パリでテロがあったし日本のテロ対策部隊について語る…

日本は国内の「テロ対策を強化する」という。

首相によれば「日本は国際社会全体と緊密に協力し、特にフランスとはテロ予防措置を共同してとっていく」「共通の価値観を奉ずるフランスが、いま困難に直面している。日本国民はフランス国民とともにある。 我々は結束を表明する」と首相。 /スプートニクより

パリでテロがあったので日本で同様の事が起きた時はどんな部隊が活動するのかを振り返ろうと立てたスレです。

まずは陸上自衛隊特殊作戦群。

陸上自衛隊初にして唯一の特殊部隊でアメリカのグリーンベレーやデルタフォースを元に2004年に創設される。

テロやゲリラの襲撃への対処、非正規戦を担う。M4カービンライフルやMP7サブマシンガン、H&K USP自動拳銃を装備していると言われている。

警察特殊急襲部隊SAT。ハイジャック事件や人質事件、重大事件に対処する部隊。警視庁、大阪県警、愛知県警、福岡県警、北海道警、千葉県警、沖縄県警、神奈川県警に編成されている。

装備はMP5サブマシンガン、M1500スナイパーライフル、USP自動拳銃等の他89式自動小銃も使用していると言われている。

>>2
どんな実績があるの？
アメリカとかでも活動してるって聞いたけど・・・

>>5
西鉄バスジャック事件、ルネサンス佐世保銃乱射事件、町田市立てこもり事件、愛知長久手立てこもり事件に出動していたよ。

愛知長久手立てこもり事件では初の殉職隊員が出たね….

海外では隊員の一部がドイツのGSG-9やイギリスのSASの訓練を受けているし、オーストラリアでアメリカ、オーストラリアの特殊部隊との共同訓練を実施したよ。

>>1
全てが謎の部隊・・・・

中二病的にはかっこいい。

海上保安庁特殊警備隊SST。全身は1985年に臨時で編成されたプルトニウム輸送船の警護部隊。

第五管区(大阪)隷下で常に出動出来る体制を整えている。シージャック事件や海上テロへの対処、不審船の臨検を行う。

アメリカ海軍特殊部隊SEALsの訓練を受けている他、日本の特殊部隊では最多の実戦経験があり日本の最強特殊部隊とも言われている。

装備は89式自動小銃、MP5サブマシンガン、SIG P228自動拳銃の配備が確認されている。

海上保安庁特別警備隊。
海上テロ、不審船事件の初動対処を担う他港湾の警備も担当する。警察の機動隊の銃器対策部隊に相当する部隊。

装備はs&w M5906自動拳銃、89式自動小銃の他ニューナンブM60回転式拳銃が確認されている。

警察銃器対策部隊。全国の都道府県の県警機動隊に編成されている。銃器を使用した立てこもり事件や凶悪事件に出動しSAT到着後はSATの作戦支援を担当する。

個人装備は県警によって異なるが主にMP5サブマシンガン、SIG P230自動拳銃、S&W M3906自動拳銃が主な武器。

警視庁、静岡県警、埼玉県警、愛知県警の銃器対策部隊。装備の違いがよく分かる。

海上自衛隊特別警備隊SBU。
2002年の能登半島不審船事件を機に創設。陸海空自衛隊初の特殊部隊である。任務は不審船への臨検・無力化だが市街地や山岳地域での戦闘訓練も行っているためアメリカ海軍特殊部隊SEALsのような陸海空様々な環境での運用を想定していると思われる。

装備は89式自動小銃、SIG P226自動拳銃、MP5サブマシンガンが確認されている他HK 416アサルトライフルを使用していると言われている。

特殊作戦群は対テロというより不正規戦部隊じゃないのか

>>12
確かにそれに近いね

日本版グリーンベレーなのに対テロとはどういう訳か

>>14
まぁ、特殊部隊は非正規戦以外にもテロ対策も担当しているから

原子力関連施設警戒隊。福島第一原発の事故の後、原発へのテロの危険が高まったことから編成される。隊員は警察の銃器対策部隊の隊員が選抜されているが装備、人員共に大幅な増強が必要である。

