体験した怖い話語ってく
何年か前に俺が体験した怖かった出来事について語ってく。
俺は霊感ゼロだし幽霊とかも信じてなかったけど、この一件で信じるようになった。
ありえんような話だから、まあ創作だと思って気軽に見て行ってくれ。
注意事項な
見たら呪われる系の話じゃないんでご安心を
内容的に人によっては反日、在日だと誤解される内容があるかもだけど俺は純粋な日本人
書き溜めてないからゆっくりです
かまわん続けろ
とりあえず当事者のスペックな
俺
田舎の高校二年生
霊感ゼロ
身長低いフツメン
趣味はゲーム
兄
大学2年生
身長低いフツメン
趣味はPCいじり
本人曰く若干霊感あり(よく金縛りに合うらしい)
母
専業主婦
霊感ゼロ
しっかりしている
父
公務員
結構抜けているところがある
霊感ゼロだが、本人曰く若いころは霊感あったらしい
近所のおじいさん 詳しくは後程
それじゃ語ってくわ
事の発端はさっき紹介した近所のおじいさんが亡くなったところから始まる。
その近所のおじいさんってのは家の近所に住んでいた普通のおじいさん。そのまんまだな。
人当たりがすごく良くて、俺たち兄弟がガキの頃はよく一緒に遊んでくれていた。
たまに家に上げてもらってスイカとかごちそうになってた。
近所との付き合いも広い人で、うちはもちろんのこと、他の近所の人たちとも仲が良かった。
ただ身寄りがなく、俺が高校に入学するころには体調を崩してあまり外には出てこなくなっていた。
そのころはヘルパーのおばさんがおじいさんの家をよく出入りしているのを見かけた。
そんなある休日のことだったんだが、そのヘルパーさんがうちに訪ねてきた。
何だろうと思うと、おじいさんが亡くなったから葬式に参加してほしいとの知らせだった。
死因はよく覚えてないんだけど、なんかの病気だったと思う。
ヘルパーさんの話だと、おじいさんは亡くなる前に遺書をしっかり書いていたそうで、 死んだ後の遺産のことや、家屋の処理についてヘルパーさんに頼んでいたとのことだった。
その遺書の中に、家の家具や食器などは近所のほしい人にあげてもいいと書いていたそうで、 欲しいものがあれば家屋を解体する前に持っていってくれとのことだった。
うちの両親は別に行かなくてもいいと言っていたので、俺と兄で家を見に行くことになった。
俺はおじいさんとの思い出の品でもあればいいなと思っていたが、兄は売れそうなものを見つけて お金にしようとしていたらしい。
実際におじいさんの家に行ってみると先客が結構いて、めぼしいものはほとんど残ってなかった。
俺は庭に置いてあったおじいさんが大切に育てたであろう盆栽を1つ頂いて帰ったんだが、兄はもう少し探索してから帰ると言っていた。
俺が家に帰って盆栽の管理方法について調べていると兄が意気揚々と帰ってきた。なんでもおじいさんの家で面白いものを見つけたと言っていた。
兄は布に包んだ棒状の物を俺に渡してきた。
布を取ってみると中にはなんと立派な刀が入っていた。
かっこええ!と思うと同時に、これ銃刀法違反とかで違法なんじゃね?と心配になった思い出。
鞘から刀を抜いてみると刀身は結構さびてて、銀色の部分のほうが少なかったと思う。
兄「めっちゃカッコいいだろ?オークションで高く売れそうじゃん?」
俺「売れるかもしれないけど、法律上いろいろまずいんじゃない?」
兄「すぐ売れば大丈夫でしょ!」
うろ覚えだけどこんな感じの会話をしたと思う。
この日の夜からうちで不可解な現象が起きるようになる。
その日の夜のことだった。
家族みんなで晩飯を食べていると誰もいないはずの玄関のライトがぱっとついた。
家の玄関のライトはセンサー式で人が通ったりしたら明かりが点くんだが、家族は全員居間にいるから玄関に誰もいないのは明確だった。
その時は家族みんなで「不思議だねえ」「虫にでも反応したんだろ」みたいな話をしたと思う。
そのあとは普通にテレビ見て、風呂に入って寝た。
俺はその日寝てから人生の中で1番最悪な夢を見た。今でもはっきり思い出せるくらい。
俺は知らない部屋の中でぶっ倒れてた。
脇腹が痛くて痛くて動くことができなかった。頑張って脇腹を見てみると服が血で真っ赤になってた。
頭の上のほうから謎の言語で叫んでいる声が聞こえたんだが、知らない言語なのに「たすけて!」「いやだ!」と言っているのが分かった。
声のする方を見ると、俺の妹が軍人らしき人たちにレ○プされていた。ちなみに現実の俺に妹なんていない。でもそこにいるのは間違いなく俺の妹だった。もう訳わからんな。
妹は俺に必死に助けを求めて抵抗していたが、軍人数名に押さえつけられ、殴られ、本当に無力な抵抗だったと思う。
