーに忍び込み、授業途中で「ワッ!」と飛び出し、クラス中を沸かせて走り去るというパフォーマンスを思いつき、次の授業で実行することを私を含めた数人に打ち明けた。
ま、よくある(かどうかはわからないが)ヒーロー気取りの悪ふざけである。
当時、教室の後方には各生徒がカバンなどをおいたりするための棚があり、その左端、廊下に近い側にはほうきやモップ、ちりとりなどをしまっておくための扉のついた縦長のロッカーがあった。
Iはこの掃除用具入れに先生が来る前に忍び込み、授業途中で突然飛び出し皆の笑いを取った後、すぐそばの扉から廊下に逃げる算段であったのだろう。
もとより逃げても無駄なのだが、私たちはIが怒られる事も含めて期待していた。
「んじゃ、やってやるからよぉ!」
妙にウキウキしたIは自ら金属製のロッカーに入り込み、内側から薄いドアを引っ張って閉めた。無論鍵などない
まもなく先生が現れ、何の授業だったか忘れたがとにかくフツウに授業は始まった。
この段階で、当然といえば当然だが彼のことはクラス中に知れ渡っており、いつ飛び出してくるのかに関心が集中していた。時折ちらちらと後ろを振り返って見たり、ロッカーから時折聞こえる「カタン」とかの物音に誰もがクスクスと忍び笑いをもらたりした。
しかし、いつになっても彼が出てくる気配はなかった。物音すら立たなくなった。 クラス中大爆笑を期待していたのだったが、どうやらIが怖気づいたかして飛び出すのをあきらめたのだと思い。
「まさか寝てるんじゃ?」
「それはそれですごいバカ」
などと私たちは勝手な想像でコソコソと笑っていた。
そのうち授業は終わってしまい、起立、礼、着席の号令の後、先生が出て行くのを待って私たちはロッカーの扉を開けに行った。
「エヘへへ・・」とばかりに頭をかくI、あるいは寝息を立てているIを想像していたのだが・・・
ガチャン(扉は単に引っ張れば開く)私たちが目にしたのは、
「ウワアアアアアアアアん!」
張り裂けんばかりに大声でわめく狂ったようなIの姿だった。 真っ赤に泣きはらし、涙、鼻水、よだれでそれこそグシャグシャでシャツとズボンには血がにじんでいた。
「どうしたんだっ! 何があったんだ?」
ロッカーの中に立っていた彼は崩れ落ちるように四つんばいになって這い出てきた。体中ガクガクと震え立てないようだ。
「@§#&※♂△☆±≒▼∃*」
泣き喚きながら意味不明のことを絶叫している。 よくよく聞いてみると「ドアが開かない」とか「誰も開けてくれない」とか言ってるようだ。
学校中が大混乱になり、Iは即座に病院に連れていかれた。 先生たちにいろいろ聞かれたが、こっちにもさっぱり訳が分からない。私たちがいじめで閉じ込めたわけではないのだ。
後で分かったのだが、Iは授業開始数分で飛び出すつもりだったという。それまでわざと軽く音を立ててみたりしていたのだという。 そして「いざ!」という時に扉が開かなくなったのだと。
ロッカーの扉にカギはついていない。回したりひねったりしてロックする構造でもない。押せばしまり、引けば開く、単なるフタの役目しかしていない。
授業も半ばを過ぎるころからIは本気で助けを求めだしたという。 扉を内側からガンガン叩き(これでこぶしを切ったようだ)大声でわめき、つま先でけり続けた。
しかし教室内はまったくの無反応、まったく音に気づく様子はない。授業の様子はロッカーの中にも聞こえてくるというのに。 Iはその後助け出されるまで気も狂わんばかりに絶叫しつつ扉を叩き続けたという。
教室内の私たちはその時授業をしていた先生も含めて、叫び声どころかノックの音すら聞こえなかった。 Iがわざと立てた物音以外にはまったくの無音だった。普段ならまだしも、Iが飛び出してくるのを期待して集中していたにもかかわらず。
幸い、Iはごく軽い怪我ですんだ。 行方不明にも精神病院送りにもならなかった。Iが無事だったおかげで、いじめではなかったことが証明された。
彼は扉に付けられた数個の細長いスリットを通して見ていたのだ、私たちが何もしていないことを。 そして、まったく自分に気づいてくれず、完全に無反応な教室内を間近に見ながら泣き叫び、血が出るまで扉を叩き、助けを求めていたのだった。
ではワタクシのお話しをしましょう。
ワタクシはとある地方の片田舎に生まれました。田舎と言っても県内ではそこそこ栄えた市でした。となりには村(現在は市に合併)が隣接しており仕事をやるため村人が流れ込んでおりました。
その頃ワタクシはまだ学生でアルパイトは禁止されておりましたが、学校にはこっそり内緒で肉体労働系のアルバイトをやったりしておりました。その肉体労働系の仕事にその村の人が従事していました。とくに会話も弾むわけでもなく、可もなく不可もなくといった人でした。
バイトもそんなに長くは出来なかったのでザッと一週間くらいといったところでしょうか。たしか、4日めくらいの頃でしたその村人(Aさんとします)Aさんに仕事中、連絡が入りました。訃報のようでした。
すると急に皆の顔が曇り始めたのです。ちょっと疑問がよぎりましたが根っからの寡黙(?)なワタクシは無関心を決め込むことにしました。
すると同級生バイト仲間の友人Yが耳打ちしてきました。
Y「おい、知ってるか。あのAさんの家族の出身は村の近くの○落らしいぜ。」
ワタクシ「へぇ、それが?」
Y「お前知らないの?その○落って落ち武者の流れ着いたところらしいぜ!」
ワタクシ 「へぇ、初耳」
ワタクシはありきたりな定期な話しだと思いましたね。
>>29
続き
一体、何の戦の落ち武者なのでしょうね?戦国のころは栄えたみたいなのでやはり平家と言ったところでしょうか。
さて問題はその○落です。○落は色々と噂が付きまとうので有名ですよね。(ちなみにうちの地方では平気で○落と口にする)近親婚、迫害、口外出来ないetc…
その中での友人Yからの話し。
