日本、弾道ミサイル防衛に1兆5800億円も投入していた 政府想定外
ミサイル防衛費1.5倍超 政府想定超え累計1兆5800億円
北朝鮮の脅威に備えた弾道ミサイル防衛(BMD)に関し、政府が整備を始めた二〇〇四年度以降、想定を上回る規模の予算を投じていることが防衛省への取材で分かった。
一六年度予算案を含めると、十三年間のBMD関連費用は累計で約一兆五千八百億円。北朝鮮が人工衛星と主張する事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、安倍政権は新たなミサイル迎撃システムの配備検討を表明したが、導入すればさらに費用が膨らむことになる。(横山大輔)
政府は〇八年四月の国会答弁で、BMD整備費を全体で「八千億円から一兆円程度を要する」と説明していた。約一兆五千八百億円という累計額は既に一・五~二倍に達する。
現在のBMDは、海上自衛隊のイージス艦四隻に搭載したSM3ミサイルと、全国に三十四基を展開する地上配備型のPAC3ミサイルの二段構えで弾道ミサイルを迎撃する。
BMDは「スパイラル開発」と呼ばれ、順次能力向上を図る手法で開発が進むため、数が増えなくても費用が上乗せされる。
実際、高性能レーダーなどの関連装備費や日米共同の開発費も加わり、毎年度数百億~一千億円超の予算がかかっている。特に安倍政権ではBMDの強化を打ち出し、SM3搭載イージス艦を八隻体制に増強することを決定。一五、一六年度のBMD関連費は単年度でそれぞれ二千億円を超えた。
北朝鮮の事実上のミサイル発射を受け、さらに配備を検討するのは、米軍の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」。
迎撃高度がSM3とPAC3の間で、導入すれば三段構えの体制になる。費用は米政府との協議次第だが、少なくとも数千億円との指摘がある。
製造元の米ロッキード・マーチン社によると、アラブ首長国連邦に二基売却する概算契約は約二十億ドル(二千三百億円)だった。
菅義偉(すがよしひで)官房長官は、北朝鮮による弾道ミサイル発射前は「国民の安心・安全のための対応策はしっかりと整えた」と強調したが、発射後は「国民を守るため検討を加速する」と新システム導入に意欲を示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016022302000119.html
◆際限なく競争続く
元航空自衛隊空将補でNPO法人「国際地政学研究所」の林吉永事務局長の話 弾道ミサイル防衛能力を向上させれば、相手はさらにかいくぐるミサイルを開発する。
巨費を投じ新システムを導入しても「穴」は出る。際限ない競争が果てしなく続き、歯止めが利かない「安全保障のジレンマ」に陥る。
安倍政権は安全保障関連法の議論で米国との「同盟強化」をあれほど強調しながら、日本を狙う弾道ミサイルに米軍とどう迎撃体制を組むか全く説明していない。
国民に知らせず、巨額の予算を投じることは許されない。
<高高度防衛ミサイル(THAAD)> 米軍がミサイル防衛(MD)の一環として運用する地上配備型迎撃ミサイル。
弾道ミサイルが大気圏外を飛んでいる間に迎撃し損なった場合に備え、大気圏内に再突入してくる高度150キロほどとされる段階で撃ち落とすとしている。PAC3も地上配備型だが、着弾直前の高度十数キロで使われる。
以下、2chの反応
まだまだ…中国見てみろ 何万発持ってんだよ?