装備はMP5サブマシンガンとM1500スナイパーが確認されている。

日本でパリみたいなこと起こったらまず動くのは警察の警備部と公安？

>>16
機動隊→銃器対策部隊→SATでそれでもダメなら自衛隊が出る

まぁ特戦と特警は対テロちゃうかな

>>18
どこの国もカウンターテロリズムは警察の仕事やからしゃーない

果たして日本の警察力だけでどれだけ今日のパリみたいな事案に対処出来るだろうか….

日本は対テロに疎いとか言うけど日本赤軍やらで格が違えど対応はしてるから

>>21
確かにあれもある意味テロに近いかもね。あんな凶悪な連中に立ち向かった機動隊の人達本当に凄いわ…

日本のテロ対策部隊で幅広く使用されているH&K MP5サブマシンガンと豊和M1500スナイパーライフル

連合赤軍の活動は普通に赤色テロリズムとして分類されてるよ

オウムもそうだよ

狂信教の事件として扱われて勘違いしがちだけど

銃器製造未遂
BC兵器で無差別テロ
単独・少数犯で殺害実行

十分なテロだから

>>26
世界初のバイオテロだっけ

>>26
せやね。
あの時はSATの全身のSAPが出動したし陸自も治安出動の準備をしていたんだったね。

千葉県警成田国際空港警備隊。
1970年代の極左組織による暴動・進入事件により千葉県警に編成される。任務はテロリストの進入や空港テロへの対処。装備はMP5サブマシンガンが確認されている。

警察の対テロ部隊の紹介動画があったけど、まるで学芸会みたいなしょぼいヤツだったのは記憶にある。

>>29
特殊部隊の訓練公開はあくまでデモンストレーションで奥の手を見せない目的もあるから仕方無いよ

自衛隊装備で「9ミリ機関拳銃」てのがあるけど、どうしてそれを使わないでMP5なんだろうね。

>>32
性能と大人の事情

>>32
なんで野戦向けじゃないものを一般部隊がつかわにゃならんねん 整備は煩雑だしすぐ壊れるわ。

日本でテロ起きたら混乱と政治のゴタゴタで警察に甚大な被害が出て自衛隊が治安出動したらしたで左翼が騒ぐんだろうなぁ….いつテロが起きるか分からない訳だし法整備を急いでほしい。

来年には伊勢志摩サミット、5年後にはオリンピックがある。こういったイベントはテロの格好の標的になる。警察と自衛隊の協力体制の構築、出動部隊の円滑な活動を可能にする法整備、武器使用と自衛隊出動の制約の緩和、警察装備の強化に情報収集と課題は山積みだよ….

てか仮に日本でテロが起きたとして警察部隊や自衛隊の隊員達は迷わずテロリストを撃てるのか？

1970年の瀬戸内シージャック事件で犯人を射殺した警官が訴訟を起こされたようなことが起きることは十分ありえる。

隊員への十分な教育と訓練、そして何よりテロの驚異とそれに対する対策への国民の理解も必要だと思う。

警察のSATは8ヶ所300人、銃器対策部隊は全国の県警に1900人いるし陸上自衛隊の隊員数は約15万人いる。

テロな少数で行うから数的には圧倒的。しかし窮鼠猫を噛むを地で行くイカれた狂気、都市化が進んでいるから見通しが悪く部隊を展開出来る数も限られるからなぁ…

陸自には未だ野戦装備が多く野戦中心の訓練が多いもある意味弊害かもしれない。

そして最大の弊害が警察部隊は個人の判断で民間所有物件への退避、土地の使用が禁じられていること。

この国では防御性より法の遵守が重んじられる。一応有事法では自衛隊は民間所有物件や土地を強制的に接収して使用出来るのだがそれを場合によって警察部隊にもそれを適用出来るようにして欲しい。