俺はもうね、マジで怒りに震えてた。その軍人どもが憎くて憎くて仕方なかった。
さっきまで幸せな家庭だったのに、こんなの酷すぎるって。
たとえこの命が尽きても、絶対にこいつらをぶっころす。
まだ年端もいかない妹をこんな目に合わせている奴らを許しはしない。
俺はもう怒りと憎しみだけで立ち上がってた。
脇腹は死ぬほど痛かったけど、口の中は血だらけで声も出なかったけど、そんなことはどうでもよかった。
そうして妹に群がる軍人どもに飛びかかろうとしたとき、背中に激痛が走ってまた倒れた。
もう訳が分からなかったがとにかく憎かった。
背中の方からははっきりと日本語で「下衆ながらあっぱれなものだな。誇って氏ぬがいい。」と聞こえた。
でもその時の俺にはこれがなんて言っているのか分からなかった。
視界が暗くなっていく中、ただただ憎くて憎くて悔しくて情けなくて。
俺は汗だくで飛び起きた。
もう訳が分からな過ぎて、憎い感情も収まってなくて、今のが夢だと気付くのに3分くらいかかった。
高校生のくせに怖くなってしまった俺は一人で暗い部屋にいることができずに、とりあえずお茶でも飲もうと思って居間に行った。
居間に行くと深夜にもかかわらず母親が起きていた。母親はなぜか洗面器にゲロ吐いてた。
俺「どうしたん?体調でも悪い?」
母「いやね、そういうわけじゃないけど嫌な夢を見てね・・・」ゲロゲロ
話しながらゲロを吐き続ける母親。なぜか俺ももらいゲロをしてしまった。
俺は床にしてしまったゲロを処理しながら俺も嫌な夢を見たことを話した。
お互い見た夢の内容が内容だっただけに詳しい内容までは話さなかった。
母親に後日聞いた話だと、夢の中では母親は妊婦で、何かから逃げるように川の中を歩いていたらしい。
ようやく岸にたどり着いて、助かったと思った途端に何者かに刀でざっくりと切られたそうだ。
その後その何者かは母親の腹を裂いて赤子を取り出し、母親の前で斬殺したとのことだ。
その赤子ってのが結構大きかったみたいで産声をあげていて、その産声が頭から離れないって言った。
まあ、この母親の話は全部事が終わってから聞いた話で、このときは嫌な夢とだけ言ってたと思う。
そんなこんなでゲロの処理が終わるころ、兄の部屋から奇声が聞こえてきた。
何事かと思って兄の部屋に直行したら、そこにはとんでもない光景が広がっていた。
兄の部屋を見ると、全裸で鬼気迫る表情の兄が奇声を発しながら自分のケツをパシパシ叩いてた。
俺はこれはヤバいと思って全力で兄を押さえつけた。
兄は思いのほか全然抵抗とかしないであっさりと取り押さえられた。
俺は兄が何かに取り憑かれたか、気が狂ってしまったのかと思っていたんだが、信じられないことに兄は正気だった。
何でも兄も怖い夢を見たらしく、全裸でケツを叩いていたのは除霊のおまじないだと言っていた。
後で調べて分かったんだけど「ビックリするほどユートピア」っていう割と有名なおまじないだった。
こんな話だけどギャグとかじゃなくてマジな話だからな
この日は父親以外の家族は全員ガクブルで居間に布団を敷いて一緒に寝た
次の日、兄と昨日見た夢の内容について語った。
兄は何でも処刑される夢を見たとか。
処刑された理由は「目つきが鋭いから」
むちゃくちゃ訳わからんけど兄は夢の中で目つきが鋭いゆえに処刑されたらしい。
お互いの夢を語っていくうちに共通点がいくつかあった。
お互いに殺される夢であること。夢の中で自分たちの言語が未知の言語であること。 死ぬ直前に日本語を聞いているが、夢の中では日本語を理解できていないこと。
こういった共通点が見つかった。
兄はこれは心霊的なものじゃないかって言ってた。
俺は幽霊とか信じてなかったけど、実際怖かったしそーゆーのもあり得るんじゃないかって思い始めてた。
ではこのような怪奇現状?が起きている原因と言えば思い当たる節は1つしかない。
おじいさんの家から持ってきた刀だ。
あの刀絶対呪われてんだろって結論が出た。
は刀をどうするか。
俺はおじいさんの家に返して来ればいいと思ったんだけど、兄はどうしても売りたいと言っていて、その日のうちにオークションに出すことになった。
でも刀は落札されることなくまた夜を迎えた。
この日は玄関のセンサーが大暴れだった。
昨日は1回だったのが今日は数分おきにライトが光る光る。
父親以外はもうガクブルでした。
父親はセンサーがぶっ壊れたんだなって言ってライトの電源を落としてた。
そのあとは家じゅうラップ音がバッシバシ。
兄は刀を家に置いたまま友達の家に泊まりに行った。まじ兄ふぁっく。
そういえば登録書がないと模造刀でもないかぎりオークションだせなくね?