国を守る為なら仕方ない
でもここ削るのはないわ むしろガンガン作れよ
防衛は仕方ない
少ないくらいだわ
わかったミサイル防衛のほう予算削って武器買おうぜ
パチンコ税を10%かければ2兆円出来る
まぁ早くレールガンとレーザー兵器を作るべきだな ロシアや中国の戦闘機なんか 瞬殺だろ
いくら打ち込まれても、打ち返せないだろ
その金でこちらも弾道ミサイル作ったら良いのに
弾道ミサイル作らないからこうなる
これなら核弾道ミサイル作った方が安上がりだったな
戦時なら敵国は数百発同時に撃ってくる 全然足りないぞ。
いままで日本は「自国の防衛」という心配無しに 経済や技術を高めることに集中できたけど これからは「平和はタダではない」ということを認識しなければ。
敵のミサイル落ちたらこれの数百倍の費用がかかるけどな
その金を手にしてる奴がいるってこった
>>1
全部アメ公の懐に入るんだろ。氏ねや。
>>33
防衛せずミサイル打ち込まれたら死ぬのは日本人だぞ
出すのはいいんだけど、どうせ中抜き中抜きで半分ぐらい無駄になってたりするんだろ せめて国防に関するところはスマートに進めてほしいわ
いい加減内閣不信任決議案だせよ糞野党
これだけお膳立てしてんのにまだサボる気か
>>31
日本人を守るために金を使ったら内閣不信任案?
おたく、どこの国の人?wwww
で、ひとつ聞きたいのだけど迎撃システムが完成した暁には敵が撃ってくるミサイルを全弾100%打ち落とせるようになるの?
99%にしかならないなら、程ほどのところで諦めて別の手段と併用したほうがよくない?
>>60
弾道弾だとムリ
島国の日本でPAC3とかもムダで意味のない装備 他国に攻めて行って陣地があるなら用途はあるw
>>63
何で?
>>71
銃弾を狙い撃ちしてるのと同じだから 1に対して100発くらい撃てればあたるかもなw
>>63
PAC3は基地などの重要施設をピンポイントで守る保険だから 迎撃率もそれなりにあるし意味はある
1兆円のおもちゃ
どうせ打ち落とせないんだからミサイルは諦めるべき
>>64
撃ち落とせない根拠は?
試験では撃ち落としてるけど
>>72
1 試験と違って「この日に発射しマース」なんて敵国は言ってくれない
2 当たり前だけど数百発飽和攻撃が来るだろうから
>>74
前者は偵察能力と隠蔽能力の戦いでMDの性能とは関係無いし、日本も導入を検討しているアショアなら数個設置すれば24時間日本全土をカバー出来るけど
しかも地上設置型だから性能のアップデート次第で迎撃ミサイルも幾らでも増える あと弾道ミサイルって発射装置とセットじゃないよ?
発射装置はミサイルより少ないし、同時発射しようとしたら発覚する可能性が格段に上がる
>>81
1発に10個の核弾頭と同じ数のアルミ風船を搭載した弾道ミサイル これを4隻のイージス艦でどう迎撃するんだ?
発射装置などと詭弁を弄するまでもなく現状飽和攻撃は可能でしょ
>>93
そもそも現行のSM-3では多弾頭までは想定してないけど?
発射可能数が迎撃ミサイルより少なかったから飽和にはならないよね それと発覚してミサイル狩りされた場合、どれだけ発射できるかという話もあるわな
>>105
多弾頭に対応してないんなら単なるおもちゃじゃんw
>>107
全てのミサイルが多弾頭だとでも… しかも技術的な蓄積と将来は無視か
>>113
まあSM3 block2はMKV(多弾頭迎撃体)を搭載する予定だったけど、多弾頭ミサイルの脅威なんて極僅かで緊急性が低いと 当のアメリカが判断して、MKVよりも対ICBMを想定した改良に移行しているからな
多弾頭を錦の旗にしている阿呆は何を考えているのやら
>>74
2008年11月19日に行われた海自にとって初めての事前通知なしの抜き打ち試験 この時は失敗
TDACSの制御ガス・バルブに発生した不具合で、同じ工程で製造されたSM-3を米軍が試射した際には 迎撃に成功しており、設計や製造工程の問題ではなく、極めてまれなケース
2009年10月27日に行われた事前通知なしの抜き打ち試験