とりわけ印象に残った話しをピックアップします。
Aさんの家族の出身の○落は長男が生まれると40歳までは生きれないらしいのです。
そして子供が2人以上生まれたら長男除いて知的障害の子が生まれるという曰く付き呪われた○落だったのです。
ワタクシはこの○落の事が今になって非常に興味が湧いております。色々と情報化社会で詳しい話しも入手しやすくなりました。
これから調査を始めてみようかと思います。比較的近くにありますからね(とはいえ50Kmくらいは離れてますが)そこの○落はまだ長男は早死にで、その下の弟妹は知的障害になってるのでしょうか?調べ甲斐がありますね。
もし人口減少や、曰く付きの関係で○落が消滅してなければの話しですが……
小学校の時に実際にあった話です。 幽霊も宇宙人も変質者も出てきません。それだけに全く解釈の仕様がない不可解で気味の悪い出来事でした。その後なんとなく話題にするのがはばかられたまま現在に至ります。人に話すのは初めてです。
それどころか当時のクラスメイトとでさえ話題にしたことがありませんでした。数度の同窓会においてもです。 ここに書くことで今まで胸につかえていたものが少し楽になったような気がします。 ありがとうございました。
引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?11
夜中に学校で肝試しをしたときの話。 メンバーは私と発案者のkを含む4人です。 ルールは、一人ずつ校舎に入り自分たちの教室まで行き、教室の窓から手を振って確認したあと戻ってくる、ということになりました。
まず最初にkが入っていきました。 残った3人は校舎の外から教室がある場所を見ていました。 そのうちに教室の窓付近に人影が見えたのでkだろうと思い、声をかけました。人影はkでした。
kが私達に気づき窓際から顔を覗かせました。 そして、kが窓から手を出した瞬間、 校舎の全ての窓がガラガラッ!!と開き、その中から手、手、手!!! kが手を振るのに合わせて他の手も一斉に手を振り始めたのです!!
私達はkを見捨てて一目散に逃げ出しました。
1/2
仕事で地方行く用事が出来て、時間の関係で前の晩に新幹線乗って一泊することになったのね。で、同僚と話してるときに予約したホテルの名前言ったら「お前知ってる? そのホテルってさあ」とか話し出して、そいつはその手の話大好きで俺すっげえ臆病だから絶対聞きたくなくて、「バカやめろよ言うなよ。言ったら殺す」って慌てて遮って、そのときは聞かずに済んだんだけどでもそいつのお陰でホテル着いた後も妙に気味悪くって。
どうせ一泊しかしないんだからさっさと寝ちまおうと思って布団入ったんだけど、俺くらい臆病な奴なら分かると思うけど、そういう時って一回恐いって思ったら終わりなんだよね。寝るのも起きるのも身動きするのも嫌でもう朝になるの待つしかない。そんで布団の中でいろいろ考えて、何故かそのときは死ぬのが異様に恐かった。
ずっと死ぬことばっかり考えて、いやだ、恐い、死にたくねえ、でもいつか死ぬ。誰か助けてって。もう本気で寝るの諦めてどっかの飲み屋でも行って時間つぶそうと思い始めたとき、ドンドンドンドン!!って。部屋のドア叩いてるんだよ。心臓止まんなかったのが不思議なくらいビビッた。
ドンドンドンドン!!
幽霊? 火事? 知り合い? なんか事故でもあったのか。
とりあえす電気点けて、でもドア開けるのは恐くて、「なんですかー?」って答えてみたら叩く音はピタッとやんで。そのまましばらく身構えてたけど何にも言ってこない。もう寝れる状態じゃない。財布と電話確認して、なんとなく身支度して(寝巻きだけど)ベッドの上に起き上がってじっとなんか待ってた。
しばらくしたら、ドンドンドンドン!!ってまた叩く音がして。「なんかあったんですかー!?」でも返事は無い。本当に緊急ならホテルの人間が何か言ってくる筈だ。
鍵も開けられるだろうし部屋の電話も携帯電話もある。なら大した用事じゃないのか?
でもさっきからの妙な気分は引き摺ってて、とにかく恐い。
2/2
ドンドンドンドン!!フロントに電話しようと思った。けど電話を見たら、そういう他人とのコンタクトがすげえ不安になってきた。言っても通じなかったらどうしよう。つーか、なんか変なのが電話出たらどうしよう。そんで、ガチャガチャガチャ!!ノブ回してるよ。入って来る気だよ。どうしよう。どうしよう。
ビビりまくって、でもベッドの上から動けなくて、とにかく早く朝になれと思った。
トンドンドントン!!ガチャガチャガチャ!!イタズラか? 近くの部屋に頭おかしいのが泊まってんのか?早くこの時間が終わることだけ祈って、空が白くなって、だんだんドアを叩く音の間隔が長くなって、とうとうやんだ。
仕事で朝早いのが救いだった。フロントに電話してチェックアウトしたいって言って、あとは、普通。
仕事して家に帰った。そんで、前にホテルの話しかけた同僚つかまえて、
「あそこ何かあったのか?」って聞いてみたら数年前に火事があって、大した火じゃなかったんだけど一人死んで、それから出るとか出ないとか。まあ、そういう話だよ。
「ドア叩くんだろ?」
「何で知ってんの? もしかしてお前見た?」
「うん」
「へー。何号室よ」
つまんなかったかもしれないけど俺の中では最高の怪談です。あの夜を過ごした恐怖は一生消えねえ。ちゃんとオチもあるよ。そもそもそいつは何で死んだか。
逃げ遅れたんだけどさ。単純に。パニックになってたか壊れてたか知らないけど部屋の鍵が開けられなくて。だから「やっぱ幽霊だったんだな。開けなくて良かった」って漏らした俺に同僚は言ったよ。
「なんで? そいつ部屋の中から外に出たくてドア叩いてたんだろ?」
しかし、風呂入って電気消して寝るのが怖くなるなあ
こえーから先風呂入って出たら一気に見ようかな
>>46
まちがってもだるまさんが転んだと言うなよ?