>>56
なんかそれっぽいのはあったよ。ただ後で調べたら警察に持っていくのが正解だった。
その日も仕方なしに寝ることになって絶対寝れないわって思ったけど普通に寝てしまった。
そして案の定また最悪な夢を見てしまう。
今度の夢は前回の夢とはまた違った夢だった。
俺は河川敷にいて、手と足を手錠みたいなので固定されて正座してた。
それでなぜか体はビショビショ。
水ではなく、灯油?みたいなのでビチョビチョ。
で、俺の周りにも同じように手錠されてビチョビチョの人が何人かいた。
それで数人の軍人らしき人たちに銃を向けられた状態で無言でみんなで正座してた。
これはもう火を点けられる以外の選択肢はない状況だろうと思った。
だったらせめて軍人を一人でも道ずれにしてやろうと考えていた。
寝ないといけないのに続きが気になる 明日も遅刻確定か。。。
>>62
明日もって今日も遅刻かい!
そのうち案の定、数名の軍人が火のついた松明みたいなのを持ってきて俺達のほうに投げてきた。
もちろん俺たちは大炎上した。
最初はヒリヒリするだけで割と大丈夫だったんだけど、すぐに全身が痛くて死にそうになった。
やるなら今だと思って近くにいた軍人に向かってジャンプ。
でも、足にも手錠されてるから当然上手く移動できずに転倒。
それでも一矢報いようともがいてみるも、もう痛すぎて一矢報いろうって考えを忘れた。
痛すぎてのたうち回っているうちに段々目が見えなくなってきた。
眼球っていうか、顔の内側が焼けてるような感じがして死ぬかと思った。
もう死ぬ思いで薄れていく視界の中で軍人っぽいシルエットに向かって全力で転がった。
もう少しで届くかもしれないと思ったときに、何か冷たいものが俺の胸を貫いていた。
ああ、ここまでかって思ったところで目が覚めた。
もう夢だってすぐに分かったんだけど全身ヒリヒリするし、胸の所が冷たい感覚も残ってて気分は最悪だった。
また居間に行ってみたら母親も起きてて録画したドラマを見てた。
母親はそもそも寝る気がなく、オールするつもりだった。
母「また怖い夢見たんでしょ?」
俺「うん」
母「兄はそれが嫌で逃げ出したのかもね」
俺「それ以外ありえないでしょ」
この日は母親とドラマを見て夜を明かしました。
父親つええな
ネタバレ:黒幕は親父
>>72
ワロタw大どんでん返しだなw
ドラマを見ながら俺はいろいろと考えた。
俺達の見た夢は、おそらく日本軍に殺された、それもあの刀で殺されたどっかの国の人たちの怨念が俺達に死んだときの夢を見せてるんじゃないかって。
そう考えれば辻褄が合うような気がしてた。
ではなぜそんな刀がおじいさんの家にあったのか。
おじいさんは怖い夢を毎晩見ていたのか?
そんな疑問が出てきた。
次の日はおじいさんの葬式だったので、俺はそこでヘルパーさんに話を聞きてみようと思った。
どうでもいいけど兄が原因かもしれんのに逃げるとかひでぇ奴だな
今日は眠くなったからここまでにするわ
明日また続き書いてく。
ここまで来てそれはないだろ
気になるんだが
でも今のところ悪夢みただけだよな
寝たら悪夢見るんだろ?
おいおいこっちは遅刻覚悟してんだよ!
この2chスレまとめへの反応
スペック(笑)を書き始めた時点で読む気なくす