護衛艦「みょうこう(DDG-175)」がSM-3ブロック1Aによって高度160kmで分離型準中距離弾道ミサイル標的の迎撃に成功
2010年10月28日に行われた事前通知なしの抜き打ち試験
護衛艦「きりしま(DDG-174)」がSM-3ブロック1Aによって高度160kmで分離型準中距離弾道ミサイル標的の迎撃に成功
>>76
実験では成功してる方が多い ググったのなら分かってるはず
ちなみにSM-3を用いたイージスBMDの迎撃試験はこれまで32回実施され、そのうち26回の迎撃に成功している
迎撃率81%は高い数字
試験の成功率はあくまでも試験だけのものという見方もまあ否定はしないが、イージスBMD試験の多くは発射時刻などを 伏せた実戦に近い条件で行われている コンバット・プルーフされていないから意味がないというのなら中国のも北朝鮮のも全て同じになる
PAC-3とTHAADについてはさらに成績は優秀で、PAC-3は2009年以降失敗はない 現行のPAC-3MSEも同時多目標迎撃試験などを何度も成功させている THAADは2006年に現在のコンフィギュレーションになって以降、13回すべての迎撃試験を成功させている
>>122
SM-3で迎撃できなかったミサイルを最後に受け持つのがPAC-3だけど PAC-3の射程圏に入るまで少し合間があるのよ
その合間で迎撃出来るのがTHAAD
>>126
なるほど
超隙のない飛天御剣龍の三段構えみたいなもんか 外したら死ぬっていう
>>122
どっちも落下してきた弾道ミサイルを最終段階で撃ち落とす点では同じ
ただしTHAADが高度数十キロから百数十キロの高層大気~大気圏外で撃ち落とすのに対して、 PAC-3は高度十数キロ以下のホントにギリギリで撃ち落とす
カバー範囲についてはPAC-3は20キロくらいしかないので首都圏の主要部を守るだけでも 数箇所にランチャーを展開させる必要があるけど、THAADは200キロくらいをカバーできるから 1箇所にランチャーを置けばそれで首都圏は丸ごとカバーできる
こう書くと「じゃあTHAADがあればPAC-3要らないじゃん」と思いがちだが、THAADは逆に 高度数十キロ以下の大気圏内では使えないし、用途もホントに弾道ミサイル迎撃専用で 航空機や巡航ミサイルには対応できない
PAC-3は普通の対空ミサイルなので低空の目標や普通の航空機にも対応可
防衛より攻撃に金かけたほうがどう考えてもコスパいいだろ ミサイル防衛システムって名目で巡航、弾道ミサイル導入しろさっさと
>>130
コスパの問題じゃなく米国が難色を示してるから難しい
結局防衛なんて無理だって 報復を想定させた攻撃力を上げた方がコスパいいって
>>136
だから専守防衛が国防の根幹である日本では難しいんだよ 敵地攻撃能力を有する装備一つ導入する事さえ困難だって分からないのか?
>>191
落ちて来た物を撃墜するのが役目なんだから当たり前じゃない 「役割の違い」ってわかる?
こんなの削ったら亡国待った無しだろ アメリカがやる気無い以上防衛費が増加するのは仕方ない
13年で1兆6000億程度はあたりまえだろう。高くない。
策源地攻撃手段も必要だが、問題は日本もアメリカも200以上あると 言われる北朝鮮のミサイル発射基地すべてを把握できていない。 地下施設とトンネル、鉄道やトラックを組み合わせた発射手段があった場合はアウトだ。
BMDは果敢に進めるべき、特にイージス艦は現状一艦あたりSM-3を8発だろう。
日本独自で一艦あたり数十発から100発以上のSM-3を発射、管制できる BMD艦を作るべき。こういうフネは将来空母に取って代わる主力になる。
これから中国と北朝鮮のミサイル撃っちゃおうかなチラチラでどんどん税金を消耗させる作戦が始まる
この2chスレまとめへの反応
>>205
>日本独自で一艦あたり数十発から100発以上のSM-3を発射、
>管制できるBMD艦を作るべき
艦船にする必要性がない。地上に配備すればいい。
(イージスシステムを地上に設置するだけの話)
山奥に作れば問題ない