昨日、自転車で少し遠出をしたら結構広くて遊具が充実してる公園を発見した。 普段3歳の息子と行くのは近所の小さな公園でばかりなので、たまには大きな公園で 遊ばせてやりたいと思い、自転車を止めて公園内に。まずは水分補給とベンチに 坐って水筒出したら大家族?(年齢不詳の美輪さんみたいな黄色い髪色の女性と 小学校中学年を筆頭に、子供が7~8人)がどこからかわらわらと出てきて群がってきた。
子供たちにバックの中身を漁られそうになり、息子は水筒を奪われそうになり、 母親らしき黄髪の女性には
「子供1人しかいないのにチャリンコなんて持ってて生意気!アタシが使ってやるから寄こせ!じゃなかったらうちの子預かれ!車持ってんなら送れ!」
みたいなことを叫ばれた。(女性は歯がほとんどなくて、言葉が不明瞭だったけど多分こんなことを言ってるようだった。)
息子抱いてバックと水筒掴んで後ずさると、大家族?はニヤニヤユラユラしながら近づいてくる。バイオハザードみたいだった。
母親らしき女性が自転車の方に行こうと してるのがわかって、思わずバックに入ってた口の開いたハッピーターンの 袋をぶちまけると、今度はサル山のサルのように群がってきた。女性がそれを見て
「お前ら!勝手に食うな!アタシんだよ!」(多分)
と叫んで戻ってきたのを見て自転車までダッシュして息子を乗せて自分も飛び乗って必死で漕いで帰って来た。 ここ読んでもし託児依頼されたらこう言い返そうとか脳内シュミレーションしてたけど 情けないことに全部ぶっ飛んでしまった。
昨日は天気のいい日曜日だったのに公園に誰もいなかったのはそういう訳だったのか・・・。 もう絶対あの辺には行かない。
ある若い男性が友達と海水浴に来ていて、岩場の上を歩いていた時のこと。男性は足を滑らして転んでしまい、そこには「フジツボ」がびっしりと付着していたため、転んだ拍子に「フジツボ」で膝を切るケガをしてしまった。
ケガとはいっても、軽い切り傷で出血もそれほどなかったため、男性は簡単な処置を受けてから帰宅した。
それから数週間後、男性は自分の膝が痛むのを感じた。
初めはズキズキとした痛みだったが、時間が経つにつれて、我慢ができないほどの激痛へと変わった。
男性はこれはまずいと思い、近くの病院で診てもらうことにした。医者が男性の腫れた膝をレントゲンで撮ると、膝の裏側に何やら白い影が写った。
男性はすぐに手術をすることとなり、医者が男性の膝にメスを入れた。すると、彼の膝の皿の裏側から、大量に繁殖した「フジツボ」が見つかったのだ。
先輩の話。
アメリカへ出張に行っていた時のことだ。 向こうの山に登って、親しくなった現地のガイドに聞いたのだという。
一人の時に山小屋を見つけたら、入る前に注意することだ。 普通の山小屋なら何も問題は無い、ゆっくりと休むがいい。だが、
もし、小屋の扉がひとりでに開いたら―
もし、踏みしめた床が柔らかく弾力に富んだピンク色だったら―
もし、酸っぱい臭いのする液体が滴っていたら―
もし、床の上に骸骨が散乱していたら―
それは山小屋ではなく、グーディナルなのだから。
ガイドによると、その地方に伝わる民間伝承の怪物で、短編小説にもなったそうだ。 その土地には食虫植物が多く見られるのだが、「ひょっとしたらその化け物かもな」 そう言って、ガイドは酒を注いでくれたという。
>>59
なにが怖いの?
1/3
うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが、先日遊びにきました。ちょうど『ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。あれ見ながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ~」とか話していたら、おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。
おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので、予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、心配で心配で夜も眠れなかったそうです。
ある日、病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。ところがここ10年ほど、ぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、本当にうれしかったそうです。早速、近況などを報告し合おうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。
2/3
『Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。たくさんの人たちを救ってあげてるの。Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。助けられると思うわ」昔のままの非常に明るく感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としか言えなかったそうです。
しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、おばさんも疲れていたのでしょう、そんなとんでもない電話さえ、「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう」と思ったそうです。なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜、久しぶりに眠りに落ちました。
夢の中に、娘と、まだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。娘もなぜか妊娠しておらず、3人で仲良く遊んでいる夢でした。幼馴染もニコニコしていて、お花畑のような所で、すごく幸せな夢です。マリのようなもので遊んでいました。おばさんにマリが飛んできました。おばさんは胸で受け止めました。