ある意味での特殊部隊の中央特殊武器防護隊。

埼玉県の大宮駐屯地に隊員150人で構成されNBC兵器による攻撃に対処する。常に出動出来る体制を整えている。

敵対している国が核を保有しているしているしテロリストですら化学兵器を保有している時勢だからこういった部隊も重要。

メディアでは陸上自衛隊の第1空挺団や西部方面普通科連隊、地方のレンジャー部隊を特殊部隊と呼称していることがある。これらの部隊は各師団や旅団、連隊本部といった上級組織からの補給や支援を受けている行動する。特殊部隊は本隊から遠く離れた地域で部隊単独での行動をするから別物。

そしてこれから特殊部隊では無いが特殊部隊的性質を持った部隊を紹介してく。こういった部隊は一般部隊に比べて特殊な訓練を受けているからテロや有事の大きな戦力になる。

陸上自衛隊第1空挺団。
千葉県の習志野駐屯地に3個普通科大隊と特科中隊、団本部の隊員1900名で構成されている。モットーは精鋭無比。

空挺の機動性を生かし山狩りや水路潜入、破壊工作を任務とする。特殊部隊並みの厳しい訓練をクリアした屈強な隊員達が集う精鋭部隊として知られる。特殊作戦群を創設する際はこの部隊を母体に編成された。島嶼防衛や都市でのテロでの活躍が期待されている。

西部方面普通科連隊。
アメリカ海兵隊のような敵地への強行上陸作戦を担う島嶼防衛の切り札。

長崎県の相浦駐屯地に隊員660人で構成されている。レンジャー資格保有隊員の密度が高いことで知られる。

日本版海兵隊である水陸機動団への改編が決まっており隊員数も3000人に増える他、AAV-7水陸両用車の配備が決定している。

厳密には特殊部隊では無いがある意味では特殊部隊と言える。

陸上自衛隊中央即応連隊。栃木県の宇都宮駐屯地に隊員700名で構成されている。ゲリラの進入やテロ、海外での邦人救出といった国内外の有事における初動対処部隊。

レンジャー資格を保有している隊員が多い他機動性の高い装輪戦闘車両を数多く装備。

兵器スレの人？

>>50
せやで

>>53
乙です。いつも楽しいスレあんがと

>>55
こちらこそいつも見てくれてありがとう

海上自衛隊護衛艦付き立入検査隊。

護衛艦の乗員達から構成される臨検部隊。2002年の能登半島不審船事件を機に編成された。

主な装備は9ミリ機関拳銃、9ミリ拳銃や警棒。不審船や大量破壊兵器の拡散阻止に大きな効果を持つ。ソマリアの海賊対処行動にも派遣されている。

警察の華・機動隊。
暴動や凶悪事件、重大行事の警備に出動する。

1960年代~1970年代はほとんどの隊員が負傷してる上に2日間の合計睡眠時間が5時間弱。一日数十回の出動に給料は30%減額。爆発物処理１回の手当てが300円、１回の出動の手当てが100円。食事は１食100円の白米と漬物だけの弁当が２回という劣悪な環境に耐えて極左暴力集団から日本を守り抜いた。

陸上自衛隊と共同で訓練を行う警察銃器対策部隊。

こういった訓練は近年全国で行われていてテロやゲリラの進入といった事態に対する共同作戦や協力体制の強化を図ることが目的。

そして日本の最大の弱点が情報収集能力の低さと憲法と法律の厳しい制約。

常に海外や敵国の最新の情報を入手することはテロに限らず有事における大きな戦力になる。日本はスパイを養成したり派遣する所かスパイ天国と化しているし強い軍事アレルギーがある。

スパイに関して言えば日露戦争の戦訓から何も学ばなかったのかと言いたい。憲法と法律の弊害も一刻も早く何とかしないといけない。

辻政信の名言、「本当の敵は強い敵出なく無能な味方である」の通り。