ネットで話題“3000年に一度咲く”「優曇華(うどんげ)の花」の正体は…
ネットで話題“3000年に一度咲く花”とは?
「三千年に一度だけ咲くと言われている優曇華(うどんげ)の花を見つけました」 こんなコメントとともにインターネットに投稿された画像が、今、話題になっています。可憐な“花”の正体は?
◇「優曇華の花」話題に
投稿された画像は、小枝から細い茎のようなものが伸び、先端の丸い部分が淡い黄色に色づいています。数十の小さな花が風にそよめくような、神秘的な光景が収められています。
投稿したのは「渡辺福助」さん。今月20日、神奈川県大和市の自宅近くの公園で偶然、見つけました。最初は「キノコなどの一種かな」と思ったそうですが、やがて、以前、何かの本で見たことがある「優曇華」の花だと気付きました。
「優曇華」は「うどんげ」と読みます。「3000年に一度花をつける」と言われています。
画像がツイッターに投稿されると、ネット上では「小さくてかわいい」「めっちゃ綺麗」といった感想のほか、「優曇華の花って実在するの!?」「伝説のものと思っていた」といった驚きの声が数多く寄せられました。リツイート数は、2日間で2万5000を超えました。
◇ 花の正体 実は…
「3000年前の縄文時代以来、初めて咲いた花」…なんて思うと、とてつもなくロマンを感じてしまいます。
でも、実はこの正体、「クサカゲロウ」という昆虫の卵なんです。石川県白山市にある「石川県ふれあい昆虫館」の学芸員、渡部晃平さんに画像を見てもらいました。「クサカゲロウの卵に間違いない」とのことでした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170822/k10011107761000.html?utm_int=news_contents_news-closeup_003
渡部さんによりますと、クサカゲロウの仲間は日本の広い範囲に生息し、春から秋にかけて、枝や葉などに卵を産み付けます。茎のように見えるのはメスが腹から出した糸で、先端についているのが卵です。卵は直径1ミリほどだということです。
クサカゲロウの一種
◇ どうしてこんな形に?
どうしてこんな珍しい形になったのでしょうか。それは、卵をアリから守るためと考えられています。
渡部さんによりますと、クサカゲロウはアブラムシが好物です。アブラムシがいるところには、共生関係にあるアリも多くいて、このアリに卵を食べられるおそれがあるのです。
このため、「餌のアブラムシがいる場所で、かつ、アリに卵を食べられることがないように」というねらいで、枝や葉から離すように卵を産むのではないかというわけです。
クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。
クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。
◇ 3000年に一度の「優曇華」
それでは、なぜ「優曇華」と呼ばれるようになったのでしょうか。
大谷大学仏教学科の山本和彦教授によりますと、「優曇華」は「法華経」など古くからのさまざまな仏典に登場する植物です。サンスクリット語で「ウドゥンバラ」と呼ばれています。
「花を咲かせるのは3000年に一度」とされ、花をつけるときには、仏様がその姿を現すと言い伝えられています。正確なことは分かりませんが、それほど珍しい不思議な光景として、いつしか「優曇華」の名前で呼ばれるようになったようです。
夏の季語にもなっている「優曇華」。林や草地で注意深く探せば、見ることができるそうです。
花と見まがう美しい光景。身近にできる“宝探し”として、じっと目を凝らしてみるのはいかがでしょうか。
以下、2chの反応
3000年前に咲いたのを確認したのか?
幸せをもたらすと言われてるどこかにひっそり咲くという夢の花を探し求めていま旅立つ
千年に一度の美少女がいるんだから三千年に一度の花くらいあってもいい
カゲロウの卵のことをうどんげの花と言うのは知ってたが 3千年に一度咲くっていう話は初めて聞いたわ 毎年どっかで見かけるしw
前に咲いた時には「なんだこんなものか」としか思えなかったなあ。
三千年振りだねぇ
えぇ…、この前見たときからもう3000年経ったのか そりゃ、おれも年取るわ
漫画「三丁目の夕日」で優曇華の花ってあったな。カゲロウの卵で、見かけると吉(或いは不吉)の前兆とか
カゲロウって蟻地獄かと思ってたけど 蟻に食われてあぶら虫食べるのか
>>34
ウスバカゲロウの幼虫はアリジゴクであってる それ以外のカゲロウの多くは幼虫は水中ですごす
>>41
君の言ってる「カゲロウ」とクサカゲロウやウスバカゲロウは全く別の種だから注意。
なんで今更話題になってんだ? モノ知らん奴が帰省したからか?
クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。
クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。
大事なことなので(ry
俺の生家では1年が3000年か 概ね毎年見た
それぐらい珍しいって例えなのにそのままとるバカの多いこと
配達先の玄関に咲いてたけどそんなにレアアイテムだったのか 俺んちの雨戸にも割いていた
葉っぱの裏に付いているのをよく見かけるな
優曇華の華ってケサランパサランのことかと思ってたわ
戦時中、電灯の傘にこれがつくと、戦地に赴いた人の家族は「ああ、あの人は死んだ」と思ったそうだな
この2chスレまとめへの反応
3000年に一度とか、韓国人みたいにフカシてんじゃねーよ
庭にもあるか探してみよ
優曇華と聞いて迷宮寺院ダババを連想する俺はもうすぐ40のおっさん
美味いの?
懐かしい…
3000年ぶりに見たわw
東方で、変な名前だなーと思っていたけど
意味がある名前だったのか
今日1日で3000人が見た。