するとそのマリの中から皮がずるっとむけるように、大きな溶けかかった幼虫のようなものが出てくるではありませんか。思わずおばさんは悲鳴を上げました。誰かに投げようにも、そこは母親。とっさに娘より幼馴染のほうを見ました。
投げようとしても、幼虫のようなものは絡み付いて離れません。それを見て幼馴染は、ケラケラと狂ったように笑います。その目は全部黒目で、穴が開いてるようです。幼虫の鳴き声と、幼馴染の幼い子供の笑い声が響くように重なります。
おばさんは飛び起きました。全身汗でびっしょりです。
「その時ね、私思ったのよ。あの幼虫はね、赤ちゃんだって。どうしてか分からない。人間の姿なんてもちろんしてなかったし、泣き声は獣のようだった。でもね、絶対赤ちゃんだと思ったの。すごく不吉に感じて、その後せっかく連絡してきてくれた幼馴染に、怖くて連絡できなかったの」
3/3
その後、何とか無事に子供は生まれ、そんな電話があったことも忘れていました。
そしてある日、何気なくつけたTVのワイドショーに、その幼馴染の名前と、夢とはかけ離れた年老いた女性の顔が映し出されたそうです。少し前にありましたよね。怪しげな新興宗教を信じて、死んでしまった我が子の皮をはいだら生き返ると言われ、その通りにしてしまった若い夫婦。
その夫婦が信じていた神様こそが、おばさんの幼馴染だったそうです。その幼馴染は何不自由ない家庭環境にいたはずなのに、おばさんの知らない10年の間に何があったのでしょう。おばさんは怖いというよりも、みていて涙が止まらなかったそうです。もし彼女に相談していたら・・・
もう、15年以上前、自分が地方の大学生だった頃の話。友人のタケ(仮名)が中古車を手に入れた。自分たちが住んでいたのは田舎だったので、車が無いと不便ではあったが、まだ2年生だった自分たちの中で車の所有率は高くなかった。
タケは嬉々として毎晩のように自分たちを誘ってドライブを楽しんでいたのだが、ある日、一緒のチームで実験をしている最中「今夜は霊園に行ってみないか?」と誘ってきた。
俺の他に誘われたのは、同じチームのサダ(仮名)。気は優しくて力持ち、東北出身の純朴な青年で軽く霊感持ち。俺もサダもそういうことは大好きだったので、喜んで誘いに乗ったのだが、これを同じチームのエディ(仮名:純日本人)が聞いていた。
こいつがちょっと面倒なヤツで、浪人と留年のせいで自分たちより3歳ほど年上。
そして何を勘違いしたのか、自分が学年の有力者として慕われていると思っており、自ら名乗るエディという愛称を嘲笑混じりに呼ばれ疎まれたりしていた。
そして、何よりも迷惑なのが『自称霊感のある人』だということ。
「おい、オマエら霊園行くのかよ?」
「え、ええ。まぁ・・・面白そうなんでちょっと・・・」
タケが(しまった)という顔で答える。
「あそこはなぁ、マジでヤバいって!先輩の○○さんが事故ったのもあそこに行った後・・・」
散々、知ったかぶりの講釈を垂れた後、エディは言った。
「ま、何かあったら俺が何とかすっからよ。用心しながらついてこいよな!」
俺たちがまだ何も言ってないうちからエディは勝手に同行することになっている。
それに、連れて行くのはタケなんだが。
俺たちは無碍に断ることもできず、その夜は4人で霊園に向かうことにした。夜8時、タケがそれぞれのアパートに迎えに来てくれ、大学近くの定食屋で夕食をとる。
そして4人を乗せた車は霊園に向けて出発。
この霊園なのだが、大学前を通る県道を町のはずれに向けて走っていくと、小高い山の中腹にぽつりと位置している。正面のゲートを抜けると駐車場があり、その奥に斎場と管理事務所の建物、それを取り囲むようにロータリー状のアスファルト道が一周し、道の外周に墓石が建ち並ぶつくりになっている。
ここは昼間は見晴らしも良く、取り立てて嫌な雰囲気があるわけでもない。だが、全国どこにでもあるように、この霊園にも『ジンクス』があり、大学の地元では心霊スポットとして有名な場所でもあった。
それは『深夜にロータリーを3周してクラクションを鳴らし、ライトを消すと・・・』というありふれたものだ。
学内ではそれをやったOBが事故にあっただの、霊に取り付かれたなどということがまことしやかに噂されており、自分も入学した当初、先輩などから散々聞かされていた。
俺たちは食事の最中からエディの薀蓄や講釈に軽くうんざりししたり、彼が首から提げている怪しげな数珠に笑いを堪えたりしながら30分ほど山道を走り、霊園へと続く分かれ道に差し掛かった。
「・・・結構いるね」
エディが真顔でつぶやく。(ほら、はじまったよ)他の3人は同じようなことを思っていた。夜間も開放されているゲートを抜け、車はゆっくりと墓石の並ぶロータリーを進んだ。
「おい、見えるか?悪意のある霊じゃないけどあそこの木の陰とか・・・」
後部座席で『霊感』を発揮するエディ。俺は助手席で笑いを堪えるのに必死だった。タケはロータリーを3周し、斎場正面に車を停めた。
「いいっすか?いきますよ」
タケはクラクションを鳴らし車のライトを切った。真っ暗な車内に沈黙が流れる。サダがごくりと唾を飲み込んだ音がした。
そのとき・・・。
「ヤバい!タケ!車出せ!!」
突然エディがわめきだした。
「え?どうしたんですか?!」
「いいから早く出せ!来てる!!」
周囲を見回したが俺には何も見えなかった。
タケは言われるままアクセルをふかし、車を急発進させる。
「いるか?」
俺はタケに訊いたが彼も全く見えてはいないようだった。後部座席を振り返ると、わめきちらすエディの横でサダが硬直していた。
「早くしろ!来てるってば!いっぱいいるんだよ!!」
エディは後ろを振り返りながらパニックになっていた。そして数珠を握り締めながら九字を切ったり、お経のようなものを唱えたりしていた。(なにこの出鱈目・・・)俺は素人ながらも冷めた目でエディの様子を見ていたが、
それでも狂ったように何かを唱えるその姿には怖くなってきた。
隣のサダもエディの姿に恐怖を感じていたのか、ドアに体を寄せ、必死で距離を置こうとしているようだった。ハンドルを握るタケも必死だった。咥えたタバコに火を点けることすら忘れ、タイヤを鳴らしながら車を走らせた。
ようやく町の灯かりが見え始め、タケはスピードを落としコンビニの駐車場に車を入れた。
「マジヤバかったなぁ」
大きく肩で息をしながらエディが言った。
「クラクション鳴らしてライト切った途端、いろんなとこからワラワラ出てきたんだぜ」
「俺、ぜんぜん見えてませんでしたけど、かなりいたんですか?」
俺はエディに尋ねてみた。
「馬鹿!オマエ、あんだけいたのに何も見えてなかったのかよ!2~30人はいたけどよ、あの中でも特に鎧の落ち武者みたいなのが・・・」
ひとしきり、どれだけヤバかったのかを語ると、エディは得意気に言った。
「何とか俺が○○経唱えて式も打ったからよ、無事に帰ってくることができたわけだな」
俺とタケとサダは顔を見合わせ、とりあえず「お陰様でした」と言うしかなかった。
俺たちはコンビニで飲み物を買い一息ついた後、そこから一番近いエディをアパートへ送っていった。エディは意気揚々と部屋に引き上げ、ベランダから俺たち3人を見送った。
タケはエディを送り届けた後、さっきまでのことを語りたかったらしく、俺の部屋で飲もうということになった。
3人は再びコンビニに寄って酒とツマミを買い、俺の部屋で安堵のため息と一緒にビールを開けた。
「で、本当にいたわけ?」タケが尋ねる。
「いや、何も。でもエディのパニックがマジで怖かったよ。狂ったのかと思った」
俺は笑いながら答えた。
「サダは何か見えたの?」
タケの問いにしばらくの沈黙の後、サダが口を開いた。
「・・・うん、いたね」
「マジでマジで?!」
霊感ゼロの俺とタケは興味深々で食いついた。そしてサダはぽつりぽつりと語り始めた。
「あのさ、エディさんは2~30人とか言ってたけど、いたのは1人。あの人にはいっぱい見えてたのかもしれないけどね。でも、俺に見えたのは一人だけだったよ」
「例の落ち武者?」
俺が尋ねるとサダは首を振った。
「いや、そんなのはいなかった。だって、この辺ってそういう話聞いたことないし、昭和になってから初めて造成された土地でしょ?落ち武者は考えられない。俺が見たのは女の人だった・・・」
「どんな?」
「よくわかんないけど、不自然に首の長い女の人。髪が長くて・・・」
「それが車を追ってきてたわけ?」
「ううん、追いかけてきてるんじゃなくてさ・・・」
「?」
「エディの横に座ってた。すげえ気持ち悪くてさ、お経唱えたりしてるエディをずっと見てたよ。ニタニタ笑いながらキチガイみたいな表情でね。」
俺とタケは凍りついた。
「・・・まさか、ずっと車にいたの?」
「ううん、コンビニに着いたときにはいなかったよ」
サダはビールの缶を握りながら言った。
「でもさ、部屋にいた。エディがベランダから手を振ってたじゃん?その後ろにその女がいたよ。やっぱり首が異様に長くて、身長も2mくらいあった」
以上、大学のときの話でした。
読みづらくてごめんね。
このときの友人に纏わる話は他にもあるんだけど、需要があったらまたいずれ書き込みます。
1/4
何年か前の冬、車で夜の山道を運転していたときの話。 冬用のタイヤを装着しているとはいえ、カーブが多い上に凍り付いた山道を走るのは緊張する。スリップすればガードレールを突き破って崖下にダイブする羽目になるのは目に見えているからだ。実際その山道では冬の事故が多く、毎年のように負傷者や死者が出ていた。
何度かハンドルを取られそうになりつつ、慎重に運転していた。 そのとき、不意に背後から光が差し込んだ。バックミラーを見ると、いつの間にかピッタリ後ろを別の車が走っていた。
あまりにもピッタリと密着しすぎているせいで、相手に道を譲るためにスピードを落として路肩に寄ることすら難しそうだった。少しスピードをあげて引き離してから同じことをしようにも、折悪く、場所は急カーブの連続で路面もツルツルに凍り付いている。下手にアクセルを踏もうものなら崖下に真っ逆さまだ。苛々しつつ、慎重の上に慎重を重ねてカーブ地帯を乗り切った。
まっすぐな道に出たので少しスピードを上げてから路肩に寄り「ほら、先に行け」と態度で示したが……そこで初めて、再び後ろが暗くなっていることに気付いた。
おや、と思って振り返った。先ほどまで密着していた後ろの車が、どこにも見当たらなかった。途中で脇道なんてなかったはずだし、後ろの車がスリップして崖下に落ちたのだとしたら、あれほど密着されていたのだから気付かないはずがない。「?」と思いながら、再び車を発進させた。
2/4
しばらく走ると、再びカーナビから「カーブが多くなるので注意してください」的な呼びかけを受けた。そこに差し掛かった途端、また後ろが明るくなった。さっきの車だった。追いついてきたらしい。またピッタリと密着してくる。スピードを落とすことすらできないくらいに。
頭に血が上ったが、怒っている場合ではない。慎重に、慎重に、慎重に……嫌な汗をかきながら、運転を続けた。途中でタイヤが「ずるっ」と滑るたびに心臓が飛び出しそうになった。カーナビは緊張を煽るように「カーブです、注意してください」を繰り返すし。後ろの車は相変わらず、ぶつかる寸前のところをついてくるし。
それでもようやく、カーブ連続地帯を脱出できた。また、さっきと同じように暗くなった。直線道路に入った途端、再び背後の車は姿を消していたのだ。いつの間にか距離を引き離していたのかもしれないし、俺の気付かなかった脇道に入ったのかもしれないが。
心臓はまだバクバクいっていたが、緊張から解放された安堵感よりも嫌がらせを受けた怒りの方が先立った。嫌がらせを通り越して、あれは事故を誘発していたのかもしれない。危険な運転をする車がいる、と警察に通報した方がいいかもしれない。あまりにも接近されていたし夜だったし、だからナンバーまでは確認できなかったが。とにかく腹が立って仕方がなかった。
俺は車内で(目の前にいない相手に対してアレだが)罵声を吐き散らしながら山道を下った。勿論、直線道路とはいえ道路は氷結しているし、何度ともなくハンドルを取られるしで、慎重な運転を心掛けないと危険な状況に変わりはなかったが。
3/4
それでもようやく麓の市街地に辿り着き、一休みしようとコンビニに駐車した。まだ心臓の高鳴りは収まらない。シートベルトが何故かなかなかうまく外れないのに苛々しながら、俺は通報のことを考えていた。 具体的に、何といって通報すればいいんだろう。
危険な車がいます、暗くてよく見えなかったけど……で、いいかな。それでも何とか、覚えている特徴を挙げるとすれば……車体は、たぶん緑色。車種には詳しくないが、軽自動車だと思う。ハイビームを浴びていたから車内の様子は分からなかったけど……そこまで考えた途端、当たり前のように、記憶の中にある背後の車の有様が克明に浮かび上がった。
前部がひしゃげ、フロントガラスは粉々に割れて車内は吹きさらしになっている。車内は青白い光に満ちており、小さな縫いぐるみや小物類が乱雑に散らばっているのが見えた。運転席でハンドルを握り、前のめりになってこちらを見ているのは、鼻のない女だった。大笑いの途中で凍り付いたままピクリとも動かない表情は、まるでプラスチックの仮面のように見えた。
見開いた目は瞬きひとつせず、口もカッと開いたままだ。鼻は無理やりもぎ取られたかのように無くなっていて、顔の中央にぽっかりと赤い穴が開いているように見えた。ハンドルをきつく握る指は、幾つかが変な角度に曲がっている。何だこの記憶、と思った途端、どうして雪道とはいえ運転がしづらかったのか、どうしてシートベルトがなかなか外せなかったのか理解できた。
俺は、ずっと震えていたのだ。歯の根が合わないし、指は(恐らくハンドルをきつく握りしめすぎたのだろう)ひどく痛んでいた。
4/4
後になって考えると、仮に後ろの車が俺の変な記憶どおりの惨状だったとしても、ハイビームを受けているし夜中だったわけで、そこまで克明に見えるわけがない。見えたのではなく、見せられていたのではないか。
そして、そんなものが見えたのに俺が事故を起こさず運転できた理由、そして安全な場所に来てから記憶が甦った理由だが……多分「ここでパニックを起こしたら事故る」「事故ったら、まず助からない」と俺の無意識が
判断したからではなかろうか。
だから俺は見えていないはずだった。でも、実際には見えていた。意識はしていなくても体は知っていた。だから、ずっと震えていたのではないだろうか。勿論これは後付けの解釈である。
俺の頭の中のイメージ映像がどうかしている可能性の方が高い。(ちなみに、一応警察には「危ない車がいる」とだけ通報しておいた。そのあとは何の連絡もないので、どうなったか分からない)ただ、心霊写真や心霊動画を見るたびに、このときのことを思い出す。
心霊写真は大概の場合、変なものが写っていると後から気付く。撮影時には誰も気付いていないことが多い。これはもしかすると、あの冬の夜の山道と同じことなのかもしれない、と思うのだ。目の前に、確かに何かがいたのかもしれない。
しかし、そういう存在を生で見てしまうのは、かなり危険なことなのだろう。だから脳がそれを拒絶し、撮影者は写真が出来上がるまで目の前の異形の存在を認識することはなかったのだ。
人間の脳ってうまくできてるよな、と思うと同時に、ふと怖くなる。もしかすると、俺の、もしくはあなたの隣に、あちら側の存在がいるかもしれない。あなたの肩に顎を置いて、覗き込むようにして一緒にこれを読んでいるかもしれない。ただ、あなたが認識していないというだけのことで。
>>81
これいいな
眠いあと頼んだ
456 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 04:44:44 ID:O7kzZ8gX0
じわ怖といえば最近の俺のカーチャンだなw なんかさー、最近夜中に外に出るんだよ。パジャマ姿で。 この間寝つけなかった時、玄関の鍵の音がしたんだよ。がちゃって。 それで気になって窓から玄関の方を見下ろしたら、カーチャンだったんだよ。
んで、キョロキョロ辺り見まわして公園の方に向かっていったんだよ。 それから時意識して見るようにしてたんだけど、決まって土曜の夜中みたいだ。 今日も出かけてったよ。一時間前に。
でも、そん時にまた窓から見てたらカーチャンと目があったっぽいんだよね…。怖ええw
まだ帰ってきてないけど、帰ってきたら、っつーか明日なんか言われんのかな とか思ったらどうにも眠れんorz
457 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 04:49:09 ID:O7kzZ8gX0
a
458 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 04:52:39 ID:O7kzZ8gX0
うそうそ。変なことを書いてごめん(笑) 上に書いてあるの全部作り話だよ。本当にごめんなさい。 気にしないで。もう寝ましょう(笑)
長いけど実際にあった?系で一番好きなやつ
1/9
北海道という土地は昔から「ヒグマ」という問題を抱えている。 本州の人間からすればピンとこないんだろうが、 北海道の山を歩き回る時は熊鈴は必須、クマスプレーという武器(?)も重要なアイテム。ヒグマはカナダなど外国の方が大量に生息しているイメージがあるが、 実は世界中どこを探しても、北海道ほど密集してヒグマが生息している土地はない。 これはあまり知られていないが、データ上の事実。
この話は、そんな北海道でアウトドア系大学サークルに所属する俺が、 同期の友人に聞いたもの。
その夏、十勝山系を縦走していた登山パーティがあった。 パーティはA、B、C、D、Eの5人構成。AがリーダーでありBはサブリーダーであった。 ABCDは中級者であり、Eは今年山を登り始めた初級者。 パーティのうち何人かは、かつてヒグマと遭遇したものの怪我をすることもなく やりすごしたこともあった。 以下は、Aが手帳につけていた日記からまとめられた内容である。
2/9
山に入って一日目。
特に事故も無く、計画通り。みな景色を楽しみ、充実。
二日目。
すでに稜線上のルートを進んでいるが、昨晩の天気予報から今日の天候が思わしくないため、 その日は停滞を決定。予報の通り雨風が次第に強くなり、テント内で食事を作って 腹ごしらえをしつつ、トランプをしたり話をしたりと、楽しく時間をつぶす。 天気予報を聞いた後、明日は朝、小雨なら出発しようと決めた。 二日目は特に何事も無く終了。
三日目。
朝、一番早く起きたCが外の様子を確認にテントを出た。 帰ってきたCに様子を聞くと、 「少し霧が出てる。待ったほうがいいかも知れない」 テントの口から外に首を出すと、辺りは真っ白。出発を遅らせることにする。
朝食後、外に出るが霧が晴れる様子が無い。 メンバーは昨日停滞したこともあって出来るなら出発したい様子だが、 事故があってからでは遅い。話し合って今日も停滞することにした。 昼、霧がさらに濃くなる。 雨こそ降っていないが、霧の中歩き回るのは危険で、テントを出るものは無い。
夜、ちょっとしたアクシデント。 Eが何の間違いか、鍋をテントの外に出し放置。 夜の動物が活動するこの時間、食べ物の臭いを外にじかに出すのは危険だ。 しばらくしてから、動物の軽い足音がテントの回りを探るように歩いている。キツネだ。 テントから出て追い払う。先ほどの鍋のせいだろうか。 この辺りはヒグマが出る。 昼なら会ったことはあるが夜は危険だ。
三日目はこれで終了。
3/9
四日目。
朝、外の様子を確認するが、2メートル先が見えず霧に包まれている。 本来の日程ではこの日になっても停滞するようなら計画を中止し、 別ルートで山を降りることになっているが、霧が濃く、行動することは危うい。
話し合うまでも無く、また停滞。午後、少しでも晴れそうなら下山することを考えたが、 霧はますます濃くなるばかりで、昼と言えど薄暗い。
トランプも飽きてきて、話題も尽きる。
夜、早めに明かりを落とし、就寝。
テントの内側が霧のためにしっとりと濡れ、テント内の強い湿気に不快感が激しい。
4/9
数時間後に、異変。
最初にBが気づき、隣に寝ていた私を起こした。 「足音がする、さっきから。キツネじゃなさそうだ」 眠ってはいなかったのか、全員が上半身を起こして耳を澄ます。
重くゆっくりとした足音。じゃり。じゃり。
時折混ざる湿気のこもった鼻息。みな息を潜め、連想しているようだ。
ヒグマ、か。
テントの周りをぐるぐると足音が回る。どうやら、一頭。
激しい獣臭が鼻を突く。誰からともなくみなテントの中央に集まって、身を固める。
そのうち、クマがテントの布に鼻を押し付けては
激しく臭いを嗅ぐ、という行動を始める。
嗅いではテントの周りを巡り、また嗅ぐ。
みな、恐怖で声を殺し震えながら、身を寄せて動かない。
しばらくして、全員が身体を大きく振るわせた。
クマがどしん、どしんとテントに体当たりを始めたのだ。
テントの布が内側に大きくせり出して、クマの形を作る。
とにかくそれに触れないように身を縮める。
本気を出されでもしたらクマにとってはテントなど紙切れだ。
悲鳴を上げそうなのをこらえながら、テントの振動に耐える。
クマは五分ほど追突を繰り返した後、またしばらく円を描いて歩いた。
また、追突。歩く。
Eは泣いている。私も泣きそうだった。
明け方までそれが続いたあと、静かになった。
全員が少し眠る。
5/9
五日目。
鳥の声で目が覚めるが、霧は晴れていないのだろう、薄暗い。
ヒグマの臭いは途絶えていない。
どこかで、もしくはテントのすぐ側で様子を窺っているのか。
みな、黙りこくっている。
沈黙が数時間。昼頃、足音が復活。
しばらく歩き回った後、また消える。
夕方、Dが勇気を振り絞って、わずかにテントの口を開けて外の様子を窺う。
「霧が、少し晴れている」
わずかに太陽の光が届き、晴れる兆しが見えた。
すぐに降りるべきだ、と主張する側と、明日まで待つべきだという側に分かれた。
まだクマがすぐそこに居るかもしれないし、今から下山を開始すれば、
夜を休憩も出来ないような登山道の途中で迎えることになるのは明白だった。
完璧に霧が晴れたわけでもない。悪天候でしかも夜に慌てて行動するのは事故の元だ。
リーダーとして、下山を許すことは出来なかった。
恐怖の中、冷静な判断だったかは分からない。ともかくも、その日はそれで日が暮れた。
誰も会話をしない。恐怖からだけでなく、パーティの考えが対立したことに大きな原因があった。
その晩もクマは周囲を巡り、時折追突をしてきた。
誰も眠らない。
6/9
六日目。
昨日の晴れる兆しが嘘のように、霧が濃い。
朝起きても、終始無言。クマを刺激しないよう、誰もものを食べない。
しかし今朝からは周囲は静か。臭いも薄らいだように思う。
数時間後、Cが、外に出る、と言い出す。
みな反対するが「様子を見るだけ、クマも今なら近くには居ない」
と言って、Cは許可を求める。
すぐに帰ってくるのを条件に、私はそれを許した。
Cが霧の中へ入っていった後Bは私を非難したが、そのうちに黙る。
しばらくして足音。Cの帰りを期待した私達はテントを開けようとしたがすぐに手を止めた。
獣の臭いがする。Dがか細い声で「Cは?」と言った。
獣の鼻息が昨日に増して荒い。すぐに追突が始まる。
私達は声にならない悲鳴を上げて身を寄せる。
しばらく周囲を巡ったのちクマは腰を落ち着かせたか、足音は消えるも臭いは相変わらず強い。
その日一日、クマの臭いが途切れることは無く、私達は動かなかった。
Cは帰ってこない。襲われたんだろうか。
---ここから少しずつ、日記の筆跡に乱れが見え始める。
漢字も平易、ひらがなが増えていく。
7/9
七日目。
今日も、霧がこい。
はらごしらえか、クマの気配が消える。
しばらくの沈黙の後、Eが山をおりる、と言い出す。
寝不足から目が血走って、声はヒステリック。
説得をこころみるも、きかず、Eは「おりたら助けを呼んでくる、待ってろ」と荷物を持って霧の中に消えた。
5人いたパーティはA、B、Dの3人になった。
クマのいないあいだにカロリーメイトなど栄養食を食べる。
会話はなし。時間がすぎる。
昼頃、外を見るが、霧は晴れない。
日ぐれ頃、クマがやってくる。中央に固まって、クマのしょうとつに耐える。
湿気がはげしく汗がでるが、みな震えて、なんとか声は出さずにいる。
Eは下山できただろうか。
八日目。
霧ははれない。
朝になるとクマの気配は消えていた。
だれも「下山しよう」とはいいださない。
たまっていた日記を書いて気をまぎらわす。この日記を持ってぶじにかえりたい。
14時ごろ、Bが狂った。
はじめに笑い出して、かんだかく叫んだあと笑いながら何ももたずにテントをとびだしていった。
きりの中に彼を見送って、しばらく笑い声をきいていたがそれもそのうち小さくなった。Dがしずかにゆっくりとテントの口をしめ、
「いったな」 と、久しぶりにDの声をきいた。
そのよるもクマが来た。
私たちは二人だき合ってよるが明けるのをまった。
8/9
九日目。
今日も、きりがこい。
クマはしばらく近くにいるようだったが、ひるごろどこかへいった。
中央でかたまったまま、すこし眠る。ひどくしずかだ。
夕方、クマのあしおとでおきる。
ついとつされると泣きさけびたくなるが、どうにかたえる。
かえりたい。
クマはなぜ、おそってこないのだろう。
十日目。
きょうもきりがこい
ごご、Dがたちあがってしずかにでていった
とめなかった
きりがはれない
クマはよるおそくにきた。きがくるいそうだ
十一日目。
きょうも きりが
こい
くまは いる
十二日目。
今日も霧が濃い。
9/9
思いのほか、長くなった。すまない。
このパーティの登山届は、事前に警察に提出されていたため、異常事態は発覚していた。
しかしまれに見る悪天候に、ふもとの警察は捜索をしあぐねていた。
天候が復活し発見されたのは、無人のテントと荒らされた荷物。日記。
最初に出て行ったCはテントから50メートルほどのところで遺体で発見された。
喉の傷が致命傷となり即死。
次に出て行ったEは、登山道の途中、崖から滑落。遺体で発見。
Bは一キロほど離れた場所で無残に食い散らされていた。
Dはルート途中の崖下から遺体で発見。
Aは行方不明である。
以上が、俺が友人から聞いた話。
これは、北海道で山を登る人たちの間で一時期流行った都市伝説なのだそうだが、
実際にクマに襲われ壊滅したパーティはあったようだ、とも友人は言った。
その人たちは、ほぼ素人。登山届けも提出せず、発見も遅れた。
現場の状態から、どうやらクマに荷物を奪われたところを、
取り返しに向かい返り討ち?にあったらしい。
北海道のフィールドを歩く皆さん、どうか、クマにはご注意を。
「こんなスレが残っているのかよ」
俺は失笑し、独り言を呟いた。 せっかくこんな過疎スレを開いたんだから、これは記念書き込みするしかない。 俺は面白半分にそう考えた。だが何を書き込むか。この板のテーマには全く知識も興味も無い。まあ、何でも書き込めばいいか。
『誰かいますか?』
俺は一言書き込んだ
普通は新しい書き込みがあればスレは板の一番上に表示が上がる。俺はわざと目立たないように上がらない処置をして書き込んだ。俺は書き込みした事に満足して、またいつもの板を開く。
一時間程経過した。俺はふと、書き込みしたスレが気になった。どんな内容でもスレに書き込めば反応が気になるのだ。まあ、何も返信はないと思いながらもスレを開く。
リロードすると新着が一件。
「おお書き込みがある」
少しの驚きと少しの感動で画面を下にスクロールする。
『いるよ』
短い書き込みだった。
そのスレに一切関係ない、俺への返信だけのレスだった。時間は俺の書き込みから三分後。こんな偶然もあるのかと驚いた。もしかしたら、板のマニアが同士を求めて常にスレを巡回しているのかもしれない。俺は試しに、同じ板の違うスレを開いて書き込みをした。
『誰かいますか?』
開いたスレも先程のスレと良い勝負の過疎り方だった。三分待ちリロードする。
『いるよ』
また同じ書き込み。IDも同じ、同一人物の書き込みだ。時間差は二分四十秒。少し早くなった。俺は試しにもう一つのスレに同じように書き込んだ。
『いるよ』
また同じIDで同じ書き込み。暇な人も居るものだ。俺は自分の事を棚に上げそう思った。他にもこんな人が居るのだろうか。俺は他の過疎板でも試して見ることにした。違うカテゴリーのマイナーな板を探し、一番下のスレを開く。ここも一年以上書き込みが途絶えていた。
『誰かいますか?』
書き込んで三分待ちリロード。
『いるよ』
思わず「あ!」と声が出た。心の中にほんの少しだけ、もしかしたらと思っていた事が現実になった。また同じIDで、同じ書き込みだった。返信までの時間差は一分。また短くなっている。
偶然では有り得ない。前の板とはカテゴリーも違うし、俺を追跡していないと書き込める時間ではない。
俺はでたらめにチョイスして三つ程スレを開き『誰かいますか?』と書き込みした。
書き込み順にリロードする。
『いるよ』
『いるよ』
『いるよ』
俺は愕然とした。
どうして?
なぜ?
最後の書き込みは俺の書き込みから十秒後。
もう暑い季節でもないのに、背中に嫌な汗が流れる。
もう止めよう。
俺は気を取り直していつもの板のスレを開いた。
『いるよ』
俺の書き込みを待たずに、同じIDの書き込みが先回りしている。
気が付くと、全身がガタガタ震えていた。
不意にどこからか視線を感じた。
もう何年も俺以外が入った事の無い部屋。
やめろ、駄目だ、言うな!
俺は心の中で叫んだが、口がまるで別の生き物のように開く。
「誰かいますか?」
「いるよ」
どこからともなく声が聞こえた。
終わり
ちなみにこれは創作です
いるよ
おもしろい面白いと思う
おつです
本家の過疎板に書き込んだら数秒後に「ここにいるよ^^」って返事があった…っていうコピペが元ネタかと分かってても不気味でした
おーぷんで、ずっと前の古いスレを開いた時に閲覧人数表示が2人以上になってると不気味だよね
どこかのスレで話題になってURLが貼られたのか、何かの不具合なのか…そういう時には試しに何か書き込んでみようか迷う
30 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[] 投稿日:2006/07/10 09:33:54 ID:1eItpzrc0
どの局が一番実況うまい?
31 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:19 ID:EG2wzFY80
何でこのスレこんな過疎ってんの.
32 名前:実況厳禁@名無しの格闘家[sage] 投稿日:2008/12/7 10:01:50 ID:8bF6c/wo0
ここにいるよ^^
>>66
日付見てぞくってした??なにこれこわ??
>>66
正直今の所これが不気味でいちばん怖い
お前、今は後ろ振り向かない方が良いぞ 後ろから見られてるから
この2chスレまとめへの反応
東海村JCO臨界事故の方がよっぽど怖いよ
>>1の話を聞くたびに、子供が駆け下りてくる坂を作画崩壊の直角坂で想像しちゃって笑ってしまう
>>11の日本兵の話って怖い話スレ大量に貼られてる時に入れられると
長いんで妹の部屋で大便ってところ流し読みしちゃって後から見直してワロタw
ってことじゃないんか
家族だけでなく日本兵の霊もドン引きしたとかそういう話だと思ってたのにw